かつてヘアケアといえば時間をかけて行うものでした。
美しい髪の毛のためには必要なものではありますが、時間がかかることから忙しい人は面倒・億劫になってしまうのも事実でした。
しかし近年、手軽に行えるヘアケアも登場しています。
それが洗い流さないヘアケアです。
特別な美容品店だけではなく、スーパー・ドラッグストアでも販売されているので入手しやすい洗い流さないヘアケアは、多くの人にマッチした魅力的なものです。
そこで、洗い流さないヘアケアの魅力や、なぜ多くの人にマッチするのかをご紹介しましょう。
目次
洗い流さないヘアケアのメリット
簡単に使用できる
洗い流さないヘアケアは、特に気を使う必要がありません。
適量を紙に馴染ませるだけで良いので、簡単に使用できます。
従来のヘアケアは洗い流す必要がありましたので、自ずと「洗い流せるシチュエーション」でのみ使用できるものでした。
入浴時にヘアケアを行っていた人が多いのもそのためです。
しかし洗い流さないヘアケアであれば、寝る前、寝起き、あるいは髪が乾燥していると思った時など、シチュエーションを問わず、髪の毛に塗布するだけで、簡単に使用できます。
この手軽さは、洗い流さないヘアケアの大きなメリットです。
入手が簡単
先述したように、洗い流さないヘアケアは決して希少価値のあるものではなく、ドラッグストア等で販売されていますので手軽に入手できます。
また、洗い流さないヘアケアの人気の高まりを受け、様々なメーカーから洗い流さないヘアケアが多々登場していますので、選択肢も豊富です。
自分の髪質にあったもの、コストパフォーマンスに優れているものなど、選び方は人それぞれですが、洗い流さないヘアケアの入手が簡単で選択肢が豊富だからこそのメリットです。
短時間で終わる
従来のヘアケアは、髪に成分を浸透させる時間が必要でした。
その後、洗い流すまでそれなりに時間がかかりました。
髪の毛の長い方の場合、数十分、あるいはそれ以上かかることもあったのではないでしょうか。
しかし洗い流さないヘアケアは、塗布して放置する時間に成分が浸透します。
さらには洗い流す必要がありませんので、時間を気にする必要がありません。
自分自身の行為としては、髪の毛に洗い流さないヘアケアを塗布するだけになりますので、ロングヘアの方でも数分程度で終わります。
このようなスピード感もまた、メリットです。
塗布したままでもおかしくない
従来の洗い流すタイプのヘアケアは、浸透させた後洗い流す必要がありました。
そのため、現実的に家の中での使用となります。
一方、洗い流さないヘアケアの場合、洗い流す必要がないので家の外での使用も決して不可能ではありません。
例えば、オフィスや学校で塗布してそのまま浸透させることもできます。
その際、塗布したままでも違和感はありません。
傍目からは整髪料と洗い流さないヘアケアを見極めることはできません。
塗布した状態がなんらおかしな状態ではないことから、いつでもどこででも使用できる点も洗い流さないヘアケアのメリットです。
洗い流さないヘアケアをより効果的に利用するために
髪を清潔にしておく
洗い流さないヘアケアはシチュエーションを問わずに使用できますが、より効果を高めたい場合には髪を清潔にしておく必要があります。
汚れの無い髪の毛の方が浸透度は高いです。
入浴・シャワー後が最適ではありますが、洗い流さないヘアケアを使用する前に少し髪の毛をはたいて埃を拭うだけでも効果が高まります。
肌との相性も考える
洗い流さないヘアケアは髪の毛に塗布するものですが、どうしても頭皮にも触れてしまいます。
その際、頭皮との相性の問題が生じます。
いくら髪の毛に良いものでも、頭皮を痛めてしまうようであれば髪の毛が綺麗になっても美容という点ではマイナスです。
洗い流さないヘアケアはパッチテストも簡単なので、髪の毛への影響だけではなく、自分の素肌との相性も調べておきましょう。
湿度に注意する
洗い流さないヘアケアはシチュエーションを問わずに使用できる点がメリットではありますが、湿度が低いと乾燥が早くなってしまい、栄養成分が髪にしっかりと浸透する前に乾いてしまう可能性があります。
そのため、できれば湿度の高い場所で使用しましょう。
もちろん湿度の低い場所でも多少の効果は期待できますが、より大きな効果を期待するのであれば、湿度の高い場所の方が、乾燥まで時間がかかるので、ヘアケアの成分が髪の毛に浸透する時間が長くなります。
まとめ
洗い流さないヘアケアは様々なメリットがあることに気付かされます。
忙しい方でも、手軽にヘアケアを行えますので、忙しさ、あるいは手間・面倒といった理由でヘアケアが疎かになってしまっている人は、洗い流さないヘアケアを検討してみてはいかがでしょうか?
簡単に入手できますので、ドラッグストア等でどのような洗い流さないヘアケアがあるのかを見てみるだけでも楽しめることでしょう。