わざわざ美容院に行かなくともドラッグストアで簡単にブリーチやヘアカラーを購入できる時代です。
「自分で髪を染める」ことがとても簡単です。
しかし自らブリーチカラーやヘアカラーを使用して髪を染める場合、気を付けなければならないことがいくつかあります。
今回はその中でも「ヘアケア」について考えてみましょう。
目次
メンズのブリーチカラーの特徴
メンズのブリーチカラーは刺激が強い
メンズのブリーチカラーは女性用のブリーチカラーと比べて刺激が強い傾向にあります。
男性の方が髪の毛が太いため、女性用のブリーチカラーよりも溶剤が多いからです。
つまり、その分どうしても皮膚へのダメージも強まります。
ブリーチカラーは「髪の毛を染める」という点では有用なアイテムですが、頭皮のことまで考えられているわけではありません。
髪の毛を染めることを何よりの目的としていますので、頭皮に付着すればどうしても頭皮に負担がかかります。
メンズは短髪も多い
短髪が多いのもメンズの特徴です。
そのため、髪の毛「だけ」にブリーチカラーを塗るのが難しいです。
できれば美容院で染めた方が良いと囁かれているのはそのためです。
美容院であれば技術を持った美容師が頭皮ではなく、髪の毛「だけ」に溶剤を塗布できるので頭皮に負担をかけることなく髪の毛を染めることができます。
しかし自らブリーチカラーで染める場合、頭皮に付着させず、髪の毛だけにブリーチカラーを付着させるのは簡単ではありませんので、どうしても頭皮に負担をかけてしまいます。
手軽だからこそ軽い気持ちで染めるケースが多い
手軽に染めることができる上に、短髪のメンズとすればブリーチカラーを使用する際、バッチテストさえ行わずにぶっつけ本番で染めることもあるのではないでしょうか。
もちろんそれでも一定の効果を得られる点がメリットではありますが、女性の場合、皮膚に溶剤が付着しないよう髪の生え際にクリームを塗ることもあります。
まさに「万全の状態」でブリーチカラーを行う女性が多いですが、メンズの場合、「とりあえず」「なんとなく」というスタンスで染めるケースも見受けられます。
ヘアケアもブリーチカラーと同じくらい大切!
トリートメントは必ず行おう
ブリーチカラーの後にはトリートメントは必ず行いましょう。
ブリーチカラーとトリートメントはセットだと考えるべきです。
髪の毛を染めるという行為は髪の毛の組織を傷つけ、そこに色素を注入することになります。
結果、髪の毛から潤いがなくなります。
つまり、髪の毛から水分がなくなることを意味していますので、まずは髪の毛のトリートメントはしっかりと行うよう心がけましょう。
トリートメントを行わないと、髪の毛のギシギシ感が取れませんし、せっかく染めたものの、色落ちの速度も速くなってしまいます。
頭皮の異常をすぐにチェックしよう
ブリーチカラーを行った後は、頭皮に異常がないのかすぐに確認しましょう。
目視が一番ではありますが、後頭部など目視できない部分もあります。
その部分は鏡を上手く活用したり、あるいはスマートフォンで後頭部を自撮りするなどして、高等部を確認しましょう。
特にブリーチ剤が付着した部分はかゆみを伴います。
かゆみを放置しておけば、次第にかぶれとなり、頭皮に大きなダメージを与えることになります。
そのため、ブリーチカラーの後はトリートメントはもちろんですが、いつも以上に入念にシャンプーをしましょう。
シャンプーで頭皮に付着しているブリーチ剤を全て落とすという気持ちを持つことが大切です。
ヘアオイルも活用しよう
普段はメンズの場合、ヘアオイルを利用する人はあまりいないかと思いますが、ブリーチカラーのケアとしては利用するのも良いでしょう。
ヘアオイルはコンディショナーと比べると高価なだけに、常日頃から使用するとなると経済的な負担も大きなものになります。
しかし、ヘアケアという観点ではとても素晴らしいものです。
ブリーチカラーの後くらいはヘアオイルを活用し、髪の毛に潤いを取り戻すのも良いでしょう。
髪の毛の状態が悪いと、せっかく髪の毛を染めても「綺麗」「格好良い」ではなく、みすぼらしい印象を与えてしまいかねません。
ヘアオイルだけではなく、ヘアクリームなどを活用し、いつも以上に丹念にケアすることで、ブリーチカラー直後の「発色の良い状態」を長持ちさせると良いでしょう。
まとめ
ブリーチカラーは手軽ではありますが、だからといってヘアケアを行わなくてよい訳ではありません。
髪の毛は色だけではなく、状態も印象を決める上でとても大切なものです。
せっかく良い色に染めたとしてもギシギシで、かつ頭皮がボロボロになってしまっては意味がありません。
ブリーチカラーの後はしっかりとヘアケアをすることが頭皮の健康と共に、「髪の毛の健康」も大切になりますので、「染めて終わり」ではなく、ヘアケアもまた、行うべきものだと覚えておきましょう。