髪の静電気を予防しよう!ハイダメージ・猫毛の男性必見の対策法とは

冬は乾燥しやすいシーズンなので肌のケアをしているという男性も多いのではないでしょうか。

ですが同時に髪のケアもしてあげなければ、スタイリングがしにくいだけでなくダメージを蓄積してしまいかねません。

髪が「パサつく」「広がる」「ダメージが気になる」というメンズはもちろん、「髪がうねりやすい」という猫っ毛の男性は、もしかしたら髪の静電気が原因かもしれませんよ!

髪の毛に静電気が帯電…どんな悪影響があるの?


髪の毛に静電気が帯電すると、外気から髪を守ってくれている「キューティクル」を傷つけます。
キューティクルは水分・タンパク質を中心とした髪の生成に必要な栄養素を貯めこんでおくバリアのような存在。
キューティクルが剥がれ落ちることにより、髪の毛に集まった栄養素がこぼれおちる原因にもなりかねません。具体的には

・髪の毛の生成を妨げやすい
・毛質の弱体化に繋がりやすい

といった悪影響をもたらすことも。
また、髪の毛に静電気が帯電すると、【ゴミ・ホコリ】といった汚れが付着するといったことも考えられます。

髪の毛に静電気が発生!原因は〇〇だった!

猫毛など生まれ持っての髪質

静電気が発生する原因を探る前に、生まれ持って静電気が起こりやすい髪質もあります。
代表的なのは「猫っ毛・軟毛」といった細くて柔らかい毛質。
軟毛はどうしても絡まりやすいため、髪と髪の摩擦により静電気が帯電しやすい傾向にあるといえます。
また、乾燥しやすい毛質など、先天性の髪質が悩みを抱えている方は後を絶たないようです。

パーマ・カラーなどによるハイダメージ

パーマ・ヘアカラーといった髪の表面にダメージを与えるヘアスタイルはハイダメージに繋がります。
ハイダメージの状態に陥ると、キューティクルが剥がれてしまい水分量が保持できない髪質になることも。
乾燥した髪の毛はパサつきやすいため、静電気を帯電させやすい環境を作ることになってしまいます。

髪の毛に起こる静電気を予防!効果的な対策とは?


シャンプーの種類を変えて対策

シャンプーには、界面活性剤という成分が含まれています。
汚れやゴミを除去してくれるといった役割がありますが、あまりに洗浄力が強いと髪の毛を守るのに必要な油分までも洗い落としてしまうことも。
アミノ酸系・自然オイル系など洗浄力が弱く、洗い上がりが滑らかなものがおすすめです。
また、帯電予防用の専門シャンプーもありますよ。

コンディショナーやトリートメントを効果的に使用

男性にはあまり縁がないトリートメントですが、髪の毛の長いメンズには有効です。
髪の毛の表面の、水分・油分を保持することにより、髪の毛のバリア機能を補助してくれます。
効果的にトリートメントを活用する方法として

・洗い流さないトリートメントで静電気を抑える
・定期的にプロ(ヘアサロン)によるトリートメントを受ける
・トリートメントの使用時間・使用方法をアレンジしてみる

といった方法があります。
トリートメント初心者の方は、サロンに出向いて「どんなトリートメントを使用しているか?」「トリートメント時間はどれくらいか?」などリサーチするところから初めてみると良いでしょう。

タオルドライ・ドライヤーの使用方法を見直す


お風呂上りはキューティクルが開いている状態になっているので、髪を乾かすことによりキューティクルを閉じてあげます。
タオルドライで水滴をふき取り、ドライヤーで乾かしましょう。
タオルドライは優しく、水滴がなくなるまで吸水。
ドライヤーは熱風を長時間あてると、開いたキューティクルの中を乾燥させてしまう原因になるので要注意です。
最後に「冷風」でキューティクルを閉じるのも忘れずに。使用方法でダメージの軽減に期待できます。

静電気を抑えやすいブラッシングで対策

静電気の直接的な原因は、髪と髪による摩擦です。
髪の毛を梳かすブラッシング時は、まさに髪の毛同士がこすれ合い帯電することにより静電気が起こりやすいといえるでしょう。

・静電気が発生しにくいクシ・ブラシを使用
・ブラッシングの前に髪の毛に水分・油分を馴染ませる

といった対策をとることで静電気を抑えることができます。
特にプラスチック製のクシ・ブラシは厳禁。柔毛用のブラシや、あらかじめ天然オイルが塗り込まれているツゲグシなどで時間をかけてブラッシングするのがポイントです。

髪にダメージの少ない環境づくり

髪の毛は繊細なのでちょっとした部屋の湿度にも敏感です。
冬にエアコンを使用する方は湿度に気を付けましょう。
髪の毛や皮膚の適切な湿度は、60%前後と言われています。エアコン環境下にいる場合は、水分を小まめにとり、髪の毛の表面もコーティングして対策をとるのが良いでしょう。

まとめ


髪の毛は一度ダメージを受けるとほとんど回復することはありません。

冬場の静電気のダメージは髪質を変えるだけでなく「カラーが落ちやすい」「パサつきや広がりやすい」などの見た目にも大きな影響を与えます。

冬場に起こりやすい静電気の発生をできるだけ抑え、扱いやすい髪質をキープしてみましょう。

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