何らかの理由で、毎日髪を洗えないことがあります。
しかし、頭には無数の毛が生えており、人間は体の中で最も毛が多い部位です。
つまり、髪の毛は体の中で1番汚れる部分であり、何日も洗髪できないのは不衛生といえるでしょう。
今回は、髪を洗いたくないときの対処法や、洗ってないことがバレないようにごまかす方法を紹介します。
目次
髪を洗わないとバレる理由
髪を洗っていないと、見た目や臭いで周囲に不快感を与えることがあります。
なぜ髪を洗っていないとバレるのか、理由を確認しておきましょう。
髪がベタつく
男性は女性より皮脂の分泌が多いため、1日シャンプーをしなくても皮脂が浮き出てくる方もいるでしょう。
前髪や頭頂部が妙にテカテカと脂っぽい場合は、髪を洗っていないとわかりやすいです。
ワックスをつけたときのツヤと違うのは、根元に近い部分が油っぽくなることです。
基本的にワックスは、根元ではなく毛先につけて空気感を出すため、「ワックスのベタつき」と「洗っていないことによるベタつき」はすぐに見分けがつきます。
臭いがする
シャンプーをしていないことがバレる原因は、不快な臭いがするためです。
髪を洗っていないと、夕方~夜には頭皮が臭くなります。
皮脂や汗にはもともと臭いはありませんが、皮膚に生息する細菌によって分解されると嫌な臭いが発生するためです。
頭皮の臭いは自分では気づきにくいものですが、周囲の方は気付いているかもしれません。
フケが出る
髪がべたつき、フケが出る場合は、髪を洗っていないことが一目で分かります。
服の肩が白っぽく汚れていると、不衛生な印象を与え、周囲に不快な思いをさせるため注意しましょう。
頻繁に頭皮を掻く
頭を掻いていたら、お風呂に入っていないと疑われるかもしれません。
余分な皮脂や汚れをシャンプーで洗い流さないと、頭皮にカビ(マラセチア菌)が繁殖します。
お風呂に入っておらず菌が大量に繁殖すると、頭皮のターンオーバーが乱れるため、かゆみを引き起こすのです。
髪を洗いたくないときの対策4選
清潔感のある男性に見られるために、髪のケアはしっかりしたいものです。
しかし、忙しかったり体調が悪かったりすると、お風呂に入れないこともあるでしょう。
そこで、髪を洗いたくないときや、洗えなかったときにごまかす方法を紹介します。
蒸しタオルでケアをする
シャワーで髪を洗えないときは、蒸しタオルで髪を洗うのがおすすめです。
まず、バスタオルくらいの大きさのタオルを準備しましょう。
頭を包む必要があるため、スポーツタオルではサイズが小さすぎるかもしれません。
バスタオルを濡らして電子レンジで数秒温めるか、温めたお湯にタオルを浸して蒸しタオルを作ります。
タオルで頭全体を覆うように頭に巻いて、10分以上待ちます。
髪全体を蒸すことで汚れが浮き出てくるため、濡れタオルで髪を丁寧に拭きましょう。
蒸しタオルでほとんどの汚れを拭き取ることが可能です。
頭皮を温めることで毛穴が開き、毛穴の汚れが浮いて簡単に拭き取れます。
可能であれば、髪を蒸すタオルと汚れを拭くタオルは別々にした方が、しっかりと汚れを落とすことができるでしょう。
蒸しタオル洗髪は、最小限の水で髪の汚れを落とすことができる洗髪方法であると同時に、髪を蒸すことで、頭皮の血行を促進する薄毛や抜け毛予防効果も期待できます。
ドライシャンプーを使う
ドライシャンプーは、リンスが不要で洗い流さないタイプのシャンプーです。
屋外でシャワーが使えないときにも便利で、髪につけて洗い流さないシャンプーであり、ヘアトニックのようなものです。
頭皮から分泌された皮脂は臭いや汚れの原因にもなりますが、頭皮を保護する効果もあるため、洗いすぎても頭皮の健康によくありません。
そのため、週に数回はドライシャンプーで洗髪し、必要な皮脂を洗い流しすぎないようにする方法も有効です。
髪専用のフレグランスを使う
頭皮のニオイが気になる場合は、ヘアフレグランス(髪専用の香水)を使用する方法もおすすめです。
女性用のものが多いですが、男性でも使える香りのものもあります。
タバコのニオイをカットする効果もあり一石二鳥ですが、臭いは隠せてもベタつきは隠せません。
また、香りの種類によっては頭皮のニオイと混ざり、さらに悪臭を放つこともあるため、使用する際は注意が必要です。
ぬるま湯で洗う
シャンプーを使用しなくても、ぬるま湯で髪を流すだけで最低限の汚れは落とせます。
お湯の温度は36~38度にすると、汚れを落とすことが可能です。
ただし、髪を濡らして乾かすという工程があるため、シャンプーもした方がよいでしょう。
シャンプーを切らしたときや、急な宿泊でシャンプーがない時などに使えるテクニックです。
髪を洗いたくないときは臭いやベタつきに注意
髪を洗わないと、髪の根元がベタベタして臭くなり、周囲に不潔な印象を与えたりします。
しかし、頭皮を健康に保てれば、毎日シャンプーする必要はありません。
髪を洗いたくないときや洗えないときは、臭いやベタつきを防ぐために、汚れをタオルで拭き取るほか、ヘアケア製品を使うことでカバーしましょう。