急に禿げてきた。
そんな思いを抱く男性は珍しくありません。
忙しいとなかなか自分自身の身なりに目を配る機会が少なくなるもので、一息ついた時にふと自分の姿を見た時、急に禿げてきたと感じるのも分からない話ではありません。
急に禿げてきたと感じた時に何をすればよいのか、また、何をしてはならないのかをいろいろと見てみるとしましょう。
目次
急に禿げてきた時に行うべきこと
AGAの検査を受ける
「クリニックに足を運べる時間があれば」の話ですが、急に禿げてきた場合、AGAが発症している可能性があります。
抜け毛・薄毛の全てがAGAではありませんが、AGAの場合、フィナステリドを服用しない限り治療は難しいです。
ライフスタイルの改善も大切ではありますが、ライフスタイルの改善だけで急に禿げてきた頭部そのものを改善することは難しいです。
つまり、まずは「AGAなのか、そうではないのか」を見極めることが大切です。
AGAは血液検査にて正確な判断が可能ですが、毛深い、体毛が濃いなどの特徴がある場合、AGAの可能性が高いです。
もちろん特徴に該当しないからと言ってAGAにならない訳ではありませんので、まずはAGAなのか・違うのかを確認しましょう。
AGAならAGA治療
AGAであればAGA治療を行いましょう。
AGAの場合、AGA治療以外で禿げが改善されることはありません。
フィナステリドの服用は大前提で、プラスアルファで育毛効果を期待します。
フィナステリドを服用せずに行う育毛は、結局は毛が抜けてしまうだけです。
特に急に禿げてきた時には、実は既にAGAが進行しているケースが多いです。
そのため、フィナステリドですぐにでもAGAの進行を食い止めることが大切です。
AGAではない場合ライフスタイルの改善
AGAではないと診断された場合の方が実は厄介です。
なぜなら、AGAであればフィナステリドで禿げの進行を食い止めることができます。
しかし、AGAではないものの禿げている場合、ライフスタイル全般を見直す必要があります。
特に懸念すべきはストレスです。
ストレスは体に様々な悪影響を及ぼすもので、禿げも例外ではありません。
むしろ急に禿げてきた時には、AGAかストレスのいずれかが原因だと考えてよいでしょう。
ただし、ストレスは様々な要因が絡んでいます。
仕事だけではなく、趣味やプライベートでストレスを抱えることもあります。
そのため、AGAではないものの急に禿げてきた場合、ライフスタイル全般を見直し、ストレスの原因と成り得るものを徹底的に排除する必要があります。
急に禿げてきた時にしてはならない行動
育毛剤を買い漁る
急に禿げてきたと自覚すると、恐怖心・不安など様々な思いが去来することでしょう。
何もしなければ改善しないことは分かっているため、「何とかしなければ」との思いから、急に育毛剤を購入する人もいますが、お伝えしたように、AGAの場合どれだけ大量に育毛剤を使用しても禿げを改善できる可能性はありません。
例え高額の育毛剤でも同様です。
ミノキシジルが含まれている育毛剤ではあっても、フィナステリドと併用しなければ抜け毛を阻止することはできませんので効果は期待できません。
まずはAGAなのか違うのかを判断してからにしましょう。
安易にサービスに申し込む
この点が最も懸念されるものです。
急に禿げてきた自分を見た時、多くの人が焦り・不安を感じることでしょう。
そのため、冷静な判断ができない状態となってしまっているケースが多いです。
結果、効果が不確かなサービスに申し込んでしまう男性も多いです。
普段であれば冷静に判断できることも、急に禿げてきた自分を見て焦りが生じ「何かをしなければ」との思いから、得体のしれないサービスに申し込んでしまいがちです。
特にWEB上には様々なサービスがあるため、文言を見て「何とかして欲しい」との思いで申し込む人もいますが、まずはAGAなのか、そうではないのかを確定させることが大切です。
坊主にする
中途半端に禿げるくらいであれば坊主にした方が良いと考えている男性は多いようですが、「ちょっと禿げてきた」程度の段階であればまだまだ改善は可能です。
諦めるような段階ではありませんので、勢いで坊主にしてしまうのは控えましょう。
むしろ禿げが進行すると、坊主にしても髪があった部分がツルツルになり、より悲しい思いを抱くだけです。
AGAが医学的見地から解明されたことで、AGAは改善の余地があります。
諦めずにまずはAGAなのかを診断しましょう。
まとめ
急に禿げてきた自分を見るのは辛いことでしょう。
何かしなければと焦ったり、むしろ諦めて思い切って坊主にしたりなど人それぞれ何かしらの行動をとってしまいがちですが、まだまだ焦る段階ではありません。
まずはAGAなのか、異なる理由で禿げてきたのかを確定させることが大切です。
その後、AGAなのか違うのかで対策は異なりますが、いずれにせよ決して諦める段階ではありません。