オールバックやバーバースタイルなど男らしいスタイルをつくるのにコームを使用することがよくあります。
しかし、いざコームを探してみると形状や材質など「どれを選べばいいの?」と迷ってしまいがち。
目的にあったコームを選択するためにどのようなポイントを確認すればよいのでしょうか?
この記事は、コーム初心者に向けて「メンズコームの選び方」を徹底検証していきます!
目次
メンズコームってどんな用途で使うの?
メンズコームといわれてイメージするのは、美容師さんがヘアカットしている時に使用する細い櫛(クシ)が頭の中に浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
実はコーム一本でもさまざまな用途で使用することができます。
セットをスムーズに行うために使用
ブラシはシャワー前後のブラッシングなどヘアケアに特化していますが、コームはヘアセットに特化しています。
コンパクトで持ち運びが便利なため外出先のセット崩れにも即対応!
「毛束が作りやすい」「分け目をきめやすい」といった特性があるため、オールバックやバーバスタイルなどブロックごとにガッチリ固めるようなスタイルでは重宝するでしょう。
シャワー前のブラッシングに
ブラシはブラッシングに特化していますが、コームも簡易的なブラッシングに使用できます。
コームをガッツリと使う髪型はスプレーやポマードなど整髪料でホールドされていることがほとんど。
シャワー前にコームを使用して髪ほどいてあげ、軽くブラッシングしてあげましょう。
ホコリや汚れを落とすことで洗浄効果もUP。
スタイリング剤をしっかり洗い流すことでヘアダメージを与えないように頭皮環境を整えましょう。
ドライヤー前にもダメージ軽減に活躍
ヘアコームはシャワー後のヘアドライでも大活躍!
タオルドライ後にヘアコームで髪をとかしてあげることで「絡まり・広まり」を抑制し、髪同士の摩擦を減らすことでダメージ軽減にも期待できます。
ドライを行いながらコームで流れを確保し、簡易的なセットを行うなどドライヤー前後にも色んな用途で使用することができます。
メンズコームの選び方
形状で選ぶ
コームの形状 | 使用用途 |
テールコーム | 歯の間隔が細かく、細い尖った持ち手が特徴的なコーム。セットに使用。 |
ジャンボコーム | 歯の間隔が荒く見た目も大きい。カラーリングやトリートメントに使用。 |
セットコーム | セット専用コーム。メッシュコーム・ニードルコームなど。 |
カットコーム | 1本のコーム歯の間隔が粗め・細めとパートが分かれている。カットに使用。 |
コームは形状によって使用用途を判断するという方法が一般的です。
「これはこれでなければいけない!」といった明確なルールはありませんが、形状により使用用途の向き不向きはある程度決まっています。
セットコームにはメッシュコームやニードルコームなど特殊な形状のものもあり、ブラッシングやカットには明らかに向いていない形状のものがあるので、目的を明確して用途にあった形状を選択しましょう。
素材で選ぶ
コームの形状と使用用途がマッチングしたら、つぎは素材選びです。
一般的に使用されるのはプラスチック製です。
初めての所有にはプラスチック製がおすすめ。
他には天然素材でつくられている木製や、熱耐性がつよい金属製もあります。
歯の間隔で選ぶ
コームの形状や素材が決まったら歯の間隔を確認してみましょう。
セットコームだとバシッと毛量をおさえるには髪がまとまりやすい目の細かなコーム。
毛量をある程度残して立ちあげたい場合には目の太いコームがおすすめ。
カットコーム同様にセットコームも細めと太めのパートが一本で分かれているものもあります。
ブラッシング用も全体のブラッシングには太め、細かい髪の絡み・ほつれほどきには細めなど複数を所持して用途ごとに使い分けるのも良いかもしれません。
ヘアスタイル別コームを選択する方法!
オールバック
オールバックスタイルは新旧問わず人気のヘアスタイルです。
スタイリング剤はポマードやグリースなどセット中にすぐに固まらないようなものがおすすめ。
セット力に不安がある場合ば場合は最後にスプレーで固めたり、 ジェルを少し混ぜても効果的です。
サイドの抑えは細い目のコームで、毛量感を出したいポイントのみ太めのコームを使用するなど工夫すればライバルと差をつけることも?
まずは通常のセットコームからお気に入りコームを探していきましょう。
バーバースタイル
男性の色気がたっぷりなフェード感が特徴のバーバースタイル。
セットコームの中でも髪が絡まりにくいメッシュコームがトレンドです。
目の細かい方ではスタイリッシュを作り出し、目の細かい方では髪をかきあげたような無頼感を演出することができます。
より細かく髪の内側までセットしたい方は表面の質感を崩さずに、内側をセットできるニードルコームもおすすめです。
まとめ
お気に入りのコームを見つけるには、
- 形状
- 素材
- 歯の間隔
から好きなものを選択していきます。
形状は使用用途にあわせて選択し、素材は初心者の方はプラスチックがおすすめ。
オールバックにはセットコームから、バーバースタイルはセットコームの他にもメッシュコームやニードルコームなどでより細かなスタイルを表現することも可能です。
「これだ!」という一本が見つかるまでは、用途ごとに使い分けるのも視野に入れ、コームの奥深い世界にドップリとハマることも?