自宅での散髪は危険?美容院の方が良い理由とは

床屋や美容院ではなく、自宅で散髪している人が増えています。
自宅での散髪であれば、散髪用のハサミやバリカンなど一度購入すれば以降は無料で髪の毛の手入れが可能になります。
お金の問題もあれば、わざわざ足を運ぶのが面倒な人や、あるいは理容師・美容師とのコミュニケーションが苦手、あるいは面倒だからと自宅で散髪している人が増えているのですが、自宅での散髪は危険な側面があるのも事実です。
そのため、やはりしっかりと髪型を整えるのであれば美容院がオススメです。

自宅での散髪が危険な理由

後ろが見えない

単刀直入に、後頭部は自分の肉眼で確認できません。
鏡、あるいはスマートフォンで動画撮影しながらなど確認することはできても、肉眼で見ることができませんので、どうしても手探りです。
鏡の場合、鏡に映っている姿は反射しているので、自分の動かしたい方向とは逆に動いてしまうこともあります。
ましてやその状態でハサミを利用するのです。怪我をしてしまう可能性は0とは言い切れません。
特に耳回りです。耳そのものまで切ってしまう可能性が高いので、「注意」ではなく、やはりできれば美容院まで足を運んだ方が良いでしょう。

怪我だけではない問題もある

髪の毛は「切れば良い」ものではないはずです。
ただ単に切るだけではなく、身だしなみとして整えるべきものですが、先にもお伝えしたように後頭部は見えませんので、どうしても手探りでの散髪になります。
前髪など鏡で見えやすい部分であれば良いでしょう。
しかし、後頭部は見えませんので髪を切るだけでも一苦労です。
「とりあえず」「適当でいい」と思って切り揃えたと思ったものの、よく見たら虎刈りになっていた…というケースは決して珍しくありません。
切った直後はそこまで違和感がなかったものの、髪が伸びてきたら段々となっていて、かえって恥ずかしい気持ちになった…という話は自宅での散髪での「よくある話」です。

切って終わりではないからこそ

髪の毛は切って終わりではありません。
切った髪の毛が全て床に落ちればよいのですが髪の毛の中に隠れてしまって常にかゆみを伴ったり、背中や肩回りに毛が落ちれば当然こちらも気になることでしょう。
また、その状態で家の中をうろうろとすれば家中に切ったはずの髪の毛が散乱することになります。
美容院であれば後片付けの心配はありません。
手間も労力もかからない点を考えると、やはり美容院に足を運んだ方が断然「楽」です。

美容院に行くべき理由とは

カットだけでも問題ない

美容院のメニューを見ると、カットだけではなくカラーリングからパーマなど様々なサービスが用意されていますが、決してあれこれ選ばなければならないものではありません。
カットだけでも何ら問題ありませんし、カットだけ、さらにはクーポン等を活用すれば、そこまで高額にはならない美容院も多々あります。
もちろんカットだけだからといって美容師から「カットだけじゃなくて他にも何かしてくれ」などと言われることはありません。
お金を惜しんで手間暇をかけて自宅で散髪するくらいであれば、多少お金を支払ってでも、カットだけでも美容院に足を運んだ方が「確実」です。

自宅近くに見つけやすい

厚生労働省が発表した平成28年度の衛生行政報告によると、2017年3月時点で美容院は全国におよそ243,000店舗です。
この数字だけではピンとこないかもしれませんが、コンビニが全国におよそ60,000軒です。
つまり、全国どこででも見かける…と感じているコンビニのおよそ4倍もあるのです。
この数字が意味しているのは、美容院がコンビニ以上に見つけやすいという点です。
さらにはコンビニ以上に競争が激しくなっているので、接客等で不愉快にさせられる可能性が低い点が挙げられます。

一度行けば気持ちも変わる

自宅で散髪している人は、多くが「美容院に行くのが面倒」という気持ちを抱えていることでしょう。
しかし、一度足を運べばそこまで面倒なものではないことに気付くという人も珍しくありません。
むしろそれまで、いわば「食わず嫌い」だったものの、一度足を運んだら、実はそこまで嫌悪するようなものではなく、むしろ快適で気に入った…という人もいます。
気後れしている人もいるかもしれませんが、美容院はお洒落な人が足を運ぶ場所ではなく、お洒落になりたい人が足を運ば所なので、誰が足を運んだとしても、美容師は大歓迎してくれます。

まとめ

自宅での散髪は確かにお金もかかりませんし、足を運ぶ手間もかかりませんので「お得」に感じるかもしれませんが、自分で髪を切るリスク。
そして昨今の美容院事情を考えると、わざわざ危険を冒してまで自分で散髪する必要性は低いです。
むしろ気分転換や流行のチェックにもなりますので、自分で散髪するのであれば、美容院に足を運んだ方が良いでしょう。
毎回美容院だと面倒という人は、例えば「3回に1度は美容院」といったように、ペースを決めてみるのも良いかもしれません。

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