メンズヘアカラーをする際のヘアケアの注意点は?

ヘアカラーはお洒落なメンズにとって珍しいものではありません。
ドラッグストア等では1,000円でもお釣りが出る価格で販売されていますので、髪の毛に塗布すれば誰もが手軽にカラーリングを楽しめる時代です。
しかし、ヘアカラーは決して「染めて終わり」ではありません。
むしろヘアカラー後のケアこそ、大切です。そこで、ヘアカラーの後、どのようなケアをすべきなのかや、ケアに関する注意点をチェックしてみました。

ヘアカラー後はここに気を付けよう!

シャンプーでしっかりとヘアカラー剤を落とそう

ヘアカラーは髪の毛に塗布し、放置することで髪の毛の組織に化学変化をもたらすことで髪の毛の色が変わります。
いわば「化学の力」によって変えていますが、髪の毛の色を変えてくれるという点に於いては素晴らしいものの、髪の毛や頭皮に負担を与えているのも事実です。
そのため、ヘアカラー後はしっかりとシャンプーで溶剤を洗い落としましょう。
自らでも気軽にヘアカラーができるのは素晴らしいのですが、溶剤を落とさないと、溶剤がいつまでも髪の毛や頭皮に残ったままになってしまいます。
すると、頭皮の痒みや化膿などの悪影響が出てしまいます。
染めるのは簡単です。しかし、その後しっかりと「洗い落とす」ことも意識しておきましょう。

「何もしなければ劣化する」と覚えておこう

繰り返しになりますが、ヘアカラー「だけ」であればとても簡単です。
しかし、ヘアカラーだけでは髪の毛は傷んだ状態です。
そのため、何もしなければ髪の毛は傷んだままですし、傷んだ髪の毛は色落ちも早いです。
せっかくヘアカラーでおしゃれになったとしても、すぐに色が落ちてしまっては勿体ないのではないでしょうか。
そこで、ヘアカラーをしたらいつも以上にトリートメントも行わなければなりません。
髪を染めていないメンズであれば、そこまで頻繁にトリートメントを行う必要はありませんが、ヘアカラーで髪の毛を染めた場合にはトリートメントは2~3日に1度行うなど、髪の毛の状態に配慮しましょう。

皮膚に付着していないかチェックしよう

頭皮だけではなく、おでこ、もみあげ、うなじなどの皮膚にカラーリングの溶剤が付着していないかもチェックしておきましょう。
特にうなじは見えにくい部分です。
おでこやもみあげは鏡を見れば付着しているかすぐに分かりますが、うなじは見逃しやすいです。
さらに、うなじ部分はヘアカラーの際「染まりにくいのでしっかり塗布するように」との但し書きもありますので、意識してしっかりと塗布する人が多い一方、見えないのでしっかりと洗い落とせず、その後痒みに悩まされるケースも珍しくありません。

髪の毛だけじゃない「ケア」も覚えておこう

ヘアカラーの溶剤は落ちにくいからこそ

ヘアカラーの溶剤は髪の毛を染める化学薬品ですが、床や壁などに付着してしまうと落ちにくいことでも知られています。
ヘアカラーは浴室で行うか、あるいは洗い流す際は浴室を使うかと思いますが、浴槽や床に溶剤が落ちてしまった場合、数秒付着しただけでも「落とせない汚れ」になってしまうものもあります。
さらには付着時間が長くなればなるほど、さらに落ちにくくなってしまいます。
賃貸住宅の場合、その汚れで大きな問題に発展するとも限りませんので、洗い落とす際、溶剤が垂れないよう細心の「ケア」を心がけましょう。

匂いにも注意しよう

ヘアカラーの匂いは少々きついです。
特に初めてヘアカラーを使う人は、刺激のある匂いに鼻がツンとくるかと思いますが、人間は順応性がありますので、次第に慣れていくものです。
そのため、ヘアカラーを髪の毛に塗布して放置している間に、自分自身はヘカアラーの匂いに慣れていきます。
しかし、周りの人間は違います。
例えば家族がいない時にヘアカラーを行い、家族が帰ってきたら「家が臭い」と感じることでしょう。
そのため、換気には十分に気を付けましょう。

ゴミにもまた、気を付けましょう

ヘアカラーを行えばどうしてもゴミも出てくるものです。
ゴミの処理もまた、気を付けなければなりません。
なぜならゴミもまた、匂いを発していると共に、ゴミ箱に捨てるだけでは残った溶剤が部屋を汚してしまうことにもなりかねません。
袋に密封してから捨てるなど、そのまま捨てるのではなく、ある程度の配慮も求められます。
特に、そのままの状態で捨てると先にもお伝えしたようにどうしても匂いの問題が出ます。
近隣で「異臭がする」と騒ぎにならないとも限らないだけに、この点もしっかりと考慮しておかなければなりません。

まとめ

メンズでもヘアカラーはとても簡単ですが、大切なのは自分を含めた「その後のケア」です。
これらのケアが面倒だと感じるのであれば、自らでヘアカラーするよりも、美容院に足を運んでヘアカラーを行った方が手間はかかりません。
どちらにするかは各々の自由ですが、ヘアカラーを自ら行う場合、自分の髪の毛以外にもいろいろと気を使わなければならないことがあることだけは覚えておきましょう。

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