毛染めの方法もまた、多種多様です。
ドラッグストアに足を運ぶと、毛染め剤が多々登場しています。
色はもちろんですが、毛染めの方法も様々なタイプが登場しています。
その中でも初心者向けとされているのが泡タイプの毛染め剤です。
これまで毛染め剤といえば液状のものが一般的でしたが、泡タイプの登場により、これまで以上にカラーリングが楽になりました。
目次
泡タイプの毛染め剤が初心者におすすめの理由
泡だから垂れない
これまで液体だった毛染め剤は、垂れてしまう点がデメリットでした。
毛染め剤は、どのようなタイプであれ髪に浸透させるためにある程度放置する時間が必要です。
この点は液体でも泡でも同じですが、液体の場合、垂れてしまうことで塗りムラが生じます。
また、汚れも生じます。衣服についた毛染め剤は落としにくいものです。
さらには塗りムラが生じると、均一に髪の毛を染めることができないため、汚らしい印象となってしまいます。
しかし、泡の毛染め剤であれば、垂れないためこれらのデメリットが一切ありません。
初心者であっても、泡の力で均一に、かつ垂れないことで周囲に汚れが付着するリスクも軽減します。
他に道具がいらない
液体の毛染め剤でカラーリングを行う場合、毛染め剤以外にもいくつか用意した方が良いものがあります。
「染めるだけ」であれば他に道具はいりません。
しかし、液体の場合、上手く毛染めを行うためには、ラップや手袋、カッパなども必要になります。
ある程度パッケージングされている毛染め剤もありますが、基本的には自分で用意しなければならないものです。
しかし、泡の毛染め剤であれば同梱されているアイテムだけで毛染めが可能です。
初めて髪の毛を染める人でも、スムーズに行えることでしょう。
肌に優しい
液体の毛染め剤は、肌に触れた際に負担を与えます。
泡も同様ではありますが、泡の場合、圧力場分散されることから肌への負担が軽減されています。
一方、液体の毛染めの場合、頭皮にしっかりと付着してしまうため負担を与えます。
泡の毛染め剤のデメリット
価格が高め
液体の毛染め剤より、泡の毛染め剤の方が相場が高いです。
ドラッグストア等に足を運ぶと、多くの毛染め剤が陳列されています。
様々なメーカーから毛染め剤が登場するなど、競争も熾烈なものとなっていることから、価格競争も起きています。
そのため、安価な毛染め剤であれば1,000円でもお釣りがくるほどですが、泡の毛染め剤は、全体的に見ると高めです。
そのため、安さにこだわっている人には向いていません。
塗り分けが難しい
泡の毛染め剤は、泡状で頭部全体を覆うタイプです。
そのため、細かい塗り分けに適していません。
液状の毛染め剤の場合、塗りたい部分だけに塗ることができます。
慣れている人であれば、上手く使用してハイライト・ローライトを入れるなど、デザイン的なカラーリングも楽しめることでしょう。
しかし、泡の毛染め剤の場合、泡で多い、毛を染めるので細かい塗り分けはできません。
だからこそ初心者向きだと考えることもできます。
髪の毛にはダメージが大きい
液体の毛染め剤は、肌への負担が大きいとお伝えしましたが、泡の毛染め剤は髪の毛へのダメージが大きいとされています。
これは泡となって浸透させる性質を持つことから、より浸透させるためとされています。
そのため、髪へのダメージが強くなるとされています。
泡の毛染め剤の選び方
付属品
泡の毛染め剤は泡状にしてのカラーリングなので決して難しくはありませんが、ある程度付属品も必要です。
付属品がないので安い泡毛染め剤もあれば、付属品があるので少々高い泡毛染め剤もあります。
どちらが良いかは、環境次第です。
初めてのカラーリングであれば、付属品が揃っている泡毛染め剤の方が良いですし、自分でのカラーリングに慣れている人で、付属品が揃っている環境であれば、付属品のない安い泡毛染め剤でも問題ないでしょう。
髪へのダメージ
泡の毛染め剤は髪へのダメージが大きくなりがちだとお伝えしました。
しかし、髪へのダメージの度合いは使用する毛染め剤次第です。
そのため、髪へのダメージをチェックしてみましょう。
実際に使用することはできませんが、使用されている成分や謳い文句等から、ダメージの度合いをある程度伺うことができます。
大きなダメージを負う場合、髪の毛を染めることができても傷んでしまいます。
よほどのこだわりがない限り、ダメージの少ないものを選んだ方が良いでしょう。
まとめ
泡の毛染め剤は初心者でもムラなく染めやすい点や、安価に入手できる点、さらには肌への負担が少ない点がメリットです。
一方、髪の毛には負担がかかってしまいます。
細かい塗り分けは初心者であれば不要ですが、髪の毛への負担は無視できません。
そのため、髪へのダメージの少ない泡毛染め剤を選ぶことがコツです。
良い泡毛染め剤を選ぶことで、あとはしっかりと染めたい色へと染めることができます。
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