簡単セルフカット!前髪を自分で上手に切る方法

前髪って伸びるのが早いと思いませんか?
美容室で切ってもらっても、1ヵ月もしない間に伸びてきてしまいます。
そうすると、セットも思うようにいかなくなり、目にかかる長さだと不便になります。
しかし、前髪のためだけに美容室に行くのは面倒ですよね?
そこで、前髪を上手に自分で切る方法を紹介していきます。

セルフカットするために必要な道具

まずは、自分で前髪を切るために必要な道具を見ていきましょう。
最低限必要なものを紹介していくので、セルフカットをする前に、揃えてください。

髪を切る用のハサミ

自宅にある普通の文具用のハサミでは、髪を切ることに適していません。
美容師でも普通のハサミでは上手く切れないのですから、素人なら一層上手く切れるわけがありません。
髪を切る用のすきバサミを購入しましょう。
すきバサミであれば髪を少しずつカットできるので、切り過ぎてしまうという心配もありません。
20%のスケ率のハサミを選ぶと前髪をカットしやすいでしょう。

ダッカール

ダッカールは、美容室でよく見かける大きなヘアクリップです。
このヘアクリップは、髪をブロッキングする際に利用します。
髪がベリーショートなど短い場合には必要ありませんが、少し長さがある場合には準備しましょう。
間違えて前髪以外の髪も切ってしまわないようにするのに便利です。

カットを始める前に

セルフカットに必要なアイテムを揃えたら、いよいよ前髪のカットをしていきます。
しかし、前髪をカットする前にすべきことと注意点について見ておきましょう。
この工程を知っておくことで前髪を上手にカットすることができます。

前髪を濡らさずにカットする

美容室では髪が濡れた状態でカットするため、セルフカットをする時に霧吹きなどで前髪を濡らす人がいます。
髪が水分を含むことで毛先がまとまりやすくなり、長さを正確に切り揃えられるというメリットがあります。
しかし、濡れた状態でカットすると、髪が乾いた時に短くなってしまいます。
そうすると、思っていた長さよりも短くなってしまい失敗してしやすくなります。
また、髪が乾いている状態の方がボリューム調整しやすいので、髪は乾いている状態でカットしましょう。

髪のクセを取る

前髪に寝癖や浮き上がりがある場合には、クセをしっかりと取ってから前髪を切りましょう。
クセのある状態では、上手く切ることができません。
面倒だと思わずにクセ部分を濡らしてしっかりと乾かして準備をしてください。

ブロッキングする

前髪を切る前に、ダッカールを使ってブロッキングをします。
まずは前髪と後ろ髪を分けて、前髪以外を切らないように分けます。
眉尻を目安にして三角形にブロッキングするようにすると、サイドの髪まで切ってしまう心配がありません。
また、心配な場合には前髪自体も3パーツくらいに分けましょう。
そうすると、少しずつカットできるので失敗が少なくなります。

簡単にできる前髪セルフカット

それでは、いよいよ前髪を切っていきましょう。
前髪を切る前に、どんな長さにしてスタイリングをしたいのかイメージしておき、前髪を作っていきます。
どんな前髪にしたいのかイメージがなくては切ることができないので、必ず事前に決めておいてください。
それでは、失敗しない簡単なセルフカット方法を見ていきましょう。

基本的なカット方法

自分で前髪を切る時は、そのままおろした状態でカットしてもいいですが、毛先の長さを揃えにくいので2本の指で摘んで切っていきます。
人差し指と中指で切りたい前髪部分を軽く挟むようにして、あまり角度はつけすぎずに持ち上げましょう。
一気に切ると失敗しやすいので、少しずつずらしながら切ることがポイントです。

前髪をおろしたい場合には、ラウンド状にカットします。
前髪を流す場合には斜めになるようにしましょう。

ハサミの入れ方

ハサミの入れ方によって、切り方が変わります。
まっすぐにハサミを入れると、まっすぐなラインになるのでパッツン前髪になります。

長さを切る場合などは、まずまっすぐにハサミを入れて長さを切りましょう。
パッツンになってしまった前髪に縦にハサミを入れるだけでもラインをぼかせます。

ハサミを縦に引き出して横に入れていくと、前髪に軽さは出るもののラインが残るので少し重めな印象を出せます。
縦に引き出して縦にハサミを入れると、前髪を軽くしながらラインをぼかせます。
どちらの方法も長さ自体は変わらないので、前髪に変化を出したい時に使います。

毛量を調整する場合には、根元から空くと軽くなり過ぎてしまいます。
前髪の中間から毛先にかけて毛量を調整するようにしましょう。

まとめ

前髪のセルフカットは、難しそうと感じるかもしれませんが意外と簡単にできます。
女性は多くの人が前髪のセルフカットをしていますし、男性もセルフカットができるようになれば常に前髪もスタイリングがしやすくなります。
自分で前髪を切る方法を習得して、常にかっこいい前髪の状態をキープできるようにしましょう。

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