メンズのブリーチカラーを自分で使用する際の注意点

メンズのブリーチカラーはドラッグストアやスーパー、さらには通販でも気軽に購入できるので、髪の毛の色を変えたい男性にとってはお世話になることが多いアイテムなのではないでしょうか。
単純にブリーチカラーで色を変えるだけではなく、まずはブリーチで色を落としてからより個性的なヘアカラーを入れるなど、楽しみ方も様々ですが薄毛で悩んでいる男性はブリーチカラーを利用する際、いくつか注意しておいた方が良いことがあります。

パッチテストは必ず行おう

皮膚に合っていないブリーチカラーの使用は控えましょう

薄毛云々ではなく、ブリーチカラーを使用する際にはパッチテストを行うよう推奨されています。
慣れている男性や、一度使用したことがあるメーカーのブリーチカラーであればパッチテストを省略するケースもあるかもしれませんが、薄毛で悩んでいる場合、パッチテストは必ず行うべきです。
なぜなら肌に合わないブリーチカラーの場合、頭皮に大きな負担を与えることになってしまいます。
頭皮への負担は薄毛を加速させてしまいますので、おしゃれな髪の毛と引き換えに、薄毛を加速させてしまいます。

パッチテストはあくまでも「皮膚への負担」

パッチテストはとても大切ですが、パッチテストで分かるのはあくまでも「皮膚への負担」です。
髪の毛への負担とは違ったものなので、パッチテストで問題なければ毛髪にもまったく影響がないかといえば、これは全くの別問題です。
特に薄毛で悩んでいる人は髪の毛が抜けるだけではなく、髪の毛が細くなっているケースもありますが、パッチテストで分かるのはあくまでも頭皮への影響だけです。
パッチテストで問題がないとしても、あくまでも第一段階をクリアしだだけにすぎません。

髪の毛の質も影響する

自分の髪の毛の「質」を確認しよう

ブリーチはメラニンを脱色することで髪の毛の色を変えます。
ブリーチカラーに含まれているアルカリ剤がキューティクルをこじ開け、混合液が髪の毛の内部へと浸透することによってメラニンの脱色を可能にします。
これらのメカニズムからも分かるように、太くて健康的な髪の毛の方が染まりやすいです。
逆に髪の毛が細いと、ブリーチカラーの混合剤の影響が強いため、上手く染められないケースもあります。特にメンズの場合、髪の毛への質の影響から女性用のブリーチカラーよりも溶剤が強いものもあるので、髪の毛が細いと上手く染められません。

薄毛の種類を見極めよう

薄毛で悩んでいる人にとっては少々酷ではありますが、自分自身がどのような薄毛なのかを改めて確認してみるべきです。
薄毛・抜け毛の悩みは人それぞれです。
部分的に薄毛なのか、あるいは全体的に薄毛なのかなど、薄毛にも様々なバリエーションがあります。
普通に生えている部分は問題なく染められますが、薄毛の部分はブリーチカラーで染めるのが難しい部分です。
また、薄毛の部分は髪の毛を染めることが難しいのみならず、毛の量が少ないので溶剤が頭皮に付着しやすい点も気を付けなければなりません。
毛の量が多ければ溶剤が頭皮に付着するガードの役割も果たしてくれますが、毛の量が少ない部分は溶剤のガードも少ないことになりますので、上手く塗布しなければ頭皮にダメージを与えてしまいます。
毛の量が薄い部分にはブリーチカラーの溶剤を少なめにするなど、ある程度工夫が求められます。

時間配分も考慮しよう

ブリーチカラーの時間

一般的にメンズのブリーチカラーは塗布しておよそ20分程放置しますが、こちらも少々酷な言い方ですが「健全な髪の量」の場合です。
長時間放置していれば健全な髪の量の男性でも髪の毛や頭皮にダメージを与えることになりますので、時間にも気を配らなければなりません。
つまり、薄毛で悩んでいる男性は薄毛の部分を染める場合、うっかり長時間放置していると髪の毛・頭皮共に大きなダメージを与えてしまうので、他の人以上に時間に対してデリケートに考えなければなりません。

短時間だと染まりにくいからこそ

長時間放置すると頭皮への悪影響が懸念されるだけに、メンズブリーチカラーを自ら行う場合、ドライヤー等で熱を与えて短時間で仕上げると良いでしょう。
美容院等でもカラーリングやパーマの後は専用の機械で髪の毛に熱を与えます。
熱を与えることによってムラなく染められるのですが、同じ原理で自らブリーチカラーで染める際にはドライヤーを活用し、短時間で仕上げると良いでしょう。

まとめ

薄毛でもメンズブリーチカラーで髪を染めて楽しむことはできますが、他の人よりも気を付けなければならない点がいくつかあります。
しかし、決して楽しめない訳ではありません。
薄毛で悩んでいる男性も、ブリーチカラーでおしゃれを楽しむことはできますので、薄毛を気にして弱気になるのではなく、積極的にブリーチを楽しんでみると良いでしょう。
気を付ける点があるにせよ、それまでとは違ったヘアスタイルを楽しめるのは間違いありません。

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