自粛期間中に自らバリカンで散髪するのは可能?注意点は?

行政の要請により、自粛を強いられる生活が珍しくなくなりました。
もちろんあくまでも自粛ではありますが、それまでのように自由気ままにどこかに出かけることに抵抗感を覚える人も増えていることでしょう。
特に人と触れ合うことを控えるようにとのこと。
美容院・ヘアサロンに対しても足を運んでの利用に抵抗感を覚えている人も増えているのではないでしょうか。
そのため、伸びてきた髪を自分で散髪している人も増えているとか。
市販のバリカンも様々な種類が登場していますので、自分での散髪にこだわりを持つ人も多いようですが、その際、注意点があることも覚えておきましょう。

自ら散髪する際の注意点

鏡越しは注意が必要

初めて自らで散髪するとしても、ある程度は上手くいくことでしょう。
なぜなら鏡を使えばある程度は目視しながらの散髪が可能だからです。
バリカンを使えばさらに簡単にある程度刈り込むができますし、何より短時間での散髪も可能になります。
ただし、鏡越しの場合、実際の動きとは逆に映る点だけは気を付けましょう。
この点は目視しながら可能な部分、前髪や頭頂部、サイドは良いのですが特に気を付けなければならないのが後頭部です。
後頭部を鏡で確認する場合、ある程度角度をつけるなどしなければならないのですが、その際自分の思っている方向と逆に手が動いてしまったりといったこともあります。
カットくらいであれば多少のミスも誤魔化しが効くのですが、バリカンの場合、軽いミスが致命傷になりかねませんので気を付けましょう。

バリカンはまずは長めのものから

バリカンは上手く活用することで短時間で、かつ同じ長さで切り揃えることができる有能なアイテム。
一方で、失敗した時のリスクははさみでのカットとは比べ物になりません。
はさみの場合、周辺を上手く加工することで誤魔化せますが、バリカンの場合、そうはいきません。
そのため、バリカンに慣れていないときにはまずは歯の長いバリカンを使うとよいでしょう。
歯が短いバリカンは刈込も短くなりますので、軽く当てるだけで一気に刈り上げの状態となります。
もしもですが、ミスをして刈り上げの状態になってしまったとすれば、髪の毛が生え揃うのを待つしかありません。

大前提として掃除のことを考える

髪を切る前の段階で、掃除のことを考えておきましょう。
シートを敷いたり、髪を切った後どうするのかなどは、髪を切った後に考えるのではなく、着る前に考えておきましょう。
髪の毛を切ると、予期せぬ形で髪が散乱しています。
これはバリカンでも同様です。
一見同じ長さに見える髪の毛でも、実はそれぞれ微妙に長さが異なりますので、カットやバリカンの後を見ると、床には様々な長さの髪の毛が置かれていることでしょう。
また、頭皮に付着していたフケなども一緒に落ちることも。
この点も踏まえ、ゴミの問題は事前にシミュレーションしておきましょう。

自分で?ヘアサロンで?どちらが良いの?

自分で散髪するメリット・デメリット

自分で散髪するメリットはやはり感染防止という点が挙げられます。
コロナウィルスは目に見えるものではありません。
また、感染したものの自覚症状がないまま他人に移してしまうケースもあるほど。
そのため、感染防止策が「100%感染防止になる」と断言できないほど、コロナウィルスは厄介なものです。
しかし、自宅での散髪であれば感染リスクはありません。
また、自分の好きな時に散髪ができますし、お金もかかりません。
バリカンを購入するとしても、初めに購入すればその後は継続して使用できますのでコストパフォーマンスは高くなります。一方で、技術が必要なことは困難です。
自らカラーリングやパーマをと思った場合、かつて美容師として働いていた経験がある人以外は厳しいでしょう。

ヘアサロンで散髪するメリット

ヘアサロンの場合、自分で手間をかける必要がありません。
また、カラーやパーマといった特殊なテクニックは自らでとなると少々手間がかかりますし、技術も必要なので手間をかけたからと言って必ずしも自分の思い通りのスタイルになるとは限りません。
その点ヘアサロンであればほぼ自分の思い通りのスタイルを作ってくれることでしょう。
一方で、足を運ぶことになりますのでコロナウィルスの感染リスクが高まります。
もちろんヘアサロン側としても感染症対策は行っているでしょうが、それでも感染してしまう恐ろしさがあります。

まとめ

自らで散髪することは悪いことではありませんが、コストパフォーマンスに優れている一方で技術的な面で不安を残すのも事実です。
特にバリカンは短時間での作業をもたらすものの、失敗が致命傷になりかねません。
その点ヘアサロンでは失敗のリスクは少ないものの、足を運ばなければなりません。
これらの点を総合的に踏まえ、自ら行うのか、あるいはヘアサロンに任せるのかを判断してみてはいかがでしょうか。
優劣ではなく、自分の価値観やライフスタイル次第です。

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