男のための後ろ髪のトリセツ|セット次第で印象が変わる!

 「髪型やヘアセットには気を遣っている!」という男性は多いと思いますが、「後ろ髪にもかなりこだわりがある!」という男性は意外と少ないのではないでしょうか?
大体の人はヘアセットをしている時は正面から鏡を見ながら行うため、後ろ髪をセットし忘れていたり、スタイリングを行っても上手く決まらずついつい雑になりがちに。

髪型は全体のバランスが命と言っても過言ではないため、今日から後ろ髪のセットにチャレンジしてみてみると見た目の印象がもっと良くなるかもしれません。

ここまで読んで、後ろ髪を指摘されてギクッとした人は要チェックです。

男の後ろ髪はセットの前の下地作りからが勝負

メンズのヘアセットはブローで決まる

髪型や毛質によってヘアスタイリングの悩みはあると思いますが、男性の髪をセットする場合に共通しているのはブローによる基本の土台作りです。
このヘアセットの下地ともいえるブローをしっかり行うことは、髪の悩みを解決し、後ろ髪や全体のバランスを決めると言っても過言ではありません。

後ろ髪のセットの仕方も全体のセットを行う時のようにまずは水で根元から濡らし、ドライヤーを使って悩みに合ったブローをするのがポイントです。

「はねる」「うねる」「寝ぐせがある」の場合のブロー方法

例えば、「寝ぐせで後ろ髪がはねる」「髪全体がくせ毛でうねる」という人。
この場合はクセが気になるところをまんべんなく水で濡らし、根元を指でしっかりと伸ばしながら乾かすことでクセや髪のうねりを取り、スタイリングがしやすくなります。

また、ドライヤーをしても天パが気になるという人は髪全体に軽くアイロンを当てて伸ばしてあげてからセットすると長時間キープができます。

「ぺったんこ」「立ちにくい」「ボリュームがない」の場合のブロー方法

後ろ髪は寝ている時に髪の根本が下を向き、よりボリュームが減って髪の毛が立ちにくい箇所です。
「ストレート過ぎてぺったんこになる」「後ろ髪が立たせづらい」「ボリュームがない」といった人なら、濡れた髪の根本から逆立てるようにドライヤーの風を送るとふんわりと自然なボリュームが出ます。

この時、かなり大げさな爆発ヘアーのようになるのですが、その後のスタイリング剤の重みで程よく治まってくれるのでご安心を。

ショートヘアで髪の毛を立たせたい場合は、特に根本からドライヤーの熱を使って起こすことで髪にボリュームが出て、根元からしっかり立たせることができます。

ヘアスプレー・ジェル・ワックスを使い分ける

後ろの髪のボリュームが出にくいという人におすすめしたいのは、根元と毛先でスタイリング剤を変えること。
ボリュームを出したい時やエアリーに仕上げたい時は髪の根本がふんわり立っている状態が理想的なので、根元部分はブローでしっかり立たせた後にスプレーを使ってボリュームをキープすると、後ろ髪が立体的になり全体のバランスも◎。

そこからスタイリング剤を少しずつ付けながら毛先のアレンジをすると、ボリュームを出しつつ毛先をあそばせることができます。

パーマの人は寝る前に土台作りを

ショートの場合

ショートヘアでパーマをかけている人であれば、寝ている間に頭の重みで後ろ髪部分のパーマの型が崩れてしまうので、絶対に塗れたままねるのはNG。
乾かす場合は無造作に乾かさず、カールの流れを意識しながら手で握るように乾かします。

スタイリングをする場合も同様に、毛の流れを意識しながらスタイリング剤を付け、合わせ鏡で後ろのバランスを取ります。

ミディアム~ロングヘアの場合

細かいウェーブパーマの人は根本の方を中心に手のひらで握るように乾かせばOK。
中間から毛先にかけてパーマを当てている場合は、毛先を指でクルクルと絡ませてブローするのがポイントです。

スタイリングをする時は、サイトやトップだけでなく後ろ部分もスタイリング剤でしっかりカールを出し、部分的に毛先が飛び出したりしている箇所がないかを色んな角度から鏡でチェックしましょう。

パーマヘアの場合は、どちらも8割程度乾かしたらあとはそのまま寝るだけです。
後ろ髪は乾き残しが出やすいので根元を中心的に意識しながら乾かしてみて下さい。
見えない部分のパーマの流れを見極めるのは最初は難しいですが、慣れてくると後ろ頭を鏡で見らずに乾かすことができますよ!

ドライヤーテクとスタイリングで絶壁頭もカバー

 特に多いのが後ろ頭の絶壁に悩む人。
この場合も濡れた根本の下側から風を送り、反対の手で髪を上向きに引っ張りながら乾かします。
また、スタイリング剤でセットする場合はワックスやジェルの重みでボリュームダウンしてしまうので、根元の部分はヘアスプレーで軽く仕上げ、毛先の方はスタイリング剤を少しずつ足しながら付けると後ろ髪の形がキープでき、バランスも良くなります。

ちなみに、絶壁が気になる人は後ろ髪のヘアカットの仕方にもちょっとしたコツがあります。
横から見た時にバランスが取れるように美容師さんはカットしてくれていることが多いのですが、髪の毛が伸びるのが早い人であれば、バランスよく見える黄金比率が崩れやすいので、定期的なカットをすることで後ろ髪のバランスを保ち、セットがしやすくなりますよ!

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