メンズの髪の伸ばし方は?髪が伸びにくくなるNG習慣もチェック

髪の毛をカットしたものの、想像以上に切りすぎてしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。
自分の理想よりも髪の毛を切りすぎてしまった場合、少しでも早く伸ばしたいという気持ちになるものです。
そこで、メンズの髪の伸ばし方や、髪が伸びにくくなる習慣や注意点について紹介します。

髪の毛が伸びる仕組みを知ろう


髪の毛は毎日伸びるわけではなく、成長期と休止期、後退期を繰り返して少しずつ伸びています。
少しずつ成長する過程を「ヘアサイクル」と呼ぶことが特徴です。
少しでも早く髪の毛を伸ばすためには成長期の生活習慣が非常に重要であり、日頃の生活習慣が乱れていると髪の毛の成長期が短くなるケースがあります。
結果、髪の毛の寿命が短くなり、伸びる前に抜けてしまうため注意が必要です。
髪の毛は基本的に1ヶ月で1~1.5cm、1年で12~18cm程度伸びるといわれています。
伸びる速さには個人差があるものの、1年で伸びるのは十数cm程度です。
しかし、頭皮の乾燥や汚れの蓄積など、頭皮環境が悪化していると髪の毛が伸びるのが遅くなり、1年間で10cmも伸びない場合もあるでしょう。

メンズの髪の伸ばし方3選

髪の毛を健康な状態に維持しながら、髪の毛を伸ばす方法をチェックしておきましょう。
髪質やライフスタイルなど個人差が生じますが、少し工夫するだけいつもよりも早く髪の毛を伸ばせる可能性があります。

毛先をカットする

髪の毛は、ダメージを受けると元に戻らないことが特徴です。
ダメージを受けた部分を放置していると、枝毛や切れ毛などにつながるため、ダメージを受けた部分はカットする必要があります。
カットした方が良いケースは、ブリーチやカラーリングで大きなダメージを受けた場合や、毛先が枝毛になっている場合、アイロンやドライヤーの熱を当てすぎて髪の毛が硬くなっている場合などです。
早めにダメージを受けた部分をカットすることによって綺麗な状態で髪の毛を伸ばせるでしょう。
髪の毛がダメージを受けていると、絡まったり洋服に毛が引っかかったりすることによって簡単に切れてしまい、綺麗に伸ばせません。
また、髪の毛が乾燥して見えるため清潔感がない印象を与えてしまいます。
そのため、髪の毛を長く伸ばしたいという場合には、メンテナンスカットで傷んだ部分を切ってしまうことが大切です。

髪の毛の成長を意識して食事をする

髪の毛を健康な状態で伸ばすためには、髪の毛の成長をサポートする栄養素を摂取し、頭皮まで浸透させなければなりません。
髪の毛のを伸ばす際に重要な栄養素は、ミネラル、ビタミン、タンパク質の3種類です。
脂質や糖質を過剰摂取すると頭皮の血液の流れが悪くなり、栄養素が頭皮まで様子が届かないため注意しましょう。
そのため、タンパク質やビタミン、ミネラルを摂取し、頭皮のマッサージをしたり脂質や糖質を抑えた食事を意識したりと工夫し、血流を良くすることも重要です。

自宅でヘッドスパをする

頭皮の血液の流れを良くするためには、ヘッドスパをする方法が有効です。
ヘッドスパは、地肌をきれいな状態にしたうえで、マッサージをすることで血流を良くする効果が期待できます。
また、ヘッドスパをする際に炭酸シャンプーを利用すると、より高い効果が期待できるでしょう。
ヘッドスパは専門店や美容室でのみ行うものではなく、自宅で行うことも可能です。
自宅でシャンプーをするときに、同時にヘッドスパをして頭皮の血行を促進させましょう。
ヘッドスパは、生え際、トップ、サイド、後頭部、耳の周辺の5箇所を丁寧に行います。
生え際は指の腹を生え際に置いて、つむじ方向に円を描くように引き上げてマッサージします。
トップは両手を組んで手のひらで頭を挟むようにして強く引き上げましょう。
サイドは耳の上に手のひらを置いて、目がつり上がる程度の強さで円を描くようにして引き上げます。
後頭部は襟足のくぼんだ部分に親指をおいて、円を描くようにしてマッサージすることがポイントです。
耳の周辺は、両耳を横に引っ張るようにしてマッサージしましょう。
一箇所につき、30秒程度行ないます。
セルフヘッドスパよりも美容室や専門店で行うヘッドスパの方が高い効果を得られますが、自宅で行うセルフヘッドスパでも毎日続けて行えば十分な効果を得られる可能性が高いです。

髪の毛を伸ばしたい時に気をつけたいNG習慣


髪の毛を伸ばす際に注意したい習慣について紹介します。

朝風呂に入る

仕事の後に仕事を終えて帰宅した後、夜にシャワーを浴びるのは面倒くさい、疲れているという理由で朝シャワーを浴びる人も多いのではないでしょうか。
夜にシャワーを浴びずに朝シャンプーをすると、頭皮環境が悪化するため注意が必要です。
頭皮や髪の汚れは、当日中にしっかりと洗い流し、清潔な状態で寝るようにしましょう。
また、シャンプーの後や就寝前に頭皮用の化粧水を使って保湿する方法も有効です。

トリートメントを頭皮につける

トリートメントは髪の毛だけにつけるものであり、頭皮につけることによって毛穴が詰まる、炎症を起こすなどの頭皮トラブルを起こす可能性があります。
そのため、トリートメントは髪の毛の中間あたりから毛先にかけて付けるようにしましょう。
また、トリートメントをしっかり流さなければ頭皮の環境は悪化し、髪の毛が伸びにくくなるため注意が必要です。

髪の毛を引っ張る

髪の毛を引っ張って無理矢理伸ばそうとしても、髪の毛は伸びません。
髪の毛が伸びるわけではないうえに、抜け毛や切れ毛につながるため、髪の毛を引っ張らないようにしましょう。

髪の毛が伸びるように生活習慣を見直そう

髪の毛は、1年で10~20cm程度しか伸びないことが特徴です。髪の毛を少しでも長く・早く伸ばすためには、栄養バランスが整った食事や規則正しい生活を意識する必要があります。
自分の生活習慣を見直し、髪の毛の成長を妨げるような行動は控えましょう。

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