ワックスでスタイリングをしようと考えていても、自分の理想通りにセットできないというケースも多いのではないでしょうか。
そのため、ワックスを使ってセットしなくても格好良く見える、清潔感があるように見える髪型にしたいと考える人もいるでしょう。
そこで、 ワックスでセットしない、ドライヤーのみでセットできる髪型について紹介します。
なお、ドライヤーもワックスも使用しないと、寝癖が付いたままになったり不潔な印象を与えたりする可能性があるため、基本的にはドライヤーは使用しましょう。
目次
ワックスでセットしない髪型のメリットとデメリット
ワックスでセットしない髪型にカットすることには、どのようなメリットやデメリットがあるのかを簡単に紹介します。
ワックスでセットしない髪型のメリット1:髪の毛に負担がかからない
ワックスを使ってセットしない髪型にカットすれば、髪の毛や頭皮への負担を軽減できます。
ワックスを髪の毛につけるだけであれば良いですが、基本的に頭皮にもついてしまうものです。
頭皮にワックスがつくと頭皮の毛穴が詰まり、薄毛や抜け毛につながる場合があるため注意しましょう。
また、髪の毛のみにワックスをつけてセットした場合でも、シャンプーで2度洗いしなければならないため髪の毛にダメージを与えます。
毎日2度洗いをすることで、枝毛や切れ毛につながる場合もあるでしょう。
ワックスを使ってセットしない髪型にすれば、髪の毛や頭皮への負担を軽減できることは大きなメリットだといえます。
ワックスでセットしない髪型のメリット2:ヘアセットに時間がかからない
ワックスを使ってセットしない髪型にカットしてしまえば、ドライヤーとブラシで髪の流れを整えたり寝癖を直したりするだけで済むため、朝のヘアセットに時間がかかりません。
また、ワックスをつけすぎてベトベトになったりスタイリングに失敗したりすると、1日気分が落ち込んでしまうという人も少なくないでしょう。
ワックスでセットしない髪型にすれば、朝の身支度の時間を短縮し、スタイリングに失敗して朝から気分が落ち込んでしまうといったこともありません。
ワックスでセットしない髪型のデメリット1:スタイリングの幅が狭くなる
ワックスを使ってセットしないと、スタイリングの幅が狭くなる点がデメリットです。
基本的に、パーマをあてるスタイルや束感があるスタイルにしたい場合には、ワックスで形を作らなければならないため注意しましょう。
自然な印象を与えたい場合には、ツヤが出ないワックスを使ってスタイリングすると良いでしょう。
ワックスでセットしない髪型のデメリット2:ドライヤーが必須
ワックスでセットしない髪型にカットした場合でも、ドライヤーとブラシは必須です。
ドライヤーとブラシを使わずにクールな髪型を作るのは難しいといえます。
また、ワックスでセットしない髪型に適しているのは、髪質が柔らかくサラサラしている人です。
癖が強い、ボリュームが出やすいといった場合には、ワックスを使わなければヘアスタイルがまとまらないでしょう。
髪質は一人ひとり異なり、適した髪型にも違いがあるため、美容師に相談することが大切です。
ワックスでセットしない髪型4選
ワックスでセットしない髪型のなかでも、特に清潔感があり好印象を与えられる髪型を4つ紹介します。
マッシュヘア
マッシュヘアは前髪を下ろしたヘアスタイルであり、ワックスでセットしない状態でもナチュラルで清潔感がある印象を与えられます。
外出前にスタイリングをする際には、寝癖を直すことから始めましょう。
髪の毛に癖がつきやすい場合には、ドライヤーで伸ばすことで、ワックスでセットしない状態でも格好良く決まります。
マッシュヘアは大人っぽい顔立ちの人よりも、少し幼く見える人に似合う髪型です。
ショートヘア
短くカットしたショートヘアは、髪質が柔らかい人であれば寝癖を直すだけでスタイリングが決まります。
ドライヤーをかけて寝癖を直す際には、トップを摘んで乾かしましょう。
ショートヘアは、髪の毛に癖がつきやすい人にもおすすめの髪型です。
ただし、全く癖がなくサラサラした髪質の場合には、前髪を上げられません。
前髪を上げたい場合には、ドライヤーで癖をつけるようにしましょう。
ベリーショート
ベリーショートはワックスでセットしない状態でも清潔感があり、寝癖が付きにくいことがメリットの髪型です。
ただし、サラサラした髪質だと全体的にボリュームがなく寂しい印象になるため、ドライヤーをする際に髪の毛を上げるようにセットしましょう。
ドライヤーで寝癖を直したら、トップの部分を立ち上げるようにしてドライヤーをかけます。
前髪を少し上げるようにして癖をつけましょう。
ナチュラルウルフ
ナチュラルウルフは、襟足とトップを少し長めに残してカットする髪型です。
髪の毛は前に下がるように残してカットするため、ワックスでセットしない状態でもまとまって見えます。
ただし、髪の毛に癖がつきやすかったり元々癖が強かったりする癖毛の人は、ヘアアイロンで髪を伸ばすと良いでしょう。
朝のスタイリングでは、髪の毛全体を軽く濡らし、タオルドライをしてドライヤーで乾かします。ドライヤーで乾かす時に、束感を出すように形をつけることがポイントです。
髪の毛に癖がある場合には、ヘアアイロンでクセを伸ばしてカールをつけましょう。
上手にスタイリングが決まらない場合には、ワックスではなくヘアオイルを使ってシルエット整える方法がおすすめです。
スタイリングが面倒ならワックスでセットしない髪型にカットしよう
ワックスでセットしなくても格好良く決まる髪型にカットすることで、スタイリングの時間を短縮できたり、髪の毛や頭皮の負担を軽減できたりといったメリットがあります。
ワックスでセットしない髪型にはいくつかの種類があるため、自分の髪質に適した髪型や好みのスタイリングができる髪型について、美容師に相談して決めましょう。