セルフでブリーチ後にすぐカラーを入れても大丈夫?注意点は?

ドラッグストアやコンビニ・スーパーでも手軽にブリーチ剤・カラーリング剤を購入できる時代です。
軽くカラーリングする程度であれば、わざわざサロンに足を運ぶより、セルフで行った方が安上がりです。
ただし、セルフで行うのであれば気を付けるべき点が多々あるのも事実です。

特にブリーチ後のカラー。
発色のためには、カラーリング前のブリーチが効果的です。
ブリーチも簡単に行えますが、セルフで行う場合、ブリーチ後、すぐにカラーリングを行ってよいのかを解説します。

ブリーチ後すぐにカラーリングを行う際の注意点

頭皮の状態を確認する

ブリーチ後、すぐにカラーリングを行う場合の懸念点の一つが髪の毛ではなく頭皮です。
サロンであれば髪の毛だけにブリーチ剤・カラーリング剤を塗布できます。
しかし、セルフの場合、髪の毛「だけ」に塗布することは容易ではありません。

どうしても頭皮にも付着してしまいますが、ブリーチ剤は頭皮に負担を与えます。
肌が弱い人は、頭皮に大きなダメージを負うことになりかねません。
そのため、頭皮の状態を見定めましょう。

過去にブリーチを行った際、頭皮が傷んだ経験がある場合、ブリーチ後すぐのカラーリングは控えた方が無難です。
髪の毛がきれいに染まっても、頭皮に腫れやかぶれが生じます。

髪の毛の状態も確認する

ブリーチは頭皮だけではなく、髪の毛にも大きなダメージを与えます。
サロンであればダメージを最小限に抑えるよう配慮したり、ブリーチ前にトリートメントを行うなどして髪の毛の状態にも配慮します。
しかし、セルフの場合、そこまでは難しいことでしょう。

ブリーチ後、タオルドライした際に髪の毛が傷んでいる場合、カラーリングを行っても着色せず、髪にダメージを与えるだけでしかない可能性があります。
髪が縮れている、枝分かれしているといった状態の髪の毛には、カラーリングを行っても色が付きません。
すぐにカラーリングするのではなく、トリートメントを行うなどした方がカラーリングの効果は高まります。

しっかりと乾かすことも大切

ブリーチ後には洗髪が必須ですが、大切なのはそのあとのドライです。
サロンであればスタイリストがしっかりと乾かしてくれますが、セルフの場合、自分自身で乾かさなければなりません。
その際、「完璧」に水分を飛ばす必要があります。

水分が残った状態でカラーリングを行うと、水分が残っている部分には色が付きません。
入浴・シャワー後、あるいはブリーチのみを行う場合のドライはさほど気を使う必要はありません。
しかし、すぐにカラーリングを行う場合にはドライをしっかりと行いましょう。

ブリーチ後すぐにカラーリングをスムーズに行うコツ

ブリーチ前にある程度シミュレーションしておく

ブリーチ後にカラーリングを行う場合、流れとしては、ブリーチ、シャンプー、ドライ、カラーリングです。
ブリーチ剤、カラーリング剤だけではなく、シャンプーやドライのためのドライヤー等も必要になります。

急ぐ必要はありませんが、スムーズに行った方がストレスはありません。
そのため、ある程度シミュレーションしておくとよいでしょう。
例えば、ブリーチ前に必要な道具をすべて用意しておいたり、ブリーチの待ち時間中にシミュレーションしておくとよいでしょう。

2セット以上用意しておく

ブリーチやカラーリングの際にはビニール手袋やタオルなど、ブリーチ剤・カラーリング剤以外にも必要な道具がありますが、これらは2セット以上用意しておくことをおすすめします。
なぜなら、ブリーチやカラーリングを行っている時には予期せぬ出来事が起きる可能性があるからです。
例えば、手袋が破れてしまったり、思わぬ場所にブリーチ剤・カラーリング剤が飛び散るケースもあります。
このような時、2セット以上あれば慌てることなく対処できます。

大切なのはブリーチ

ブリーチの後すぐにカラーリングを行った方が発色が良くなるのは事実ですが、慌てる必要はありません。
すぐに行った方が短時間で行えるメリットはありますが、時間に追われていない限り、すぐに行うことに固執する必要はありません。
むしろ大切なのはブリーチです。

ブリーチが中途半端になると、その後のカラーリングも思うようなデザインとなりません。
理想通りのカラーリングのためには、下地となるブリーチが重要です。
「すぐに」との思いや、急いでいるためにブリーチを疎かにしてしまいがちですが、ブリーチこそ肝です。
そのため、ブリーチにこそ時間をかけましょう。
極論ですが、カラーリングは次の日でも何ら問題はありません。

まとめ

セルフではあってもブリーチの後すぐにカラーリングを行うことは問題ありません。
ただし、髪の毛や頭皮の状態に気を配らなければならない点は言うまでもありません。

また、優先すべきはカラーリングではなくブリーチです。
ブリーチの際、塗りムラがあるとカラーリングも上手くいきません。
そのため、まずはブリーチを優先させましょう。

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