あなたも今日からできる!手軽な薄毛対策をまとめてご紹介!

まずは髪の性質と特徴を知ろう

年齢が最も出やすい体の部分が髪です。
白髪が増えたり、量が減ったりといった現象は加齢によるホルモンバランスの変化によるものなので、完全に止めることができません。
しかし、正しいケアをすればある程度防げます。
それにはまず、髪について知ることが大切です。

キューティクルを守ろう

髪は皮膚の一部が変化したもので、主にケラチンと呼ばれるタンパク質でできています。
「キューティクル」は髪の表面を覆うウロコ状の保護膜です。その内部の「コルテックス」は毛髪の90%を占める髪の主成分であり、ここに含まれるメラニンが髪を黒く見せています。
中心部の「メデゥラ」は空気を含んでおり、髪の弾力を保つ働きをすると言われています。

いわゆる傷んだ髪とはどのような髪のことがご存知でしょうか。
キューティクルが剥がれて、コルテックスに含まれる髪の成分が流出してしまった状態です。
キューティクルは摩擦などの物理的に弱いため、ぞんざいに扱うと傷んでしまいます。
髪が細くパサついた状態になってしまうのです。健康で艶やかな髪を守るには、保護膜であるキューティクルを守ることが不可欠です。

ヘアサイクル

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毛髪の本数は平均して10万本と言われています。
髪が常に定量を保っているのは、毛髪一本一本のヘアサイクルが異なり、脱毛の時期が違うからなのです。

ヘアサイクルは、男性は4、5年と言われ、健康な状態であれば毛髪の85%~90%が成長期、1%が退行期、9~14%が休止期です。
成長を終えた髪は、1日70~120本が自然に抜け落ち、新しい髪と世代交代をします。

髪と頭髪の正しいケアが、髪を老化から守ります。

 

30代までは変化はあまり見られませんが、40代は約2.2本、50代は2.0本と、40代を過ぎると減少していきます。
髪を洗うことは、生えている部分の髪を洗うこと以上に、頭皮を綺麗にすることを目的にしています。

薄毛対策で気を付けなければいけない4つのこと

シャンプー、リンスの正しい使い方

抜け毛を防ぐために、シャンプーは何のためにするかというと、残り20%の汚れの洗浄と、頭皮のマッサージです。
適量のシャンプーを手のひらに出し、軽く泡だててから髪と頭皮になじませます。
そして指の腹で生え際から頭頂部に向かってマッサージしましょう。
指をらせんに動かし、生え際から頭頂部、耳の後ろから頭頂部、襟足から頭頂部というように徐々にずらしながら洗うと全体に抜けがなく洗えます。
シャンプーの流し残しにも注意しましょう。シャンプーが残っていると皮膚が刺激され、そこから細菌が繁殖しやすくなります。

早めに始めたい、適切なスカルプケア

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抜け毛予防を念入りに行いたい場合は、タオルドライのあと、育毛料を使った頭皮ケアもしましょう。
育毛料には多くの種類があります。頭に滴を垂らすタイプ、スプレータイプなど形状も様々ですし、血行を促すカプサイシンや毛穴を引き締めるメントールなど、含まれる成分も多岐に渡ります。
いずれの場合、決め手は正しい付け方と、適切なマッサージです。
血流を促し、新陳代謝を高めるためには、塗布する部位や、育毛に効果的な頭部のツボを意識するのがコツです。
ポイントは、頭頂部の百会は、顔の中央を縦に走る線と、左右の耳の上から上へ延ばした線が交差するところにあります。

また、ぼんのくぼのやや下のアモン、そこから左右に並ぶ「天柱」「風池」「完骨」も、育毛に効果的で血行促進に効果を発揮するツボです。
ただもみ込むだけではなく、軽く叩いたり、圧迫したりと、バリエーションを持たせましょう。

ブローは丁寧に、しっかり乾かす

ドライヤー使用は、髪を傷めると思われがちですが、洗髪後は速やかに髪を乾かしましょう。脱毛の原因になります。
濡れた髪のままだと、細菌が繁殖しやすく、フケやかゆみの原因になりますし、キューティクルが傷つきやすく、痛みの原因にもなります。
ポイントは、濡れた髪にいきなりドライヤーを当てるだけではなく、まずはしっかりと水気を拭き取ることが必要です。
ヘアードライヤーと髪の距離が近すぎたり、温風を長時間当てたりすれば、髪は傷んでいきます。温風と冷風の切り替えスイッチがあるものは、上手に利用し、髪の毛へのダメージを抑えましょう。

自分に合ったスタイリング剤を見つけよう

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例えば、ヘアクリームは抜け毛予防には最適です。
髪に潤いを与えながら、ソフトに整えるクリーム状の整髪料です。
髪に適度な水分と油分を補給するもので、乾燥を防ぎ、髪をしなやかに保ちます。自然なつやを与え、ソフトに仕上げたい方におすすめです。
髪質は年齢とともに変化するものです。
そこを踏まえて、より相性のよいアイテムを使ったヘアスタイリングを心がけましょう。

まとめ

長々と述べましたが、マッサージや保湿クリームを塗って、ドライヤーでしっかり乾かすのが良いとされます。温風が髪の毛をマッサージすると、頭皮に潤いが持たされます。
育毛剤もタイプ別があるので、よく調べて下さい。

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