直毛の男性は、髪をセットしても夕方にぺたんこになる、不潔な印象になるなど悩む方も多いのではないでしょうか。
男性は髪の毛を短くしている方が多く、ヘアアレンジやヘアアクセサリーで隠すなどの対策をできない方もいるでしょう。
そのため、ぺたんこにならないようにヘアセットをすることが大切です。
そこで、夕方に髪がぺたんこになる原因や、対策法を紹介します。
目次
夕方に髪がぺたんこになる原因
夕方に髪がぺたんこになる原因は、髪の内部に空洞があり湿気を吸収することが挙げられます。
しかし、髪そのものではなく頭皮環境に原因があるケースが多いです。
そこで、夕方になると髪がぺたんこになる主な原因を5つ紹介します。
髪の毛が湿気を吸収する
男性で髪質が細い方やくせ毛の方は、「髪の内部の栄養分が偏っている」、「髪の毛が傷んでおり空洞ができている」などの理由で、湿気を吸収しやすいです。
湿気を吸収して、水分の重さによって髪が下にさがり、ぺたんこになります。
皮脂でべたつく
頭皮を守るために、体が皮脂を分泌しています。
適度な量の皮脂は頭皮を守るために必要ですが、過剰分泌により髪の表面がべたつき束になる、ぺたんこになるなど、不潔な印象を与えてしまいます。
皮脂の過剰分泌は男性ホルモンバランスの乱れ、精神的なストレス、シャンプーが肌質に合わない、頭皮が乾燥しているなどが挙げられます。
毎日シャンプーをして清潔にしているにも関わらず髪がベタつく、ぺたんこになる方は、シャンプーを変えてみましょう。
シャンプーが肌質に合っていない可能性が高いです。
髪が傷んでいる
カラーリングやパーマ、頭皮や髪に合わないシャンプーやリンスを使用している、紫外線の影響などで、髪がぺたんこになります。
例えば、カラーリング剤には髪の毛や頭皮に負担がかかる成分が入っている商品があるため注意が必要です。
頭皮環境が悪い
頭皮は紫外線の影響を受けやすいです。
長時間屋外にいる方や、分け目を変えていない方は、紫外線の影響で頭皮や髪の毛が傷み、乾燥している可能性があります。
人間の体は、乾燥から髪や肌を守るために皮脂を分泌します。
乾燥は皮脂の過剰分泌につながり、髪の毛がぺたんこになるため注意が必要です。
生活習慣の乱れ
栄養バランスが乱れた食事や睡眠不足、運動不足が原因で全身の血行不良になり、髪の毛が育つための栄養が頭皮に届いていない可能性があります。
頭皮にもいくつかの筋肉があり、筋肉を支えるための膜が存在します。
筋肉の血行不良により頭皮の膜が引っ張られるため、皮膚が薄く弱い状態になります。
頭皮の厚みがなくなると、髪の毛が健康に育つための土台が弱っている状態になり、健康な髪の毛が育たず髪の毛が細くなり、コシやハリもなくなります。
髪の毛のボリュームがなくなることで、理想通りのスタイリングができなかったり、時間が経つとぺたんこになったりするケースも多いです。
夕方に髪がぺたんこになるのを防ぐ方法
夕方に髪がぺたんこになるのを防ぐ方法として、ヘアスタイルやシャンプーを変更する方法が挙げられます。
それぞれ詳しくみていきましょう。
シャンプーを変更する
ドラッグストアやバラエティショップ、通販サイトでは様々な男性用シャンプーが販売されています。
しかし、価格が安いシャンプーは頭皮に負担がかかるような、強い洗浄力のものが多いです。
頭皮や髪の乾燥、髪が細くなっているなど、頭皮環境が原因でぺたんこになっている方は、シャンプーを見直しましょう。
洗浄力が強すぎない、アミノ酸系や弱酸性のシャンプーを試してみるのがおすすめです。
ヘアスタイルを変更する
髪が直毛や細い方、柔らかい方で夕方にぺたんこになる場合、パーマでボリュームを出す方法もあります。
パーマは髪の毛に負担がかかることが不安な場合は、ドライヤーやヘアカットの方法を工夫してボリュームを出すのもおすすめです。
トップにボリュームが出るようなカットをオーダーする、ワックスやドライヤーの使い方を教えてもらうなど、美容室で相談しましょう。
特にワックスやヘアスプレー、ジェルなどを付ける量が多いと、成分の重さで髪がぺたんこになります。
少量でスタイリングできるようにアドバイスを受けて、ヘアセットの練習をしましょう。
夕方のぺたんこ髪は解消できる!原因に合わせた対処をしよう
夕方に髪がぺたんこになる原因は、湿度や紫外線などの外部刺激のほか、栄養バランスが乱れた食生活、睡眠不足、精神的なストレスなども挙げられます。
髪の毛のボリュームがなくなりぺたんこになっている方は、ドライヤーでボリュームを出す、ワックスやドライヤーの使い方を工夫すると、夕方までふんわりした髪型を維持できるでしょう。
また、シャンプーが髪質や肌質に合っていないケースもあるため、シャンプーを含めたヘアケア用品を変更してみる方法もあります。
スタイリングや生活習慣の見直しなど、ぺたんこになる原因に合わせた対策をしましょう。