いわゆる「てっぺんはげ」になってしまった頭部を見て、悲しみに暮れている男性もいるのではないでしょうか。
てっぺんはげとなってしまうと、髪型の選択肢が見当たりません。
さらには常にてっぺんはげを晒すことになるため、ともすれば外出そのものが嫌になってしまう男性もいることでしょう。
それまで明るい性格だった男性がてっぺんはげとなったことで暗くなってしまうケースも決して珍しくありませんが、てっぺんはげになってしまう原因や対策を紹介します。
てっぺんはげで悩んでいる方は是非ご覧ください。
目次
てっぺんはげになってしまう理由
AGA
やはり一番の理由はAGAです。
男性ホルモンの影響により、薄毛・抜け毛が加速しててっぺんはげとなるパターンです。
頭頂部や前頭部は男性ホルモンの影響を受けやすいです。
AGAにもいくつかのパターンがありますが、頭頂部のてっぺんはげの多くはAGAだと考えることができます。
ライフスタイル
AGAだけではなく、ライフスタイルによってもてっぺんはげになるケースがあります。
ストレス過多、栄養・睡眠・運動不足や深酒に喫煙。
体に負担をかける行為はいずれも抜け毛リスクを加速させます。
治療
男性ホルモンに影響を与える治療を行った場合、ホルモンバランスが崩れることでてっぺんはげになるケースがあります。
具体的には抗がん剤です。
ガン治療の方法の一つですが、ホルモンに影響を与えることから、治療を行うことでてっぺんはげとなってしまうケースが多いです。
てっぺんはげは改善できる?
M字や後退よりは改善できる可能性が高い
てっぺんはげになってしまった場合、改善できる可能性はゼロではありません。
むしろM字ハゲや後退減少よりも改善しやすいとされています。
ただし、てっぺんはげとなってしまった理由に基いた適切な対策が必要です。
AGAであればAGA治療、ライフスタイル起因のてっぺんはげであればライフスタイルの改善が必要です。
ただし抗がん剤に起因するてっぺんはげの場合、治療中はてっぺんはげの改善は諦めざるを得ません。
治療が一段落した後に対策を講じる必要があります。
いずれも継続性が求められる
頭頂部のてっぺんはげの改善は時間がかかります。
AGA治療にせよライフスタイルの改善にせよ、一度何かを行うだけで劇的に改善されるものではありません。
コツコツ継続し、徐々に変化を期待するものです。
そのため、ある程度の長期戦を見越す必要があります。
そのため、ライフスタイルの改善に関しては強い意志が必要です。
一日だけ体に良い生活を送っててっぺんはげが改善される可能性はほぼゼロです。
てっぺんはげの状態でも改善の可能性が変わる
一口に「てっぺんはげ」と言っても様々です。
既にツルツルの状態のてっぺんはげもあれば、まだ髪の毛がいくらか残っているてっぺんはげもあります。
実はてっぺんはげの状態によっても改善の可能性が変わります。
まだ多少頭頂部に髪が残っている場合、改善できる可能性は高いです。
しかし、既にツルツルとなってしまっている場合、対策には労力が必要となります。
実際にてっぺんはげとなったらどうする?具体的な施策
後頭部・側頭部から持ってくる髪型で誤魔化す
頭頂部のてっぺんはげを誤魔化す髪型のセオリーはかつてはいわゆる「バーコード」と呼ばれる、側頭部から頭頂部に髪を乗せるものでした。
しかし、バーコードはかえっててっぺんはげを強調してしまう点もあります。
そこで近年のセオリーとして後頭部や側頭部から乗せるものです。
後頭部・側頭部は頭頂部ほど男性ホルモンの影響を受けにくいです。
そのため、てっぺんはげになっても後頭部や側頭部は髪の毛が健在です。
上手く髪を乗せることで、誤魔化す方法です。
植毛
自毛植毛も手段の一つです。
かつて植毛はリスクの高いものでしたが、植毛技術も高まっています。
お伝えしたように、男性ホルモンの影響が低い後頭部から毛を取り、てっぺんはげに埋める手法です。
自分の皮膚なので相性が良く、失敗のリスクが低い点が特徴ですが高額な点がデメリットです。
ただし、成功するとてっぺんはげを改善できます。
また、自分の毛としてその後成長します。
栄養注入
髪の毛は他の身体の部位同様、栄養分でできているものです。
そこで髪に良いとされる成分を多量に含んだ栄養を直接頭部に注入する手法です。
あくまでも栄養を注入するのみなので副作用リスクが低い点が特徴です。
しかし、植毛ほどではありませんが高額な治療です。
まとめ
頭頂部のてっぺんはげについて、なぜてっぺんはげになるのかや対策を紹介しました。
目立つ部分のはげは、精神的に大きな負担となることでしょう。
しかし、決して対策がない訳ではありません。
かつてであれば諦めて受け入れるしかなかったものの、選択肢が増えています。
そのため、改善を検討してみてはいかがでしょうか。
泣き寝入りするだけではなく、自ら改善に向けて一歩踏み出せる時代となっています。