髪を染めようと思ったら、ヘアサロンなどお店で染めるかヘアカラーで染めるかの二択ですが、安いのはどちらなのかといえば単純な値段という意味ではドラッグストアで購入するヘアカラーです。
しかし、ヘアカラーの方法も様々です。
そこでヘアカラーとヘアサロン、様々なシチュエーション毎にどちらが安いのかを検証します。
目次
ヘアカラーと美容院どちらが安い?シチュエーション毎に検証
シンプルに染めるだけならヘアカラー
単色に染めるだけであればドラッグストアでヘアカラーを購入する方が断然安いです。
特にドラッグストアは競争が劇化している点に加え、独自のポイント制度もあります。
そのため、500円前後で購入できる機会もあります。
安いヘアサロンも登場していますが、それでも500円前後でヘアカラーを提供しているヘアサロンは見当たりません。
塗布して待機し、洗い流すだけと手間もかかりませんので、ヘアカラーのパッケージに記載されているカラーへのカラーリングであれば、ドラッグストアで購入するヘアカラーが断然安いです。
明るい色にする
明るい色にする場合、コストパフォーマンスが少々変わります。
なぜなら、販売されているヘアカラー1つだけでは目指す明るさにすることは難しいです。
ヘアカラーのパッケージにも「暗い色に使用した場合は効果は劣る」とあるように、明るい髪にさらにヘアカラー、あるいはブリーチすることでより明るい色になります。
そのため、先にお伝えしたように500円でヘアカラーを購入できたとしても、明るいカラーを理想とする場合、2回、あるいは3回繰り返さなければならないこともあります。
仮に3回だとすると1,500円かかります。
これでもヘアサロンよりは安いですが、1回ヘアカラーを行うよりヘアサロンとの差が縮まっていることが分かります。
ハイライトやメッシュ
ハイライトやメッシュは最低でも2本のヘアカラーが必要です。
ベースとなる色、そしてハイライト・メッシュ用のヘアカラーです。
価格だけで考えると明るい色にしたい場合とさほど変わりませんが、ハイライトやメッシュは技術が必要です。
狙った部分だけを明るく染めるため、同じ色で染める場合のように単純に「塗って洗い落とす」ではなく、どこを染めるのかを考え、染める部分以外にはヘアカラーが付着しないよう気を使う必要があります。
近年はメッシュ用のガードが1,000円前後で販売されており、使用することでハイライトやメッシュを作りやすくなりますが、その場合は更なる出費となります。
安いヘアカラーではあっても2,000円程度となり、さらにヘアサロンの価格に迫ることになります。
髪が長い場合
髪が長い場合、ヘアカラー1本では足りない場合もあります。
ヘアカラー1本で、女性のボブ程度ですが、近年は男性でもそれなりに長いスタイルが珍しくないことから、場合によっては2本必要になることもあります。
この場合、単純に価格が倍になります。
ハイライトやメッシュであれば1本でおさまりますが、全体的に明るい色にする場合、2本、長さによっては3本程度必要になります。
この場合もヘアカラーの方が安いですが、ヘアサロンの価格に迫ります。
安いのはヘアカラー!それでもヘアサロンで髪を染めるメリットが多々ある
理想のスタイルにできる
これまであくまでも「安いのか」だけで判断していましたが、自らヘアカラーを行う場合、失敗リスクがあります。
いくら安いヘアカラーではあっても、失敗して再度行う場合、費用は倍かかります。
その点ヘアサロンであれば、失敗することはありません。
自分自身が伝えたイメージをしっかりと形にしてもらえます。
手間がかからない
ヘアサロンでは手間がかかりません。
自らヘアカラーを行う場合、ヘアカラーの塗布、放置、洗い流すと手順を進めることになりますが、放置する際にはそれなりの温度を保つことで出来がよくなります。
その間、液漏れしないよう気を使い、洗い流す際も溶剤が他に飛び散らないよう、さらには付着してしまった場合は即洗い落とす必要があります。このような手間と安い費用、どちらを選ぶのかという選択肢となります。
目視できない部分をどうするのか
安いのはドラッグストアで購入するヘアカラーですが、自ら行う場合もう一つ問題があります。
それは目に見えない部分です。
後頭部は自分自身で見ることはできません。
鏡越しやスマートフォンのカメラで確認することはできても肉眼で見ることはできません。
そのため、難易度も高まります。
失敗リスクも高まる点を覚えておかなければならないでしょう。
まとめ
ヘアカラーとヘアサロンでは、安いのは言うまでもなくドラッグストアで購入するヘアカラーではありますが、ヘアサロンの方が確度が高いです。
そのため、手間のかかるスタイルへの変更を考えているのであれば、ヘアサロンを頼った方が確実です。
ただし、一色にしたいだけであればそこまで難しいものでなないため、安いヘアカラーを購入し、実践してみるのもよいでしょう。