『スタイリングしても美容師さんのようにうまくセットができない。』
スタイリングで悩んでいる男性は多いと思います。
もっと個性的に周りの人よりもかっこよく目立つには?
実は美容師さんがスタイリングがうまいのには理由があるのです。
明らかに自分のスタイリング方法と違っていると思うので美容師ならではのスタイリング方法をご紹介します。
目次
美容師のスタイリング方法
美容師のスタイリングにはある共通点があります。
それがウェットとドライです。
スタイリングをする上で一番といってもいいくらい大切です。
決して省かないようにしましょう。
スタイリングに共通するテクニック
寝癖や根本の潰れをしっかり直すためのウェット
スタイリング前には必ずウェットにしましょう。
なぜウェットにするのかというとスタイリングをするときは朝が多いと思いますが、朝は寝癖がついていたり、寝ているせいで髪の根元が潰れてしまっていることがほとんどです。
これは水スプレーだけではもとに戻りません。
ですからシャワーを浴びて必ずびしょびしょになるくらいウェットの状態にします。
根本を立ち上げ形を作る下地作りのドライ
髪をびしょびしょに濡らせば根本の潰れや寝癖をリセットできます。
そのタイミングでドライヤーで乾かしてあげましょう。
そうすると自然な根本の立ち上がりがでます。
根本が立ち上がるとスタイリングが決まりやすいです。
ドライのついでにある程度スタイリングの形を作ります。
もし前髪を立てたければ前髪の根元をドライヤーで立ち上げあらかじめ形を付けます。
はっきり言ってしまえば美容師のスタイリングテクニックはこの2点に絞られます。
なのでこの2点は必ず守ってください。
ノーマルスタイリング
ウェット&ドライが完了した状態でノーマルのスタイリングに入ります。
ほとんどの美容室ではワックスを使うことが多いのですが、稀にワックス×ジェル、ワックス×ムース、ジェル、ムースのみを使うことがあります。
それはその時のスタイルによりけりです。
ここではワックスオンリーのスタイリング方法をご紹介します。
ワックスの使い方
ショートヘアなら100円玉程度のワックスを手に取りしっかり手のひらに伸ばします。
いきなり髪の毛にベトッと付けずに髪の毛先を撫でるように全体にワックスを塗布します。
手のひらのワックスが半分くらい髪に乗ったら次第に髪の中間部分にまで揉み込みます。
そして毛束を指で摘みながら形を整えていきます。
一つ注意があるのですが、ワックスは根本にはつけないようにしましょう。
ハゲる原因になります。
ヘアスプレーの使い方
髪の長さがある程度あれば最後はヘアスプレーで仕上げます。
ワックスだけだと朝は良いのですが、時間が経つに連れスタイリングした髪がへなってきます。
夜までしっかりスタイリングをキープしたいのであればワックスでスタイリングしたあとヘアスプレーでヘアを固めましょう。
固めると言っても軽く全体にふるだけで良いです。
ヘアスプレーを使う際も一つ注意点があり、頭部から20センチくらい話してから塗布していくようにしましょう。
そうすればその日の夜遅くまでヘアスタイルをキープすることができます。
パーマスタイリング
パーマのスタイリングもウェットとドライは大切です。
特にウェット。
パーマは乾けば乾くほどパサパサに伸びていきます。
しかしウェットにするとパーマがしっかり戻ってきます。これはシスチン結合といいます。
パーマの種類によってはドライヤーを使わずにタオルドライだけでワックスを付けてウェット仕上げにする方法もあります。
パーマスタイルにはワックスorムースを使う
パーマスタイルには基本ワックスかムース、ワックスとムースを混ぜて使うことが多いです。
私の場合はワックスとムースを混ぜてスタイリングをすることがほとんどです。
なぜムースを混ぜるのかというとワックスだけでは硬すぎて、あまり良いパーマが再現できません。
そのためウェット感の強いムースでワックスをゆるくして使うことが多いです。
ワックスもハードワックスをよく使います。
ワックスの選び方は好みでokです。
セクションカラーや毛束を目立たせるスタイリング
カラーリングの中でもセクションカラーやメッシュなどは毛束感が重要になります。
カラーリングにはワックスを使う
ワックスを手のひらにのせ髪全体になじませたら指でハイライトやローライト部分をつまみ毛束を作ります。
またセクションカラーの面積が多いときはセクションとノーマルカラー部分を毛束で織り交ぜながらスタイリングをしていきます。
要は何を目立たせたいのか?です。
でもカラーだけがメインになってしまうとスタイルとして完成しませんので、全体のバランス感も大切です。
ここはもう練習しかありません。
仕上げはヘアスプレー
ここでも最終的にはヘアスプレーを使って仕上げることで長時間スタイリングが持ちます。
コテやアイロンを使ったスタイリング
ウェット、ドライが終わったあとにコテやアイロンで形を作っていきます。
順番としてはウェット→ドライ→コテ・アイロン→ワックス→スプレーといった順です。
コテやアイロンも数こなすごとに上手くなります。
なので何度もチャレンジしましょう。
でも、コテ・アイロンは高熱処理なので髪がダメージしやすいです。そのためヘアケアもしっかりしていきましょう。
まとめ
はっきり言って美容師のスタイリングの上手さはウェットとドライをしっかりしているからです。
あとの形作りは慣れもあるので何度も鏡を見ながら練習するのみです。
なのでウェットとドライだけはしっかり行えば必ずスタイリングが上手くなります。