髪の生え方・量は人それぞれです。
特定の部位だけ薄い・濃いも個人差の範疇としてよくある話ですが、前髪が薄い点は、男性にとって切実な話です。
薄毛・ハゲの恐怖もありつつ、どのようにスタイリングするのかも考慮しなければなりませんが、おすすめは短髪です。
前髪が薄い男性は薄いことを誤魔化すために前髪を伸ばしがちですが、むしろ正解は逆です。
目次
前髪が薄い男性が前髪を伸ばしてはならない理由
かえってスカスカになる
髪が薄くなることは、髪の密度が低下していることを意味します。
髪の密度は個人差が出る部分ですが、薄くなっていると実感する場合、髪が抜けていることで密度が薄くなっています。
薄くなっている部分を伸ばして誤魔化したくなる気持ちはよく分かりますが、密度が薄い部分を伸ばすとかえってスカスカになってしまいます。
そのため、かえって目立ってしまいます。
前髪が薄いことを隠すために伸ばしても、結局薄いことを勘付かれてしまいます。
さらには汗をかいた時や急な雨に降られたときなど、頭髪が濡れるとスカスカ感がより強まってしまいます。
長い方がスタイリングが難しい
薄いからではなく、そもそも髪の毛は長い方がスタイリングが難しいです。
前髪も例外ではなく、短髪であればできることは限られていますが、長くすると様々なバリエーションができる一方で、それらは手間がかかります。
さらにセンスも問われます。
そのため、スタイリングがおかしい場合、かえって前髪に注目が集まってしまい、薄いことを勘付かれてしまいます。
バランスが難しい
前髪が薄いことから、前髪を伸ばそうとすると前髪「だけ」を伸ばしてしまう男性もいます。
すると、他の部分とのバランスが悪く、やはり前髪にかえって注目を集めることになってしまいます。
前髪が長いのに頭頂部や側頭部は短いとなれば、どうしても違和感を与えてしまいます。
顔の形次第では、アンバランスな印象を与えることになりかねません。
風に弱い
前髪に限らず、長髪になればなるほど風の影響を強く受けることになります。
そのため、風に吹かれた際に前髪が影響を受けると、かえって薄毛が目立ってしまいます。
屋内にいる間はまったく問題ないとしても、屋外で風に吹かれることで前髪がなびき、かえってスカスカの印象を与えることになります。
また、そのことが分かっているからこそ、外に出たくないと考えたり、風が強い時には帽子を被るなどしてかえって周囲から怪しいと思われてしまうこともあります。
前髪が薄い男性こそ短髪にする理由
スカスカ感がかえって弱まる
短髪にした方が、実はかえってスカスカ感を与えません。
長い方が誤魔化せると考える人も多いのですが、長いとかえって密度の薄さが露呈しやすいです。
一方、短髪で短い方が密度の薄さを感じさせません。
下手に前髪を伸ばして誤魔化そうとして誤魔化しきれないケースは珍しくありませんが、短髪であればそのようなことが起きにくいです。
アクシデントにも対応できる
短髪の場合、強風や雨天でも影響が少ないです。
なびく髪の毛が短い点や、濡れておでこに前髪が張り着いたとしても普段の短髪時からとあまり印象が変わりません。
前髪が長いと強風や雨天時に「普段とのギャップ」を与えてしまい、周囲から違和感を抱かれてしまいますが、短髪であれば普段とのギャップがさほどおおきなものにならないことから、影響が低いです。
アレンジで誤魔化しやすい
近年、前髪が薄い場合の誤魔化すスタイリングとして、後頭部から前に持ってくる方法が挙げられます。
後頭部や側頭部は薄毛の影響を受けにくい部分です。
そのため、頭頂部や前髪はスカスカでも、後頭部や側頭部はフサフサな男性が珍しくありません。
そこでフサフサな部分から前に動かして誤魔化すスタイリングが流行っていますが、短髪の方がこのスタイリング術との相性が良いです。
前髪が長いと、側頭部や後頭部から髪の毛を動かすと、髪の毛を乗せている感が出てしまいます。
つまり、自分の髪の毛でありながらまるでかつらを被っているかのような印象を与えてしまうのですが、短い前髪であれば段差を作らないので上手くカバーできます。
心理的な影響
前髪を伸ばしていると、どうしても「隠している」と自覚しやすいです。
そのため、常に前髪を気にした生活を強いられることになりますが、前髪が短いとさほど前髪を気にしません。
そのため、精神的に好影響です。
ある程度の開き直りが必要ではありますが、常に前髪が薄いことを気にするよりは健康的です。
まとめ
前髪が薄い場合、どうしても隠そうとする意識が働いてしまうものです。
髪の毛の有無で人間の印象は大きく変わるものです。
そのような気持ちになるのもよく分かる話ではありますが、むしろ伸ばした方が目立たないものです。
各セルアレンジとの相性も良いですし、前髪が薄いことで悩んでいる男性は、前髪を伸ばすのではなく思い切って短くしてしまいましょう。