白髪が増えてきたら髪を染めた方が良い?

男性にとって髪の毛の悩みは切実なものですが、悩みの種も様々です。
「男性の髪の毛の悩み」としては薄毛・抜け毛が多いかと思いますが、白髪もまた、多くの男性の悩みの種なのではないでしょうか。
年齢とともに増えていく白髪に対し、どうすれば良いのか分からないと悩んでいる男性も多いようですが、白髪に対してはどのようなアプローチが有効なのかを解説しましょう。

白髪染めすべき?

白髪染めは「身近な」存在

白髪が増えてくると、多くの男性がまず思い浮かべるのが白髪染めなのではないでしょうか。
白髪を濃い色に戻すことで、白髪特有の不衛生さを軽減できます。
白髪染めはドラッグストアやスーパーでも手軽に入手できるものです。
そのため、比較的身近な存在に感じるのではないでしょうか。
特定のお店のみで販売されているようなものですと、どこで入手すれば良いのか分からないので億劫に感じてしまいますが、白髪染めは比較的身近な存在なので、日常生活の中でも目にすることもあるでしょう。

白髪染めは難しくない

白髪染めは決して難しいものではありません。
溶剤を頭髪に塗布し、時間の経過を待って洗い流すだけです。
浴室で行うことが多いかと思いますが、どこで行うにせよ周囲に汚れが飛び散らないように配慮する点、後頭部は自分の目では直接見ることができないので少々手間取る可能性がある点程度で、特に注意事項はありません。
溶剤タイプもあれば、染めムラができにくい泡のタイプなど白髪染めも様々な種類が登場していますが、基本的に「塗って洗い流す」簡単なものです。

白髪染めの注意点について

あくまでも「毛染め」なので髪の毛は痛む

白髪染めもまた、他のカラーリング剤同様「毛染め」です。
そのため、髪の毛はある程度痛みます。「白髪染めは痛まない」「白髪染めなら平気」といった風潮もあるようですが、白髪染めも毛染めであり、カラーリングやブリーチ剤と同じ成分が使われています。

そのため、白髪染めを使うと髪の毛がきしむようになる可能性もありますので、その点は覚えておく必要があるでしょう。

あくまでも「表面処理」である点

白髪染めは白い髪の毛を黒く染めてくれるとてもありがたいものですが、あくまでも表面処理です。映えている部分の白髪を黒く染めてくれますが、これから生えてくる部分まで染めることはできません。

つまり、通常のカラーリング同様、「プリン」になってしまう可能性もあります。
白髪の量が多い、あるいは多くの髪の毛が白髪になっている場合、白髪染めは頻繁に行わないと、映えてくる毛が白髪で、根本が白く、毛先が濃い状態のプリンになってしまう点は覚えておきましょう。

次第に色が落ちていく

白髪染めもあくまでもカラーリングになりますので、他のカラーリング同様、時間とともに色が落ちていきます。
そのため、時間とともに色が変化します。
白髪染めを行った当初はしっかりとした黒髪であったものの、次第に白と黒の中間になり、かえって不衛生感が印象付けられてしまう可能性もあります。

白髪染めは使うべき?

白髪がまばらであれば染めた方が良い

白髪がまだまだまばらであれば、白髪染めで染めた方が良いでしょう。
まばらの場合、どうしても不衛生感が出てしまいます。
白髪染めが面倒であれば思い切って短髪にしてしまうのもよいでしょう。
多少髪が長い状態だと、まばらはより汚らしい印象を与えてしまいますので、まばらであれば白髪染めで「単色」に染めた方が良いでしょう。

白髪の量が多いなら白髪を活かす方向で

白髪の量が多い場合、白髪染めで濃い色にしても、生えてくる毛が結局は白いので、どうしても根本が白いプリンになってしまいがちなので、白髪染めて濃い色にするよりも、トリートメントを行うなどして「綺麗な白髪」を目指すなど、白髪を活かす方向で考えた方が良いでしょう。
それでも白髪を受け入れられないのであれば、こまめに白髪染めをすることになりますが、根本のリタッチは一般的な白髪染めよりも難しいので、自らではなく、お店で白髪染めした方が良いでしょう。

部分的に白髪の場合

もみあげだけ白髪という男性も案外多いのではないでしょうか。
この場合、判断に迷うことでしょう。
もみあげは他の部分よりも毛が生えてくるスピードが速いです。
そのため、毛染めを行ってもすぐに根本が白くなってしまいます。
この場合、適宜もみあげを切りそろえるか、女性用の「部分用白髪染め」などを活用して見ると良いでしょう。
洗面所で洗い流すのではなく、ヘアマニキュアのような感覚で毛を染められます。
普段は短く切りそろえ、大切な用事の時にはそれらを活用してもみあげを濃くしてみるのも良いのではないでしょうか。

まとめ

白髪は男性にとって悩みの種です。
どうすれば良いのか分からずに悩んでいる男性も珍しくないかと思いますが、だからといってすぐに白髪染めをと考えるのではなく、自分自身がどのような状態なのかを把握したうえでいろいろと検討してみるとよいでしょう。

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