春の髪の悩みは花粉が原因?季節の変わり目で起こる髪のトラブル対策

春になると天気が良い日も増え、桜が咲き、お洒落をしたくなるものです。
しかし、春は髪のトラブルが起こりやすい季節でもあります。

そこで、春のヘアトラブルの原因、髪の悩みの対処法を紹介します。
春も快適におしゃれな髪を保つために、春のヘアケアを試してみましょう。

季節の変わり目はトラブルに要注意


春は髪のトラブルが起こりやすい時期です。
春の髪のトラブルは、原因を知って適切なケアをすることが大切です。

最初に、季節の変わり目、春に起こる髪のトラブルの原因を紹介します。

乾燥でダメージを受ける

春は、冬の乾燥によるダメージが残っています。
髪が乾燥している状態で強風にさらされると、髪から水分がなくなり、パサついた状態になります。

花粉は髪が傷む原因

花粉やホコリが飛散する季節は、衣服だけではなく肌や髪にもホコリがたくさんつきます。
仕事などで帰りが遅くなると、シャワーを浴びずにソファーやベッドに横になりたいと思うかもしれません。

しかし、髪に花粉が付着したままだと、布団や枕に花粉が飛び散り、くしゃみや鼻水の原因になります。
特に、スギやヒノキの花粉が飛ぶ冬から春にかけては、空気も乾燥しており、普段よりも静電気が起こりやすいです。
静電気は髪をパサつかせるだけではなく、花粉やホコリを髪に引き寄せる原因にもなるでしょう。

皮脂の分泌量

春先は暖かい日もあれば、急に冷え込む日もあります。
身体は温度差にうまく対応できず、皮脂の分泌量が不安定になります。
結果、暖かくなると皮脂分泌が増え、毛穴を詰まらせたり、髪の成長を妨げたりなど髪のトラブルを引き起こしやすくなるでしょう。

春の髪のトラブルの予防と対処法


春の強い紫外線、空気の乾燥、花粉などは、髪にストレスを与えます。
そこで、髪のトラブルを防ぎ、きれいな髪を維持するための対処法を紹介します。

頭皮ケア

シャンプーの際には、頭皮ケアも同時に行いましょう。
ただし、毛穴の汚れや皮脂を落とそうと、頭皮をゴシゴシと強く擦るのはNG。
また、何度もシャンプーをする方もいますが、必要な皮脂まで洗い流してしまい、反対に皮脂の分泌を促します。
そのため、ぬるま湯で頭皮を優しくマッサージしましょう。
頭皮をマッサージをすることで、頭皮の余分な皮脂が表面に出てきます。

ブラッシングやシャンプーで花粉やホコリを取り除く

春は気温も湿度も穏やかで過ごしやすい季節ですが、風が強く花粉やホコリが髪に付着しやすい季節でもあります。
特に花粉やホコリは皮膚のトラブルの原因になり、髪や頭皮に付着したままになると、フケやかゆみの原因にもなるため注意が必要です。

春の髪のトラブルを防ぐためには、花粉やホコリを洗い流すことが大切です。
シャンプーをする前に、ブラッシングで髪の表面についた花粉やホコリをしっかり落とすようにしましょう。
洗髪の際も、シャンプーをする前に、ぬるま湯で頭皮を予洗いするようにすると効果的です。

頭皮が冷えないようにマッサージで対策

体の冷え対策をする方もいますが、実は頭皮も冷えに敏感な部位です。
頭皮の血行不良は抜け毛や薄毛の原因になるため、以下の手順でマッサージをしましょう。

1. 親指で耳の後ろを優しく押す
2. 気持ちよく感じる程度の力で耳たぶを引っ張る
3. 人差し指、中指、薬指でこめかみを押さえてマッサージする
4. 額の上の髪の生え際から耳の上の髪の生え際の間を優しくこする
5.後頭部を両手でつかみ、親指を頭の下の骨にひっかけ、適度な圧力をかけながら押し上げる

季節が進み初夏を迎えると、電車やオフィスなど冷房の効いた空間で過ごすことが多くなります。
強い力で押したりこすったりせず、優しく力を入れてマッサージをしましょう。

トリートメントをする

春先の髪は、まだ冬の乾燥が残っています。
髪が絡まったり、髪同士がこすれたりすると、キューティクルが傷つき、髪のパサつきが加速します。
そのため、乾燥して傷んだ髪を補修するために、週に1回程度を目安にトリートメントケアをしてあげましょう。

なお、トリートメントは完全に洗い流すのではなく、ある程度残した方がよいという話を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、トリートメントが髪や頭皮に残っていると、汚れを引き寄せて毛穴を詰まらせ、頭皮のニキビや炎症につながります。
そのため、トリートメントはしっかりと洗い流し、タオルで水気を取りましょう。

ドライヤーで乾かす

春は、乾燥が原因で髪のトラブルが起こりやすいため、洗髪後に乾かしすぎないようにします。
温風と冷風をうまく活用して、適度な水分を残して仕上げることがポイントです。
ただし、自然乾燥で乾かすとキューティクルが開いた髪同士がこすれて、キューティクルが閉じにくくなるため注意しましょう。

髪トラブルの原因を知って季節に合わせたケアをしよう


普段のお手入れに加え、悩みや髪質に合わせたケアを習慣的に取り入れることで、ダメージに強い髪を育てることができます。
冬の間に受けたダメージをきちんと補修し、春夏のさまざまな刺激を乗り越えるために、季節に適したヘアケアを取り入れましょう。

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