くせ毛を何とかしたい!乾燥させるべき?ヘアオイルを使った方が良い?

くせ毛に悩まされている人は多いことでしょう。
一口に「くせ毛」といってもその種類は十人十色。
そのため、悩みの解決方法も人それぞれですが、悩みを解決するためにはくせ毛の特性を理解することが大切です。

くせ毛とは?

くせ毛になる理由は大きく3つあると考えられています。

まずは、遺伝。
遺伝子によって体が作られる人間は、髪の毛も例外ではありません。
くせ毛の親族がいる場合、くせ毛になる可能性が高いです。

もう一つは加齢です。
こちらは男性ホルモンの影響や、筋力の衰えによる毛穴の形状が変化することでそれまで直毛だったものがくせ毛になるケースです。

くせ毛の理由によって対策が異なることはいうまでもありません。
そのため、くせ毛で悩んでいる場合、まずは「なぜくせ毛なのか」を見極める必要があります。

くせ毛の見極め方

くせ毛を見極める方法は決して難しくありません。
生まれながらにしてくせ毛であれば遺伝である可能性が大です。

一方、年齢によってくせ毛になった場合、少々判断が難しいです。
男性ホルモンが原因の場合、くせ毛になる部分は前髪や頭頂部です。
いわゆる「ハゲ」となる部分の前兆としてくせ毛になります。

一方、筋力の衰えによる毛穴の形状変化が原因のくせ毛の場合、場所を問いません。
前髪や側頭部だけではなく、後頭部や頭頂部にも見られますが、全体的にくせ毛になる人もいれば、局所的にくせ毛になっている人もいるなど、こちらも十人十色です。
しかし、いつからくせ毛なのか、どこにくせ毛が発生しているかで、ある程度くせ毛の原因を見極めることができます。

原因別!くせ毛対策

遺伝が原因のくせ毛対策

遺伝が原因のくせ毛の場合、体質に起因したものです。
そのため、対策としては「くせ毛をどうしたいのか」を考える必要があります。
例えば、くせ毛を活かしてスタイリングしたい場合、ヘアオイルが有効です。
髪の毛に潤いを与えることで、くせが強くなります。

一方、くせ毛を抑えたい場合は乾燥させた方が良いです。
ヘアオイルの使用も悪くはありませんが、潤いが強すぎることで髪の毛に動きが出てしまいます。
くせ毛を抑える=動きを抑えるなので、くせ毛を抑えたい場合にはしっかりと乾燥させましょう。

ヘアオイルでダメージ補修を行った場合も、その後の乾燥が必須です。
ただし、どちらか一方に偏る必要はありません。
動きを楽しみたい時にはヘアオイルを使用して潤いをキープし、動きを抑えたいときには乾燥させるなど、状況の変化そのものを楽しむのも良いでしょう。

男性ホルモンが原因のくせ毛対策

男性ホルモンが原因の場合、もはや表面処理では効果が期待できません。
もちろん「その日一日だけ」であればストレートアイロンやドライヤー次第でくせ毛をまっすぐにできますが、あくまでもその時だけです。

根本的な対策をと考えている場合、ヘアオイルやスタイリングではなく、AGA対策そのものになります。
実際、フィナステリドを服用していたらくせ毛が改善され、直毛になったとの声もあります。
また、後天的にくせ毛になった場合だけではなく、生まれてから悩まされていたくせ毛が改善された事例もあります。

くせ毛の原因の一つに「遺伝」があるとお伝えしましたが、遺伝を紐解くと、男性ホルモンが強い傾向があるとされています。
そのため、AGA対策で男性ホルモンにアプローチすることで、髪の毛の成分にも変化がおよび、くせ毛から直毛に変化します。

いずれにせよ、後天的にくせ毛になった場合で、かつ前髪や頭頂部にくせ毛が見られる場合、放置しておくと薄毛になることは明白です。
AGA対策は早期に行うほど効果が期待できることから、前髪や頭頂部など局地的にくせ毛が目立つようになった場合、AGA対策も視野に入れておきましょう。

筋力の衰えによるくせ毛の対策

加齢によって筋力が衰えることで毛穴の形状が変化し、くせ毛になる場合も基本的には髪の毛そのものの問題ではなく周辺環境の問題です。
ヘアオイルやドライヤーなど表面的に取り繕っても根本的な解決には至りません。
ただし、こちらはAGAに起因したものではないため、放置しても薄毛が進行するものではないため、遺伝同様、動きを楽しみたいのであればヘアオイルを使用し、潤いを与えるとよいでしょう。

一方、くせ毛を抑えたい場合には、しっかりと乾燥させた方が良いでしょう。
また、根本的にくせ毛を改善したい場合には頭皮マッサージなど、頭皮の筋力を維持・向上させることで毛穴の形状が改善されくせ毛も改善されます。

まとめ

くせ毛で悩まされている場合、ヘアオイルか乾燥か、どちらにすべきかで迷うものですが、そもそも「なぜくせ毛なのか」を考える必要があります。
くせ毛に限らず、対策とは原因に対して効果的なアプローチをすることです。

くせ毛で悩んでいるのであれば、そもそもなぜくせ毛なのか、くせ毛とはどのような性質を持つものなのかを理解することで、自ずと行うべき対策もみえてくることでしょう。

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