夏は紫外線の影響もあり、どうしても髪の毛が傷んでしまいます。
普通に外を歩いているだけでも、他の季節以上のダメージを負ってしまうものです。
夏場は開放的なので多少ダメージがあっても気にならないかもしれません。
しかし、夏が終わると、そのダメージがより目立ってしまうもの。
そこで夏に傷んだ髪の毛のケアを自宅で行う方法をいくつかご紹介しましょう。
目次
おすすめの自宅でのヘアケア
流さないヘアパック
流さないタイプのヘアパックは髪の補修効果が期待できるアイテムです。
洗い流さないことから、手軽に行える一方で面倒だと思っている人も多いようです。
確かに浴室でのヘアケアの方が、入浴と同時に行えるので手間がかからないと感じる人が多いのも頷けますが、夏場の紫外線のダメージは、目に見えないだけで相当なものとなっています。
そのため、じっくりとしたヘアケアとなる流さないタイプのヘアパックは、ダメージに補修成分を浸透させる有意義なものです。
普段であれば「大げさ」と思うかもしれませんが、夏が終わるころに一度じっくりと行ってみるのも良いでしょう。
栄養補給と頭皮マッサージ
髪の毛も人間の他の体同様、栄養で構成されているものです。
紫外線によって傷ついているとしても新しい髪の毛となることで健康になります。
そこで栄養補給と頭皮マッサージです。
ダメージを負った毛を補修することも大切ではありますが、新しく健康な毛を生やすというアプローチも重要です。
アミノ酸やタンパク質など髪の毛を構成する栄養成分を摂取し、頭皮マッサージによって血行を促進させ、夏場に負ったダメージのある髪の毛から、新しく健康な髪の毛を生やすことで、髪が生えてくる根本から健康的な髪の毛となります。
トリートメント
コンディショナーとトリートメントは同じものだと思っている方も多いようですが、実際には別物です。
近年はコンディショナーの方がドラッグストアで手軽に購入できることから広く支持を集めていますが、トリートメントを活用してみるのも手です。
両者の違いとして、「髪の表面を保護する」コンディショナーに対し、トリートメントは「髪の毛に栄養素を与えて綺麗に」します。
つまり、髪の内側に入り込むのがトリートメントです。
日常生活ではコンディショナーでも十分髪の毛を綺麗に保つことができますが、夏に傷んだヘアケアとしては、コンディショナーよりもトリートメントの方が効果的です。
もちろん自宅でも行えるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
自宅でできるヘアケア以外の考え方
思い切って髪の毛を切る
夏の紫外線のダメージは想像以上のものです。
傷んだ髪の毛を戻そうとしても、難しいと感じる人もいることでしょう。
そこで、傷んだ部分は切ってしまうのも手です。
髪の毛はやがては生え変わります。
ダメージを負った部分を戻すより、新しく綺麗な毛を生やした方が良いとの考え方もあります。
元の髪の毛の長さ次第ではありますが、決して長くはないスタイルであれば、わざわざ手間暇をかけてダメージを補修するよりも、思い切ってダメージのある部分を切ってしまうのも手です。
普段やらないことにチャレンジしてみる
ダメージを負ってしまった部分は加工が難しくなるのですが、普段はやらないことにチャレンジしてみるのも手です。
例えば、コーン・ロウ。
コーン・ロウは伸びたら切って終わりにするものなので、ダメージを負ってみすぼらしくなってしまった毛の「最後の思い出」とばかりに、普段できないコーン・ロウにしてみるのも手です。
他にも、ダメージヘア用のヘアカラーも登場していますので、普段はできない思い切ったカラーリングにチャレンジしてみるのも良いでしょう。
「どうせ切る」と開き直れば、いろいろなチャレンジ精神が沸いてくるのではないでしょうか。
ダメージを楽しむ
ダメージを負うと、ともすればパーマのような状態となります。
髪の毛から栄養が抜けたりキューティクルが破壊されることで、妙な癖になったりパサパサになってしまったり。
だからこそ、ダメージを補修して健康な髪の毛を取り戻そうとするものですが、むしろその状態を楽しんでみるのも手です。
まるでパーマをかけたかのような雰囲気を楽しんだり、傷んだ状態からアイロンをかけることでさらにヘビーなパーマをかけたような状態にしてみるのも手です。
傷んでいない髪の毛ではできないことですが、傷んだ状態だからこそ、開き直ってチャレンジしてみるのも手です。
まとめ
夏に傷んだ髪の毛のヘアケアは、自宅でも可能です。
大ダメージだからこそ、普段は行わないケアを行ってみると良いでしょう。
一方で、大きなダメージだからこそ、開き直って思い切って切ったり、あるいはダメージの部分を楽しむという選択肢もあります。
やがて髪の毛は生え変わるものです。
だからこそ綺麗に補修して伸ばすのか、あるいはダメージ補修を諦めて楽しむか。
いずれにせよ、いろいろな選択肢を楽しんでみてはいかがでしょうか。