髪を染めるとはげる。
このような噂を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
髪をそめる時にはカラーリング・ブリーチ剤を頭皮に付着させるので、「頭皮によくない」とのイメージが強い点、さらには肌にマッチしていない場合、肌荒れの原因となる点などから、「肌に悪い=はげる」イメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、果たして実際に髪をそめるとはげるのか、様々な点から調査してみました。
目次
「髪を染めるとはげる」は事実無根

髪を染めることとはげることに相関性はない
結論からお伝えすると、髪を染めることとはげることに関連性はありません。
確かに髪を染めると、カラーリング・ブリーチ剤が頭皮に負担を与える点は間違いありません。
特にセルフでカラーリング・ブリーチを行う場合、髪の毛だけにカラーリング・ブリーチ剤を塗布することは難しく、頭皮にも付着するのでヒリヒリしたり、敏感肌の方であればかぶれたり赤みが出たりすることもあるでしょう。
このようなネガティブなイメージに加え、有名人の「若い頃と昔」の対比も髪を染めるとはげると言われている理由にあるようです。
若い頃には金髪や茶髪を楽しんでいた芸能人やスポーツ選手も、年齢と共にはげてしまうケースもあります。
このような年齢による変遷を受け、「髪を染めていたからはげたんだ」と思ってしまう人もいるようです。
髪を染めるのはあくまでも「表面的なもの」
髪を染める行為は、遺伝子や体の内部に働きかけるものではなく、あくまでも生えている髪の毛だけに働きかけるものです。
その証拠に、髪を染めても新たに生えてくる髪の毛は元の色です。
一度髪を染めたからと言って、その後生えてくる髪の毛までは変わりません。
つまり、髪の毛を染める行為はあくまでも「生えている毛に働きかけるだけ」です。
はげの原因は多種多様ですが、頭皮表面の問題ではなく、AGAのように男性ホルモンに起因したものもあります。
体の表面のみにしか影響を与えないものが、男性ホルモンにまで影響を与えることはありませんので、髪を染める行為とはげることは無関係であることが分かります。
頭皮に悪いことは確か
一方で、髪を染める行為が頭皮に悪いことは確かです。
ただし、あくまでも「カラーリング・ブリーチ剤が頭皮に付着した場合」です。
髪の毛だけに塗布してのカラーリング・ブリーチであれば、頭皮には全く影響はありません。
しかし、セルフで染める場合は現実的に難しいです。
どうしても液体がたれたり、泡が触れるなど頭皮にも付着してしまいますので、頭皮がかぶれたり、赤みが出てかゆくなったりはあります。
かつてAGAが知れ渡る前は、「頭皮の状態が悪いとはげる」と囁かれていました。
その時の名残から、髪を染めるとはげるとの噂が蔓延していると考えられます。
髪を染めるよりもはげるリスクを高める行為

ストレス
ストレスは髪の毛だけではなく、美容・健康の広範囲にわたって悪影響を及ぼすものです。
ストレスによって自律神経が乱れたり、免疫力が低下することで肌に大きな負担が加わったりなど、悪影響は多々あります。
一方で、何かを行えばストレスを感じるものです。
ストレスを感じないよう生活を送ることは、現実的には不可能です。
そのため、ストレスを感じない生活を心がけるのではなく、ストレスをしっかりと発散させることが大切です。
自分自身でストレスを解消できる方法を理解・把握し、定期的に実践することが結局ははげることを防ぎます。
暴飲暴食・肥満
暴飲暴食や肥満ははげるリスクを高めます。
暴飲暴食、さらには肥満となると血管がつまりやすくなります。
結果、頭部への血流が低下します。
一回程度の暴飲暴食であれば問題ありませんが、日常的な暴飲暴食はやがては肥満となります。
脂肪は実は血管にも蓄積されます。血管に脂肪が蓄積されると、血管がつまりやすくなります。
この場合、はげるだけではなく高血圧や脳卒中など、他の症状のリスクも高まるので注意が必要です。
栄養不足
暴飲暴食は好ましくありませんが、かといって栄養不足になるような少食もはげるリスクを高めます。
髪の毛もまた、栄養で構成されています。
髪の毛を構成するための栄養は食事で摂取するため、食事で栄養を摂取できなければ、髪の毛を作るための「材料」が不足するのではげるリスクを高めます。
髪の毛を構成する栄養はタンパク質ですが、タンパク質の吸収を助けるためにはアミノ酸が必要になるなど、必要な栄養全般をバランスよく取ることが大切です。
まとめ
「髪を染めるとはげる」は都市伝説です。
どれだけ染めたところではげることはありませんが、「髪を染めてもはげない」ではありません。
ライフスタイル、あるいはAGAが発症することで染髪経験に関わらず、はげます。
このような事情を踏まえ、髪を染めるから、あるいは染めないからではなく、はげるリスクのある行動を理解し、はげないための行動・生活を心がけましょう。







