朝、あるいは夜など、日常生活の中でシャワーを浴びる機会は多々あることでしょう。
衛生的な面だけではなく、リラックスしたり気持ちに切り替えるなど、精神的にも良い影響をもたらすシャワーの時間のはずが、抜け毛の多さにストレスとなってしまうこともあるのではないでしょうか。
シャワーの後、排水溝を見ると自身の抜け毛の量で不安になったり、薄毛であることを実感する人もいることでしょう。
そこでシャワーでの抜け毛の量が多い時には何をするべきなのかを見てみるとしましょう。
目次
シャワーの抜け毛が増えている?まずは冷静に確認
大前提として毎日抜け毛は出ている
シャワーでの抜け毛が多いのではないかと気付くのは、多くの人が排水溝を掃除した時なのではないでしょうか。
シャワーの段階でも、例えば手櫛の際に抜け毛が多いと感じることもあるかもしれませんが、客観的に分かるのは排水溝にたまった抜け毛を見た時です。
明らかにいつもより多いのではないかと思う人もいるでしょう。
しかし、抜け毛は毎日発生します。
AGAではなく、まだまだ若い健康的な方でもです。
ブラッシングの有無を確認しよう
ブラッシングしている人は、その時点で抜けるべき毛は抜けます。
しかし、ブラッシングしていない場合、毛は抜けません。
そのような毛がシャワーの時に抜けている可能性が高いです。
抜け毛は適正な量であれば異常ではありません。
人間は毎日新陳代謝を繰り返しています。
髪の毛も成長期・休止期・後退期と分類され、後退期の毛は抜けていきます。
つまり、抜け毛の量そのものが問題なのではなく、ブラッシングの有無です。
ブラッシングを行っているにも関わらず、明らかに排水溝の抜け毛が増えている場合、薄毛が進行していると考えられます。
しかし、ブラッシングを行っていないのであれば、シャワーのタイミングで抜けているだけの可能性もあります。
そのため、薄毛が進行しているとは断言できません。
ライフスタイルも確認しよう
抜け毛=AGAだとすぐには断言できません。
睡眠不足、過度な飲酒、運動不足やストレスでも抜け毛は増えます。
例えば、最近になってライフスタイルが変化しているのであれば、これらの原因で抜け毛が増えている可能性があります。
一方、特にライフスタイルに変化がみられないものの、抜け毛の量だけが増えている場合にはAGAの可能性があります。
AGAが疑われる場合の確認方法
AGAが疑われる場合、シャワーの抜け毛だけではなく、前髪もチェックポイントです。
なぜなら、AGAが進行すると軟毛化が進みます。
軟毛化とはその字体からも分かるように、毛が柔らかくなる症状です。
軟毛化が進むと、寝ぐせがダイナミックになったり、それまでと同じスタイリングではマッチしなくなります。
そのため、シャワーの抜け毛が増えている時には寝ぐせの有無・スタイリング時の違和感も考えてみましょう。
これらが該当する場合、AGAの可能性が高いですが、該当しない場合には一時的な抜け毛の可能性が高いです。
シャワーの抜け毛が増えている時の対策とは?
AGAの場合
AGAの場合、AGA治療への移行が望ましいです。
AGAの場合、既に多くの方がご存知のように、AGA治療でなければ効果が期待できません。
ライフスタイルの改善も大切ではありますが、あくまでもAGA治療が治療の主体となりますので、AGA治療以外での抜け毛改善は難しいです。
AGAの可能性が低い場合
AGAとは断定できないものの、毛深い・髭が濃いなどAGAを発症する特徴に該当する人は、遺伝子検査でAGAかを診断してもらうと良いでしょう。
遺伝子検査でAGAを検査することで、今現在AGAなのかだけではなく、将来的なAGAリスクも把握できます。
自分自身の状況を把握するという意味でも効果的な手法です。
AGAではなかった場合
AGAではない場合、ライフスタイルの改善が求められます。
睡眠時間の確保、栄養バランスの取れた食事、適度な運動などです。
シャワーで抜け毛が増えている現実は、髪の毛だけの問題ではなく体全体の問題です。
そのため、体全体の改善が求められます。
どれか一つだけを行うのではなく、すべてを行うことが求められることから、AGAよりも面倒な部分があります。
また、手櫛・ブラッシングをしっかりと行うことも大切です。
実はこれらの行為は頭皮マッサージの側面もあります。
血行促進が期待できるため、シャワーの前にブラッシングなどを行っておきましょう。
シャワー時の抜け毛の量が減る可能性があります。
まとめ
シャワーでの抜け毛増加は、精神的に大きな負担となります。
いつまで続くのか、このまま抜け毛が増え、薄毛となるのではないか。
ストレスや恐怖心に苛まれるものですが、このような心理状態がさらなる抜け毛を招きかねません。
まずは冷静に、本当にシャワーの時だけなのか、シャワー以外での自分自身の髪の毛の兆候等を踏まえ、何をすべきなのかを考えましょう。