「髪に動きがほしい。」
「ツンツンヘアもいいけれどいつもとは違う雰囲気にしたい。」
誰しも一度はそう思うはずです。
そこで思いつくのがパーマスタイル。
「でもどういったパーマをかければいいのかわからない。」
というオシャレなメンズに現役の美容師がパーマやその種類について徹底解説します!
目次
一般的な美容院でできるパーマ
一般的な美容室でできるパーマにはナチュラル、カーリー、ツイスト、ピンパーマ、ウェーブなどがあります。
それぞれに一長一短があり求めるヘアスタイルによってこれらのパーマは使い分けられます。
またパーマのかけかたや薬剤種類があり、美容室でも一般的なコールドパーマ、ロッド自体を熱するデジタルパーマ、ロッドの水分を取り除いてかけるエアウェーブ、ピンでかけるピンパーマやツイストパーマなどの種類があります。
爽やかな印象のナチュラルパーマ
大き目のロッドでかけるパーマです。
美容室では一般的に使われているコールドパーマやエアウェーブを使用し髪の毛にほんのりくせをつくります。ロッドの大きさを小さくするとよりクルンとした仕上がりになります。
これくらいの優しいパーマならカラーリングと一緒に施術することも可能で、髪のダメージも最小限に防げます。
スタイリング
スタイリングはノーマルからハード程度の硬さのワックスを髪の毛に揉みこみパーマっ気を出します。あとは形を自分好みにアレンジして完成です。
個性的なカーリーパーマ
パーマのロッドを細くして全体にカールが出るようにかけたのがカーリースタイルです。
強めのパーマになるので今までの印象が180度変わってきます。
ただ、強めのパーマになるので髪にかかる負担もそれなりに大きいです。なので自宅でのセルフケアをしっかり行いましょう。
スタイリング
カール、ウェーブ用のムースを使えば髪の毛をウェットにせずにパーマが蘇りますが、ワックスを使う際は一度髪を濡らしてからワックスを揉みこみ軽くドライヤーをあてていくと良いでしょう。
パーマは乾くと伸びる、濡らすと戻るという性質があります。
ワイルドメンズのツイストパーマ
髪の毛を束ごとにねじってピンでかけていくとツイストパーマになります。
パーマの施術中はピンがコマごとにオンされていくので、見た目がちょっと変で「大丈夫?」と思ってしまうことが多いのですが、大丈夫です!心配しないでください。
ピンパーマで根元が立ち上がりやすくなるので動きがありながらもツンツンした感じに仕上げることができます。
また新しい毛が根元から生えてきてもしばらくはツイストパーマをアレンジしたヘアスタイルを楽しむことができるのでメンズにはお勧めパーマです。
髪へのダメージは大きいのでヘアケアはしっかりしましょう。
スタイリング
ツイストでツンツンさせたい場合は一度ドライヤーで根元を軽く立ち上げてからハードワックスを揉みこみます。
その後一束ごとに束を作っていけば画像のようなスタイルにセットできます。
髪がウェットの状態でワックスをつければよりツイストの感じがでてくるのでハードなパーマに見せることも可能です。
ほんのり動きがほしいときのピンパーマ
ピンパーマはナチュラルパーマよりもさらに一段回弱めのパーマで本当にくせ毛程度のパーマがかけたいメンズにおすすめです。
乾いているときはパーマがかかってるのかどうかわかりづらいのですが、スタイリングの際の髪の動きに違いを感じることができるでしょう。
これくらいのパーマならお仕事で髪型の規制があっても問題ないでしょう。
スタイリング
完全ドライをした後お好みのスタイリング剤で形を整えましょう。個人的にはワックスが仕上げやすいと思います。
髪がミディアム以上なら断然ウェーブパーマ
ウェーブスタイルをかける際はミディアム以上の髪の長さが必要です。
縦に落ちるウェーブはメンズの魅惑な部分を引き出してくれたり、ワイルドさを引き出してくれるパーマです。
スタイリング
髪の毛を一度濡らし、ウェーブ用のムースをつけてから髪の根元を中心に弱風で乾かします。
8割程度乾いてきたらドライヤーを止め今度はワックスで軽く整えていきます。
ロングヘアならウェットの髪にムースだけでもOKです。
マニアックな美容院でしかできない特殊パーマ
普通の美容院ではちょっと施術が難しいのが特殊パーマといわれる部類のパーマです。
これは専門店などがありますので、この種類のパーマをかけたいときは美容院に一度確認を入れたほうが良いでしょう。
アフロ
かなり細かく細いロッドでかけていきます。
普通の美容室でも施術することは可能なのですが、アフロの経験が少ない一般的な美容院だと施術をお断りされることもあるので、来店予定の美容院に一度問い合わせることをオススメします。
ドレッド
ドレッドは一般的な美容院ではほぼ施術してません。
なので専門店にいかなければいけないのですが、この専門店も探すのが一苦労です。
またドレッドなどの特殊パーマはメンテナンスも特殊なのでドレッドをかけた際はしっかり美容師さんからメンテナンス方法も教えてもらいましょう。
美容院でできないパーマ
美容院では取り扱ってないパーマもたくさんあります。
男性専門の理容室でしかできないパーマがあり、これらはロッドを巻くところまでは同じなのですが、そのあと理容専用のコテを使い形を作っていきます。
パンチパーマ
ロッドをまく長さがないので理容室専用のコテで形を作っていきます。
リーゼントパーマ(パーマ用アイロン使用)
ロッドでカールパーマをかけた後コテアイロンでそのカールを伸ばしながらかけていく手の込んだパーマです。
スタイリングの際もブローが必要になります。
二グロパーマ
パンチパーマの長い版みたいなパーマです。
パンチパーマとの違いは一度ロッドでパーマをかけ、さらにコテでパンチパーマのような形を作っていきます。
まとめ
自分好みのパーマは発見できたでしょうか?
パーマをかけるといつもとは違う自分を見つけることも可能です。特に自分の雰囲気を一転したいときや、イメチェンをしたいときにはパーマスタイルがオススメです。
しかし、パーマは髪の毛にかかるダメージもあるので自宅でのメンテナンスケアも忘れずにお願いします。