天然パーマの夏の正しいヘアケアの方法とは?

直毛の人にとって、天然パーマは羨ましい髪質でしょう。
しかし、天然パーマを悩んでいる人も多いです。
天然パーマは遊び心という点では良いのですが、自分の意図していない形で髪が丸まってしまったり、湿気によってそれまでのスタイリングが無駄になってしまったり。
「天然パーマをなんとかしたい」と思っている人も多いかと思いますが、そんな天然パーマは季節によって注意点が異なります。
そこでこれから迎える夏、天然パーマとどのように向き合えばよいのか、正しいヘアケアの方法をお伝えしましょう。

夏の特徴

汗をかくことが多い

夏の特徴として、気温が高まっていることから汗ばむことの多い季節です。
建物の中に入れば冷房のおかげで涼しいのですが、外はとにかく暑く、何をするでもなく立っているだけで汗ばんでくるという人も多いのではないでしょうか。
汗ばむことで髪の毛が汗の水分を吸収してしまうのでスタイリングが崩れやすい季節です。
朝しっかりとスタイリングをしても通勤や通学時に外の暖気に触れ、汗ばんでしまったがためにすぐにスタイリングが崩れてしまうことも珍しくありません。

冷房の中は乾燥しやすい

外はとても暑いものの、建物の中は冷房によって快適な空間となっています。
そのため乾燥しやすいです。
外に出る機会のない会社員の場合、朝出社して夕方・夜に帰宅するまで冷房のかかった建物の中で一日を過ごすことになります。
快適といえば快適ですが、乾燥しやすいのでウェットなスタイリングをしていると乾いてしまいます。
また、外に出たり建物に入ったりを繰り返すと、暑さと冷房を出入りします。
汗ばんだ後に冷房の空間に入ると快適ではありますが、汗もそのまま乾かしてしまいます。
つまり、異臭の原因になったり、あるいは汗ばんだら乾燥してを繰り返しますので、気付けばスタイリングは完全に崩れているケースが多いです。

より清潔感が求められる季節

夏は暑い季節です。
そのため、より清潔感が求められます。
もちろん他の季節でも清潔感が求められますが、夏は暑い中で清潔感を演出しなければならないため、他の季節と比較しても少々面倒です。
例えば少し汗ばんでいるだけでも、夏は暑い季節なので、より不衛生な印象を与えてしまいます。
髪も同様で、少し汗ばんでいるだけでも、「汚らしい」「不潔」といったイメージを持たれやすいので、よりこまめなケアも求められます。
特に天然パーマの場合、気付いたらスタイリングがくずれ、ゴワゴワな状態になってしまっていた…なんてケースも、夏では珍しくありません。

夏の天然パーマのヘアケアのポイント

「最低限」を意識する

スタイリングともなれば、いろいろと手を加えたくなるものです。
特に天然パーマの場合、何もしなければごわごわして汚らしい印象を与えてしまいがちです。
しかし、だからといって整髪料をつけすぎると崩れた際にかえって不衛生な印象を与えてしまいかねません。
また、見た目だけではなく異臭も生じてしまいます。
そのため、できる限り整髪料に頼らないスタイリング・ヘアケアが求められます。

大切なのは朝よりもむしろ夜

夏の天然パーマのヘアケアでポイントとなるのは夜です。特にお風呂上りです。
朝、家を出る前のスタイリングよりもお風呂上がりのヘアケアにこそ大切です。
まずはドライですが、天然パーマの方向性に応じたドライを行いましょう。
これは人それぞれです。
例えば、天然パーマを抑えたいのであれば、お風呂上りにアイロン等を使用してまっすぐにしておきましょう。
朝慌ててスタイリング・ケアするよりも、寝る前にじっくりと整えた方が効果が長持ちします。
また、ヘアミルク等は極力控えましょう。
ダメージ補修に効果が期待できるヘアミルクですが、天然パーマに使用するとかえって水分を与えることで天然パーマのウネリを強調させてしまいます。
例え乾いた髪の毛に使用してもうねらせてしまいますので、使用したいのであればお風呂上りに使用し、使用した後はドライヤーでしっかりと乾かしておきましょう。

夏はパーマスタイルにするのも手

夏という季節は、天然パーマの方にとっては悩みの多い季節です。
そこで、夏だけはパーマスタイルにして天然パーマをかえって目立たなくさせるのも手です。
天然パーマを隠そうとスタイリングすると、ヘアケアにも時間がかかりますし、崩れたらどうしようとの不安も出てしまいますが、天然パーマを活かしたパーマスタイルであれば、ヘアケアの負担も最小限となります。

まとめ

夏はヘアケアが難しい季節です。
そのため、無理に頑張ろうとしてもかえって負担・ストレスが増えてしまうだけと考えることもできますので、夏だけはパーマスタイルにしたり、あるいは天然パーマの部分には縮毛矯正やストパーをかけるなどしてヘアケアが最小限で済むようにするのも手です。
無理に頑張るからこそ「崩れないように」「良い状態を維持できるように」と考えてしまいますので、いわば「頑張らない」という考えも必要ですが、それでも頑張りたいのであれば、お風呂上りのスピーディーなケアが重要です。

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