レイヤーカットは女性ウケも良い人気のメンズヘアで、最近は年齢を問わず定番化してきているスタイルです。
特にショートの長さのレイヤーヘアは他のカットに比べてアレンジの幅も効くので、美容室で手っ取り早く「オシャレな髪型にして!」と頼みがちに。
オーダーの仕方がボンヤリしすぎてしまうとイメージと違う仕上がりになってしまうので、この記事を読んでショートスタイルでのレイヤーカットの注文が上手にできるようにおさらいしてみてくださいね!
目次
メンズのレイヤースタイルとは
そもそもレイヤースタイルとは、トップから襟足にかけて長さを長めに残した切り方をするカット方法です。
部分に合わせて髪の長さが違うので毛先や髪全体に動きを出すことができます。
ショートレイヤーはショートヘアの男性の髪のベースとなる部分のスタイルをレイヤー状に長さ分けをしてカットするので普通のショートヘアに比べて「短すぎない程よい長さ感」を出すことができるのがポイントです。
レイヤーカットとウルフカットは違うもの
”トップは短く、襟足になるにつれて長い”と聞いてイメージする髪型には『ウルフカット』もありますが、レイヤーカットとウルフカットは定義が少し違います。
トップから襟足にかけて長さを微調整するレイヤーカットに対し、ウルフカットは襟足を長く残した髪型を指すのでトップの長さにこれといった決まりがありません。
注文次第ではウルフカットもレイヤーカット状に仕上がりますが、美容室でオーダーをする時には両者の違いをしっかりと理解して頼んでみましょう。
ショートレイヤーの特徴・ポイント
ショートレイヤーはミディアムやロングにはない良さがあり、どんな年齢層にも合わせやすい髪型です。
基本的なショートレイヤーはもちろん、オーダーの仕方やヘアアレンジ次第ではバリエーションも豊富なのがポイントです。
カラーやパーマで個性を出せる
カラーリングやパーマの種類によっては同じショートレイヤーでも見た目に大きく差が現れます。
自毛の色に近い黒髪~ダークカラーでは爽やかな印象に、ハイトーンのカラーであれば若々しさや個性を出すことができます。
パーマも「ニュアンスパーマ」のようにゆるいカールから「スパイラルパーマ」や「ツイストパーマ」などの強めのカールでも見た目に大きな違いが出るのが特徴です。
どんなファッションにも合わせやすい
レイヤーカットはベースのカット方法なので、スタイリングやカラー次第で自分の好みのファッションに合わせることもできます。
気分やシーンに合ったスタイリングも自由度が高いのでショートが好きな人でも簡単にイメージチェンジができるのでオススメです。
ショートなら学生~社会人まで合わせやすい
長すぎず短すぎない程よい長さのショートレイヤーならビジネスカットにもピッタリ。
カラーリングの色味さえ間違わなければ校則の厳しい学生やマナーが気になる社会人でも楽しむことができます。
女子からの高感度は高い
ショートやミディアムは女性ウケに間違いのない長さですよね。
ショートのレイヤーカットならショートならではの爽やかさとミディアムのアンニュイな雰囲気の両方を良いとこどりできます。
ショートレイヤーを美容室で頼む時のコツ
ショートレイヤーはカット次第で見た目の印象を大きく変えてしまうので、失敗すればイメージと違うだけでなく「どんどん短く切られていく…」という負の無限スパイラルに陥ってしまいます。
美容室でショートのレイヤーカットを頼む時のコツは主に3つ。
- 顔や頭の形とのバランスを見てもらう
- 「ショート」の長さのイメージの相違に注意する
- 自分ができるスタイリングを見越してカットしてもらう
頼み方次第で納得のいくなりたいイメージに近づきやすくなるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
顔や頭の形とのバランスを見てもらう
ショートヘアのデメリットは、顔や頭の形を髪の毛で隠すことができなくなることではないでしょうか。
確かに毛先でごまかすという応急処置はできなくなりますが、ベースとなるカットでコンプレックスをカバーする切り方をすれば気になる部分を目立たせなくすることができます。
カットが始まる前のカウンセリング時に、おでこの広さや頭の形、顔の輪郭とのバランスを見てもらいコンプレックスを解消してくれる髪型を提案してもらいましょう。
「ショート」の長さのイメージの相違に注意する
ひとことで「ショート」といっても担当の美容師さんがイメージする”短さ”と自分自身が思う”短さ”が違うこともあります。
全体が仕上がった時に「切りすぎた」とならないために、仕上がった時の髪の長さのイメージをヘアカタログなどですり合わせておきましょう。
自分ができるスタイリングを見越してカットしてもらう
いくら自分をかっこよく魅せれるレイヤースタイルが完成しても、自宅で髪を洗ったら再現不可能になってしまっては気に入った髪型を楽しめませんよね。
自宅にある手持ちのスタイリング剤やヘアアイテムでもヘアセットができるようにスタイリングのコツを担当してくれた美容師さんから伝授してもらうのがオススメです。
まとめ
ショートレイヤーはオーダーの仕方で自分のなりたいイメージやコンプレックスを上手に隠してくれる優れたヘアスタイル。
アレンジ次第ではどんなシーンやファッションにも合わせやすいので「とりあえずカッコ良く」という注文をショートレイヤーで卒業してみませんか?