メンズがパーマをかけ直す間隔は?パーマが取れる原因と予防法

パーマは、スタイリングしやすいことやイメージチェンジをできることが魅力です。
パーマをかけているメンズも増えていますが、どの程度の間隔でパーマをかけるべきなのか、パーマを長持ちさせる方法があるのか気になる方も多いでしょう。

そこで、パーマをかけ直す頻度や、パーマが落ちる原因、長持ちさせるコツを紹介します。

メンズがパーマをかける頻度


パーマをかけ直す頻度は、髪質や髪の毛の長さで異なります。
メンズは平均2~3か月に1度の施術を目安にしましょう。

パーマをかける頻度が高いと、髪の毛のダメージが蓄積するため注意が必要です。
そこで、パーマで髪の毛にクセがつく仕組みと、2~3か月に1度の頻度でパーマをかけるべき理由を紹介します。

パーマで髪の毛にクセがつく仕組み

パーマは、1剤と2剤を使用し、1剤で髪の毛のタンパク質を分解し、髪の毛を柔らかくします。
1剤にはアルカリ製剤が含まれており、タンパク質を分解することによって、髪の毛を伸ばす、巻くなどで好みの形を作ります。

2剤は、酵素を使用してタンパク質を再度結合させるための薬剤です。
1剤で髪の毛に癖をつけ形を決め、2剤でタンパク質を固めてパーマが完成します。

メンズのパーマの頻度について

パーマの後は、髪の毛へのダメージを修復するためにトリートメントをします。
しかし、トリートメントで髪の毛のダメージを修復できるわけではありません。
さらに、皮膚とは異なり、髪の毛には再生や修復する機能がないため、パーマ後にヘアケアをしてもダメージが残ります。

髪の毛にダメージが残っている状態で、高頻度でパーマをすると、髪の毛が傷みスタイリングも困難になるでしょう。
髪の毛へのダメージの蓄積させないために、2~3か月の期間を空ける必要があります。

種類によってパーマをかける頻度が異なる

パーマは施術方法によって種類が異なります。
主に2つの種類に分けて、持続期間やパーマをかけ直す頻度、特徴を紹介します。

コールドパーマをかける頻度

コールドパーマは、薬剤のみで施術をする方法です。
美容院のメニューにあるパーマは、コールドパーマであることが一般的です。

コールドパーマは、髪の毛の根元から癖をつけられるため、メンズのスパイラルやツイストなどに適しています。
しかし、コールドパーマは落ちやすく、1~2か月の頻度でかけ直す必要があるでしょう。
髪の毛が乾燥するとカールが落ちるため、トリートメントで油分や水分を浸透させることがポイントです。

デジタルパーマをかける頻度

デジタルパーマは、熱と薬剤で髪の毛に癖をつける種類です。
髪の毛に定着しやすく、3~4か月パーマが長持ちするでしょう。

ロングヘアーの方は半年に1度の頻度で綺麗な状態を維持できることもあります。
ただし、デジタルパーマは髪の毛の根元部分にはパーマがかけられないため、髪の毛を立ち上げるヘアスタイルにはできません。

また、ある程度髪の毛が長くなければパーマをかけられないことがデメリットです。
なお、髪の毛のダメージを抑えたい方は、低温のデジタルパーマを選択しましょう。

メンズのパーマが取れる原因と長持ちさせるコツ

メンズのパーマが取れる原因は、施術当日にシャンプーをする、髪の毛が乾燥している、摩擦が起こるなどが挙げられます。

シャンプーはパーマをかけた翌日からにする

パーマをした当日は髪の毛の形が定着しておらず、シャンプーをするとパーマの薬剤が洗い流されてパーマが綺麗に定着しません。
髪の毛にパーマの薬剤が定着するまでは2日間かかるため、シャンプーは最短でも翌日以降にしましょう。

髪の毛の乾燥を防ぐ

髪の毛の水分量が多いとパーマを長持ちさせられますが、髪の毛が乾燥すると固定力が弱くなり、パーマが取れてしまいます。
パーマを長持ちさせて施術頻度を少なくするためには、紫外線を防いだうえで、リンスやトリートメントで髪の毛をケアしましょう。

髪の毛をしっかりと乾かす

髪の毛を乾かさないまま就寝すると寝具と髪の毛の間に摩擦が生じ、キューティクルが剥がれて髪の毛が傷み、パーマが取れてしまいます。
シャンプーの後は、タオルを地肌に優しく押し当てるようにしたうえで、髪の毛をタオルで包んで水分を取りましょう。

洗い流さないトリートメントで髪の毛を保護してからドライヤーをかけ、最後に冷風でキューティクルを引き締めると髪の毛が傷まず、パーマを長持ちさせられます。

まとめ


メンズがパーマをかけ直す頻度は施術方法によって異なりますが、平均2~3か月の間隔をあけるのがおすすめです。
頻繁にパーマをかけ直すと、髪の毛にダメージが蓄積するほか、頭皮にも負担がかかります。
髪の毛が傷む、健康な髪の毛が生えなくなるなどのリスクもあり、一定期間空けることが大切です。
パーマを長持ちさせるヘアケアを実践して、髪の毛に負担をかけずに理想のパーマを維持しましょう。

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