40代ともなると、若い時とは価値観が異なるものです。
家庭を持てばお洒落ばかりに時間をかけていられないですし、頭髪そのものにも変化が出ている可能性もあります。
顔つきとて年齢と共に変わるものです。
これらを踏まえると、40代の男性にとっての理想の髪型は、決して若い時と同じではないことに気付くはずです。

40代という自分を受け入れよう

髪の質量はどうしても変わる

40代ともなれば若い時と比べて違う点が多々ありますが、頭髪に関してはやはり髪の毛の質量が異なります。
若い時には髪の毛の密度も豊富で、かつ黒々とした黒い毛が多いと思っていたものの、気付けば髪の黒々さも抜け、かつ細く薄くなっているものです。
つまりは質量そのものが変わっていますので、若い時に似合っていた髪型が似合わなくなるのも当然です。
自分自身では「あまり変わっていない」と思っていても、シビアな現実として頭髪の質量は変わっているものです。

顔の質感も変わるもの

自分の顔は、毎日のように鏡で見るものです。
そのため、若い時と比べてそこまで変化していないのではと思う40代の男性も多いのですが、実際には細かい部分で変わっているものです。
先にお伝えした髪の質量はもちろんですが、年齢と共に肌・皮膚の質感も変わるものです。
若い時には顔がパンパンで、どこかエネルギッシュだったものの、年齢と共に脂気が抜けていく男性も珍しくありません。
そのため、同じ髪型をしても、顔全体で見ると、イマイチだと感じるようになるケースも多いです。
若い時と比べて白髪が増えたり、あるいは髭にも白いものが入り混じるようになったりすれば、どうしても同じ髪型でもしっくりこないでしょう。

年齢と共に顔そのものが変わるケースも珍しくない

決して整形手術をするという意味ではなく、人間は何もしなければ年齢と共に衰えていくものです。
そのため、目周辺の筋肉が衰えて垂れ目になったり、ほうれい線が目立つようになったり、あるいは顔が長くなってしまったりといったケースもあります。
この場合もまた、若い時と同じ髪型をしても違和感を覚えることになるでしょう。

40代男性が理想の髪型を見つけるためのポイント

自分を知る

まずは自分自身を知ることです。
「若い時と変わっていない」ではなく、若い時と比べてどのように変化したのか。
今現在の自分自身の頭の形や髪質、肌の質感等を冷静に考えることで、どのような髪型が似合うのかが見えます。
むしろ似合うヘアスタイルとは、人それぞれ異なるものです。
つまり、まずは自分自身のことを客観的に理解しなければ、理想の髪型も分かりません。
若い時からの変化を客観的に認識するのは難しいかもしれませんが、若い時の写メ等と比較し、変わった部分を自覚・認識しましょう。

若い時に固執しない

40代で、特に若い時にお洒落していた男性の場合、どうしても「自分のスタイル」に固執する傾向にあります。
「若い時はこれが似合っていた」「若い時からこのスタイル」といったように、若い時と同じであろうとする40代男性も多いのですが、繰り返しお伝えしているように、自分自身も変化しています。
また、流行や価値観も変化していますので、若い時に似合っていたスタイルが40代でも似合うとは限りませんし、若い時のスタイルが時代遅れ甚だしいものになってしまっている可能性もあります。
そのため、若い時のスタイルに固執するのではなく、今の自分に合うスタイルを探すことが大切です。むしろ若い時のスタイルに固執していると、40代の自分自身に似合うスタイルをなかなか見つけることができません。

若くはないことを自覚する

40代の男性の中には、まだまだ若いと思っている男性も多いのではないでしょうか。
「おじさん」と呼ばれることを極度に嫌い、まだまだ自分自身を若者側だと思っている40代は珍しくありません。
確かに気持ちが若いことは素晴らしいのですが、年齢は顔や頭髪に如実に現れるものです。
さらには流行等に関しても、若者の流行と40代の流行は決して同じではありません。
しかし気持ちが若いので、10代や20代前半の若者の流行に乗っかろうとする40代もいます。
しかし、乗ったところで似合わない可能性が高いです。
なぜなら、顔や髪の質感が異なるからです。
若くあろうとするのではなく、自分自身の年齢を受け入れ、年齢に似合った格好をした方が若々しくなれますので、まずは自分自身がもう若者側ではないのだと自覚することも大切です。

まとめ

40代は若い時と比べると体は衰えが目立つものの、気持ちはまだまだ20代の頃と変わらないという男性も多いのではないでしょうか。
しかし、体には確実に変化が見えていますので、若い時と同じ髪型、あるいは若者世代で流行しているヘアスタイルを真似ても似合う可能性は低いです。
それよりも、まずは「今現在」の自分を認識しましょう。
すると、かつてお洒落に気を遣っていた40代であれば、自ずと似合うスタイルとの出会いが待っているはずです。

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