一重がアップバングにする時に意識すべきポイントとは

ヘアスタイルは頭髪だけを意識するものではなく、頭の形や顔のパーツを含めて考慮するものです。
そのため、流行の髪型ではあっても似合わないものもあるでしょう。

アップバングも同様です。
清潔感のあるスタイルではありますが、顔のパーツによっては注意すべき点があります。
特に一重です。
一重の場合、いくつか気を付けておくべきポイントがあるので覚えておきましょう。

アップバングの特徴

清潔感がある

アップバングはおでこを出すことで清潔感を演出できます。
前髪を下すスタイルは、しっかりと整えている状態であれば「お洒落」となりますが、場合によってはむさくるしい印象、不衛生感を与えてしまうことになります。
その点おでこを出しているアップバングは常に清潔感を与えることができます。

大人びた印象を与える

男女を問わず、前髪があるとどこか幼い印象を与えることになりますが、おでこを出すと大人びた印象を与えることになります。
「可愛い」よりも「綺麗」、「格好いい」イメージを与えやすいので、大人びた印象を与えたい場合に効果的なヘアスタイルです。

顔のパーツが目立つ

アップバングはおでこを出すことで、顔のパーツが目立ちます。
例えば、目元です。
前髪があると目元が少々ごまかせるのですが、アップバングにすると目元を隠すものがありません。

そのため、顔のパーツをより強調した印象を与えます。
目元や鼻筋など、前髪を下ろしているときよりもより鮮明に相手に見えてしまいます。

日常生活が楽

前髪を上げるアップバングは、前髪を気にする必要がありません。
そのため、日常生活が楽です。
男女を問わずに前髪を作っている場合、風が吹けば前髪の状態がどうなっているのか気になるものです。
自分自身で動いた場合も同様です。

手間をかけて作った前髪であればあるほど、崩れていないかを気にしてしまうものです。
しかし、アップバングであれば前髪を気にするシチュエーションはそうそうありません。
仮に前髪が少し落ちてきても、再びかきあげるだけですぐにアップバングが「復活」します。

一重でもアップバングを楽しむポイント

眉毛の形に気を配る

アップバングは目元だけではなく、顔のパーツを強調するかのような印象となります。
そのため、一重もより際立ってしまいます。
そこで、眉毛の形を工夫しましょう。

例えば、いつもより少し太めにすることで、一重を相対的に小さく、かつ印象をぼやけさせることができます。
髪の毛での工夫ができないのです。
眉毛を工夫することで、印象を若干ではありますがソフトにすることができます。

眉毛と目の幅も意識する

眉毛の形だけではなく、眉毛と目頭の幅を意識するのもポイントです。
眉毛と目頭の位置は変えることができませんが、例えば眉毛の上側をカットして眉頭と目頭が近いよう錯覚させることもできれば、眉毛を書き足すのも手です。
目と眉毛の幅が狭ければ狭い程、相対的に一重が目立たなくなります。

眉毛を濃くする

こちらも体質の問題なので、眉書き等で濃くしたり、あるいは普段薄めにしている人は少し濃くなるよう眉を整えます。
眉が薄いと、相対的に一重が際立ちます。
一方、眉毛が濃ければ目元の印象が薄まり、一重の印象も抑えめとなります。
ここでポイントとなるのは、「髪の色と相対的に」濃くする点です。

髪の毛よりも濃い眉毛とすることで眉と髪の毛に立体感が生まれるので、目元の印象が若干弱まります。
つまり、濃い眉毛の場合は髪の毛を少し染めてみることで、一重の印象が変わります。
ただし、あまりにも色が異なりすぎると、違和感となってしまうので気を付けましょう。

目じり部分だけ少し前髪を下げる

アップバングにも様々なスタイルがありますが、眉尻・目尻に近い部分だけ少し前髪を下すのも手です。
この部分を下すだけで目の強調が弱まります。
一重ではあっても、多少マイルドな印象を与えることになりますので少し下げてみるのもよいでしょう。

ただし、下ろす範囲はバランス感覚が求められます。
あまりにも少ないようでは一重の印象がさほど変わりませんし、あまりにも多くの髪を下すようではアップバングではなく、センターセパレートのような印象を与えてしまいます。
あくまでもアップバングにこだわるのであれば、前髪を下す量を見極めることが大切です。

立体感のあるカラーリングにする

カラーリングが許されるのであればという前提ではありますが、メッシュのような立体感のあるカラーリングのアップバングとすることで、一重よりも髪の毛側への注目を集めることで一重の印象をおぼろげにします。

まとめ

一重の方が何も工夫せずにアップバングにしてしまうと、やや冷たい印象を与えてしまうことになりますが、少し工夫するだけで印象を変えることができます。

清潔感、爽快感等アップバングのメリットを享受したいと考えているものの、一重だからと躊躇している方は、これらのポイントを踏まえ、アップバングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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