なぜかいつも自分の髪がぺたんこになることで悩んでいるメンズは多いようです。
髪がぺたんこになると、若々しさがなくなるだけではなく、おしゃれ感も損なわれてしまいます。
また、気付けば髪がぺたんこになるタイプのメンズの場合、スタイリングをしても崩れてしまうことから、スタイリングでも悩まされるのではないでしょうか。
そこで、髪がぺたんこになる悩みを解消するためのポイントを紹介します。
目次
なぜ髪がぺたんこになるのか?その理由を紹介
髪質の問題
まず挙げられるのは、髪質です。
髪がさらさらであればあるほど、髪がぺたんこになりやすいです。
ある程度ゴワゴワしていた方が、ぺたんこにはなりませんが、それはそれでまた異なる悩みとなることでしょう。
また、髪が細い場合も同様です。
髪が細いとやはり「ペタン」としやすいです。
髪がぺたんこになる理由はいくつかありますが、基本的には髪質に起因していると考えてよいでしょう。
体質の問題
髪質だけではなく、体質の問題も挙げられます。
具体的に、脂質になると頭皮が皮脂から多く分泌され、結果、髪の毛にも浸透してしまい、脂分を含んだ髪の毛は重くなるのでぺたんことなります。
この点はメンズだけではなく女性にも生じます。
男性の場合はライフスタイルに起因するものですが、女性はホルモンバランスの影響で脂分が増えてしまい、頭皮からの分泌量が増えて髪がぺたんこになることもあります。
頭皮環境の悪化
加齢、あるいはライフスタイルによって頭皮環境が悪化することで、髪の毛からハリ・コシが損なわれることで髪がぺたんこになるケースもあります。
頭皮はいわば髪の毛の土台となる部分です。
その頭皮の状態が悪くなってしまえば、そこから生えてくる髪の毛にハリ・コシが損なわれてしまうのも理屈としては当然です。
加齢に伴う新陳代謝の悪化、ストレス、栄養の偏り、運動不足や血行不良等、理由は様々ですが、髪がぺたんこになる理由の一つです。
ドライの問題
入浴後のドライの方法が悪いと髪がぺたんこになるケースがあります。
具体的には、毛先だけを乾かす方法でのドライです。
髪の毛の特性上、根本は他の髪の毛に覆われています。
そのため、何もせずにドライヤーをかけると、毛先に風が当たります。
しかし、肝心の根本には風が届きにくいです。
短髪であれば良いのですが、髪が長めになると、根本にまで風が当たらないので、髪をかきあげるなどして根本に風を当てなければなりません。
しかし、根本を乾かさないと根本に水分が残ります。
結果、乾くまでには時間がかかり、髪がぺたんこになってしまうのです。
髪が長い
長髪の場合、単純に髪の重みで髪がぺたんこになります。
髪は1本1本はとても軽いですが、人間の頭部にはおよそ10万本の髪の毛が生えているといわれています。
1本だけであれば軽いものの、それだけの質量があれば、さらには長髪であれば重みが出るのは当然です。
さらには毛先にワックス等の整髪料を付けると、さらに毛先が重くなるので、根本部分が沈み、髪がぺたんこのような状態になってしまいます。
髪がぺたんこにならないためのヘアケア・スタイリング術
根本からしっかりと乾かす
髪を根元からしっかりと乾かしましょう。
また、その際髪の根元を立ち上げるような角度でドライヤーをあてます。
髪の毛の上から、まるで髪の毛を押しつぶすようにドライヤーをかけても、髪がぺたんこになるだけです。
短髪、あるいはミディアム程度の長さまでであれば、根本を立ち上げるようにドライするだけで、髪がぺたんこになる状況は改善できます。
毛先に整髪料を付けすぎない
ワックスやクリームなどの整髪料はスタイリングに欠かせないものですが、毛先に付けるとどうしても髪が重くなります。
結果、重さに負けて髪がぺたんこになってしまいがちです。
そのため、毛先にはなるべく整髪料を少なめに使うよう心がけましょう。
そもそも、スタイリングの肝は整髪料ではなくドライヤーです。
ドライヤーである程度形を作り、整髪料は「最終仕上げ」的なものだと考えましょう。
パーマを活用する
髪の毛が直毛・柔らかい人はパーマを活用するのも手です。
パーマであれば何もせずとも束感・動きを出せるので、髪がぺたんこになる状態を回避できます。
ただし、パーマは時間と共に落ちていく点、さらには新しい毛が生えてくるので決して「未来永劫解決できる方法」ではありませんが、一時的には解決できます。
髪がぺたんこする状態を解消したい人や、新しいスタイルにチャレンジしたい人におすすめです。
まとめ
髪がぺたんこする理由は多々あります。
ライフスタイルそのものを改善しなければならない問題でまりますが、スタイリング術である程度カバーできるのも事実です。
特にドライヤーです。
風の当て方を少し意識するだけである程度改善できる部分もあるので、髪がぺたんこになることに悩んでいる方は、ドライヤーの当て方見直してみましょう。