ヘアオイルを使ったアウトバストリートメントは男性の中でも定着しつつあるヘアケア方法のひとつですが、ヘアオイルでスタイリングまでできるのをご存じでしょうか。
毎日のヘアケアに使うヘアオイルをヘアセットにも使えるとなると節約にもなる反面、仕上がりのキープ力やオイリーにならないか心配な要素もありますよね。
今回はメンズにもおすすめできる、ヘアオイルを使った目からうろこで革命的なスタイリング方法とそのメリットをご紹介します。
目次
オイルスタイリングとは?
オイルスタイリングは本来ならヘアケアのために使用するヘアオイルを使用して髪の毛のセットを行う近年話題のスタイリング方法です。
オイル系のワックスやバームもたくさん発売されていますが、オイルスタイリング用のヘアオイルはヘアケアも同時にできスタイリング剤としても使えるのが特徴です。
オイルスタイリングに使用できるオイルは市販の商品から美容室専売品のものまでバリエーションも豊富でそれぞれ得意なヘアセットスタイルが分かれています。
オイルのテクスチャも重めのものと軽めのものがあるため、自分のなりたいヘアスタイルに合わせて種類を変えるのがおすすめです。
うるおいやしっとりとした質感、濡れ感やツヤ感を出したりボリュームを押さえたい時にはヘビータイプを選んでみましょう。
逆にエアリー感を残しつつもまとまりのある束間を出したいときや毛先のダメージを目立ちにくくするのであればライトタイプを選ぶと軽い印象のヘアセットができます。
メンズがオイルスタイリングをするメリット
スタイリング剤にはワックスやヘアバーム、スプレーやジェルなど種類が豊富ですが、ヘアオイルを使用するメリットには主に3つのメリットが挙げられます。
ヘアオイルならではのトリートメント効果
オイルスタイリングをするメリットのひとつは『トリートメント効果』で、髪のダメージ感やパサつきを抑えたり傷んだ髪の広がりを抑える効果が期待できます。
さらにオイルの保湿効果で静電気や摩擦によるダメージも軽減できるため、スタイリングと同時に髪の毛の傷みを予防することも可能です。
スタイリング前の髪の調子を整える
いつものスタイリングの前にヘアオイル使用することで髪の毛が柔らかくまとまりやすくなりスタイリングしやすいベースを作ることもできます。
オイルスタイリングをしてもワックスやバームを使うことが出来ますが、混ぜて使うよりもオイルで髪を整えて上からスタイリング剤を使用するのがおすすめです。
ライトタイプを使用したりオイルの使用量を加減すると重ね付けをしても重みでボリュームダウンしてしまうのを防ぐことができます。
男性特有の軽めの束感、エアリーヘアに強い
毛先を遊ばせたり立体的に仕上げたい時や、束感を出しながらもエアリーなスタイリングに向いているのもオイルスタイリングのメリットといえるでしょう。
スプレーやワックスとは違いオイルを付けてもコームを使用することができるのでストレートヘアにも使いやすいスタイリング剤です。
オイルを付け終わった後にドライヤーをすればまとまりのあるエアリーな束感を演出することもでき、その後の”追いオイル”でウェット感までもを演出することができます。
メンズヘアのオイルスタイリング方法
まずは手のひらに1プッシュ出し、手のひらを擦り合わせて手全体にオイルを馴染ませていきます。
この時に指の先や指の間にもしっかりとオイルを伸ばしておくのがポイントです。
オイルを髪に付けるときは後ろから前方向に向かう順番で付けていき、オイルが目立ちやすい前髪は一番最後に、手のひらに残ったオイルをつけるのがコツ。
毛の中間部分から毛先につけるようにすることで、根本のボリュームをキープしつつ脂っぽさのない清潔感あるスタイリングに仕上がります。
髪全体にオイルが行き渡ったらドライヤーで髪の流れを意識しながらオイルを少し揮発させます。
ドライヤー前にオイルが付いているだけで、ドライヤー後の髪の毛の質感がいつもと違うのに気付くのではないでしょうか。
オイル後にドライヤーをしてそのままのスタイルでももちろんOKですが、束間や毛先に立体感を付けたい時にはオイルをもう半プッシュほど使って毛先に付けるのもおすすめです。
まとめ
オイルスタイリングは、カラーリングを繰り返したダメージヘアやくせ毛などでまとまらない髪質の男性にピッタリな保湿しながらスタイリングができるアイテムです。
ワックスやバームを使ういつものスタイリング方法でも、ドライヤー前に使用することでまとまりやすくスタイリングしやすいベース作りをすることもできます。
上手に使いこなせるようになれば束間やウェット感を演出することもできるので、毎日のヘアケアとスタイリングにヘアオイルを使用してみるのはいかがですか?