髪色の選択肢は、かつてと比較してより幅広いものとなっています。
好きな色に染めることができるのはもちろんですが、一日だけ違う色にできるカラーリング剤も登場しています。
一日だけ染めるタイプであれば、例えば平日、学校や仕事では普通の色にして、週末遊ぶ時だけ染めるといったスタイルも可能です。
しかし、懸念もあります。
それは「本当に染まるのか」です。
ここでは一日だけ髪色を変えるカラーリングが本当に染まるのかなどをみてみるとしましょう。
目次
一日だけだけのカラーリングは本当に染まるのか
元の色次第
結論からお伝えすると、一日だけ髪色を変えるカラーリングは元の髪色次第です。
元の髪色が明るい色であれば、一日だけだけのカラーリングも入りやすいです。
しかし、真っ黒の髪の毛の場合、一日だけ髪色を変えるカラーリングを入れても、僅かに色味を感じられる程度です。
商品のパッケージにあるような、カラーリングにすることは難しいです。
入れたい色との相性次第
一日だけ髪色を変えるカラーリングの色次第な面もあります。
例えば、金や銀などの明るい色、さらには赤や青、緑など一般的なカラーリングでは難しい色は、元が明るい髪色でなければ入りにくいです。
一方、茶色や黒などは入りやすいです。
ただし、元の髪色との差が分かりにくい面もあります。
一日だけ髪色を変えるカラーリングのメリット
好きな時に変えることができる
オン・オフの使い分けができるようになるので、会社や学校ではルールに則った真面目な色で過ごし、週末遊ぶ時だけ一日だけ髪色を変えるカラーリングで明るい色にして遊ぶこともできます。
元の色が暗いと入りにくいとはいえ、多少は色味を感じられるので、平日とは異なる自分を演出したい人にとって、心強いアイテムとなります。
色を試すことができる
一日だけ髪色を変えるカラーリングは、洗い落とすことができるのでチャレンジしやすい点もメリットです。
例えば、一日だけ髪色を変えるカラーリングで、前々からチャレンジしてみたかった色に変えることもできます。
ましてやその色が会社や学校のルールにそぐわない色の場合、試すことさえ難しいですが一日だけ髪色を変えるカラーリングであれば「金髪になった自分」を楽しむこともできます。
大胆になれる
一日だけ髪色を変えるカラーリングであれば、あくまでも「一日だけ」なので大胆に色を変えることができます。
一般的なカラーリングの場合、カラーリング後、色落ち、あるいは毛が伸びてくるまで付き合わなければなりません。
気に入っている色であればいいのですが、初めてチャレンジして合わなかった色でも、髪が伸びるまで、あるいは新たにカラーリングするまではその色で過ごさなければなりません。
しかし一日だけ髪色を変えるカラーリングであれば、「一日だけ」だと割り切って、大胆な色にチャレンジすることができます。
一日だけ髪色を変えるカラーリングを使用するデメリット
髪が痛む
一日だけ髪色を変えるカラーリングも「カラーリング」です。
そのため、髪にはダメージが与えられます。
色次第で、大きなダメージとなるため、一日だけ髪色を変えるカラーリングを使用した後はダメージ補修が重要です。
髪を染めるということは、髪の組織に何らかの形で介入することになるので、ダメージは免れません。
スタイリングが難しい
一日だけ髪色を変えるカラーリングで染めた髪の毛は、スタイリングが難しいです。
「サラサラの髪の毛」とは言い難い、ゴワゴワな状態となってしまいやすいです。
そのため、スタイリングが難しくなります。
自然な状態の髪の毛であれば手櫛でも十分スタイリング可能ですが、一日だけ髪色を変えるカラーリングは、手櫛が通らなくなることも珍しくありません。
そのため、きめ細かいスタイリングではなく、ある程度大雑把なスタイリングが求められることになります。
汚れは一日で落ちない
一日だけ髪色を変えるカラーリングは、髪の毛そのものはシャンプーで落とすことができるのですが、カラーリングの際に付着してしまった汚れは落としにくいです。
カラーリング剤であることは間違いないため、衣服や家の設備に付着してしまった場合、時間が経過すると落としにくくなります。
そのため、一日だけ髪色を変えるカラーリングを使用して髪の毛を染める時には周囲に汚れを付着させないよう気を付けましょう。
髪の毛に染まったカラーリングは一日で落とせても、付着した汚れは一日では落とせなくなる可能性が高いです。
まとめ
一日だけ髪色を変えるカラーリングは上手く活用することで、「日常生活では演出できない自分」になることができます。
試しに活用してみるのもよいでしょう。
ただし、デメリットもあります。
特に細やかなスタイリングが難しくなるので、ある程度大まかなスタイリング術を想定しておきましょう。
また、汚れは一般的なカラーリング同様落としにくいです。
そのため、カラーリング時は溶剤が周囲に飛び散らないよう気を付けましょう。