カラーリングにはいくつかの種類があり、どれを選べば良いのか、自分が理想とするカラーにするにはどれが良いのか分からないというケースも多いのではないでしょうか。
また、カラーリングをした後は、可能な限り長持ちさせたいと考える人が多いでしょう。
そこで、カラーリングの種類と選び方、染めた後に長持ちさせるためのコツを紹介します。
目次
カラーリングの方法について
カラーリングの種類を選ぶ前に、どの方法でカラーリングをするのかを決めることが大切です。
カラーリングの方法は主に2つ挙げられます。
フルカラー
フルカラーは、髪の毛全体をカラーリングする種類です。
髪の毛をムラなくカラーリングしたい場合には、フルカラーを選びましょう。
リタッチカラー
フルカラーをした場合、1ヶ月程度で根元が伸びて地毛の色が見えてしまいます。
髪の毛全体を再度フルカラーで染めるといった方法も有効ですが、伸びた根元だけをカラーリングすると再度綺麗なカラーに戻すことが可能です。
一部分だけを染める方法はリタッチカラーと呼ばれるもので、長時間カラーリングをカラーを維持できるだけではなく、染める部分が狭いため髪の毛全体に負担がかからず、リーズナブルな価格で施術できます。
カラーリングの種類
カラーリングには主に4つの種類があります。
それぞれ特徴が異なるため、自分の理想のカラーになる方法を見極めましょう。
ヘアマニキュア
ヘアマニキュアは髪の毛に負担がかかりにくいですが、2週間程度で色落ちすることがデメリットです。
ハイライト/ローライト
カラーリングをした後に、部分的に色味や明るさが異なるカラーリングをする方法です。
基礎のカラーよりも明るい仕上がりにすることをハイライトと呼び、暗い色味に仕上げることをローライトと呼びます。
ブリーチ
1回でカラーリング可能であり、脱色する方法であるためカラーは色落ちしないことが特徴です。
髪の毛の内部にあるメラニン色素を脱色する方法で、黄色や金髪、ホワイトカラーにしたい場合に行います。
ダブルカラー
鮮やかなカラーにしたい場合に、1回ブリーチをして髪の毛を脱色したうえでカラーリングをします。
ブリーチとカラーリングの2つを行う方法をダブルカラーと呼び、個性的なカラーリングをしたい人に最適です。
ダブルカラーやブリーチは様々なカラーを楽しめることがメリットですが、髪の毛に大きな負担がかかるため注意しましょう。髪質を理解している専属の美容師に相談しながら行う必要があります。
カラーリング剤の種類
カラーリング剤ごとに使用用途や使用方法が異なるため、自分が扱いやすいものを選ぶことが可能です。特徴をチェックして、自分に適したカラーリング剤を使用しましょう。
乳液タイプ
乳液タイプは髪の毛全体になじむため、均一に染められることがメリットです。
また、伸びも良いのでスムーズにカラーリングできます。
クリームタイプ
クリームタイプのカラーリング剤は小分けでしようできることが特徴で、生え際や部分的に染めたい場合に最適です。
固形なので垂れにくく、カラーリングしたい箇所をしっかり染められます。
ホイップタイプ
ワックスでスタイリングするような感覚でカラーリングでき、手軽に染められます。
手に取ってから髪の毛に塗れるため、全体をムラなくカラーリングしやすいでしょう。
粉末タイプ
水に溶いて使用でき、小分けにできるので部分的にカラーリングしたい場合に最適です。
地毛が伸びてきた際に活用するのにおすすめであり、使い勝手が良いでしょう。
カラーリングを長持ちさせるヘアケア方法
カラーリングを長持ちさせるためには、カラーリングをした当日から正しい方法でヘアケアを行うことが大切です。
シャンプー方法に注意
カラーリング剤が落ちる原因として最も多いのは、間違ったシャンプー方法です。
洗浄力が高いシャンプーを使用することで、定着していないカラーリング剤が流れてしまい、色落ちにつながります。
カラーリングをしてから2週間程度は、カラーリング剤を定着させるためにも洗浄力が高くないシャンプーを使用しましょう。
アミノ酸系シャンプーや色落ち予防の専用シャンプーを使用することがポイントです。
ただし、頭皮に付着したカラーリング剤は肌トラブルの原因になるため、地肌はしっかり洗う必要があります。
髪の毛のダメージを補修
カラーリングした場合、髪の毛のキューティクルが傷むため、トリートメントで補修する必要があります。
キューティクルを補修しなければ髪の毛の水分が蒸発し、乾燥してパサついた髪の毛になるため注意しましょう。
紫外線の影響で色が変化する可能性があるので、紫外線カット効果が期待できるトリートメントを使用する方法も有効です。
最適なカラーリング剤を選んで色を長持ちさせよう
カラーリングをした後の髪の毛は傷んでいるため、色を長持ちさせ、清潔感のある印象を維持するためにヘアケアをすることも大切です。
カラーリング後のヘアによって色持ちは大きく異なるので、しっかりケアしましょう。