髪に乳液!?余った乳液でできるヘアケア

乳液と言えば、化粧水とともに顔に使う基礎化粧品。
乳液と聞けば顔の保湿というイメージが皆さんにもあるかと思います。
でも実際は、乳液には髪をツヤツヤにしてくれる成分がふんだんに入っているトリートメント剤としても使えることはご存知ですか?

化粧水と違って少しづつ使っていく乳液は、どうしても余りがちになってしまうもの。
そこで今回は、そんな余った乳液を使ってできる乳液トリートメントの効果やヘアケア方法をご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介する内容を見てみて、興味があればぜひ試してみてくださいね。

乳液に含まれている成分


乳液の主成分は油分・乳化剤・保湿成分などです。
どれも肌の保湿などに効果的な成分として知られていますが、実は髪に塗っても様々な効果が期待できるんです。

油分

乳液には、約20%ほどの油分が含まれています。
肌の水分を逃がさないようにする高い保湿成分は、乾燥しがちな髪の保湿にも非常に効果的です。
化学配合の油分と植物由来の油分に分かれていますが、後者の方が肌や髪に優しいと言われています。

乳化剤

乳化剤は油分と水が分離するのを防ぐ成分になります。
これによって乳液は油分と水分が程良いバランスを保ち、保湿の手助けをしてくれます。
こちらも油分同様、化学配合の油分と植物由来の油分があり、植物由来のものの方が肌や髪に優しいとされています。

保湿成分

乳液に含まれる主な保湿成分はヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどです。
最近は乳液に使われる保湿成分も多種類化しているので、購入の際にチェックしておくとよいでしょう。
アレルギー成分などが使われている場合もあります。

乳液が髪にもたらす効果

それではさっそく、乳液が髪にもたらす効果についてご紹介していきましょう。

油分で髪の乾燥を防いでくれる

乳液に含まれる油分は、髪の乾燥を防いでくれます。
髪は乾燥してしまうと派手に広がってしまったり、スタイリングも大変。
乾燥した髪質に悩んでいる方なら、少量を髪になじませるだけでも髪をしっとり潤いのある状態に保つことができます。

日差しや紫外線から、髪を守ってくれる

髪のキューティクルを傷つけないようにするのはヘアケアの基本です。
日差しや紫外線、その他髪を乾かす時のドライヤーの熱などは、髪にダメージを与えてしまう原因のひとつ。
乳液に含まれる油分はこれらの熱によるダメージを軽減し、守ってくれる効果があります。

スタイリングに使ってもGOOD!

乳液はヘアスタイリングオイルのように、髪をセットするときのお共に使うこともできます。
色々な方法がありますが、オススメはスプレーのボトルに水で薄めた乳液をいれて髪にふきかけるという方法です。
髪に自然になじませることができ、時間のとれない朝に寝ぐせ直しとして使うこともできるんですね。

乳液を使ったヘアケア方法

乳液を使ったヘアケアは、決して難しいことではありません。
洗い流さないトリートメントなど、いわゆるアウトバストリートメントのような使い方をすれば問題ありません。

手の平で乳液を伸ばして、髪になじませていきます。
髪の量にあわせてベタつかない程度につけていきますが、ヘアブラシなどを使うとより馴染ませやすいかと思います。
また前述したようにスプレーボトルに水で薄めて、髪に吹きかけるのもよいでしょう。

ただ、乳液でトリートメントを行う際にはいくつか注意点があります。

乳液を髪に使う際に注意しておきたい部分

最後に、乳液を髪に使う際に注意しておきたいポイントをご紹介しておきます。

使用期限を超えた乳液は使わないようにする

たくさん余ってしまったとしても、乳液の使用期限は守るようにしましょう。
乳液はパッケージに使用期限が記載されているものもありますが、使用期限・製造日の記載義務が無いためにそれらが記載されていない製品も多いです。
開封して空気が入り込むと、当然参加して雑菌が繁殖する可能性もあります。
一般的な基礎化粧品の使用期限は開封後3年と言われているので、あまりに期限を超えてしまったものは避けるようにしましょう。

アレルギー成分はチェックしておく

近年の乳液は、さまざまな成分が含まれておりアレルギー成分もあります。
肌に使っているだけでは気付かなかったアレルギー症状が、髪にも同じように現れないとは限りません。
アレルギーは発疹だけでなく、フケ・かゆみの原因になる場合もあるので注意が必要です。

まとめ

今回は乳液を使ったヘアケアについてまとめてきましたがいかがだったでしょうか?
余った乳液で手軽にヘアケアできるのは非常に魅力的ですよね。

ただ注意しなくてはいけないのはやはり使っている乳液にアレルギー成分が入っていないかどうか。
基礎化粧品として肌に塗ることが本来の使い方である乳液ですが、肌に塗って大丈夫だからと注意をしていないと思わぬ症状が発症する可能性もあります。

しかしここまでご紹介してきたように、乳液は効果・手軽さ・コスパ・ともに高いヘアケア方法。
自分にあっているかどうかしっかり確認して、ツヤツヤで健康な髪を手に入れましょう。

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