メンズならだれもが一度は気になる薄毛の問題。薄毛になる原因は大きく分けて2つあります。
薄毛になってしまうとヘアスタイルやおしゃれを楽しめなくなり、女性うけも著しく悪くなるので出来るだけ早いうちから対策をしていた方が良いでしょう。
目次
外的要因のメンズの薄毛
メンズの薄毛の原因の一つは外的要因による薄毛です。要は頭皮環境が悪くなり薄毛を発症してしまうというものです。頭皮環境の乱れには次のようなものがあります。
原因1 皮脂など頭皮汚れ
ちゃんとシャンプーができていなくて皮脂やスタイリング剤、ひどいとシャンプー剤が地肌に残っている場合に薄毛を発症してしまいます。
頭皮には常在菌といって菌類が生息しています。通常の量の常在菌が生息する分には健康な頭皮環境を守れます。
常在菌の主なエサは皮脂や頭皮汚れです。
頭皮の汚れが多くなるとそれを餌とする常在菌が異常に繁殖してしまいます。
特に毛穴の常在菌が繁殖しすぎることで毛根がダメージし抜け毛の原因となってしまいます。
また、髪にスタイリング剤やシャンプー剤が残っているとそれも毛穴に入り込み毛根のダメージを引き起こしてしまいます。
また、朝シャンプーをする方も多いのですが、それはやめてください。
なぜなら頭皮汚れが枕やお布団に移ってしまうからです。
その日の汚れはその日のうちに洗っておかないと頭皮にとって劣悪な環境を作ってしまいます。
対策方法
その日の汚れはその日のうちに正しいシャンプー方法でシャンプーをすることが理想です。
正しいシャンプー方法はこちらでも紹介しています。
原因2 乱れた食生活
独身のメンズに多いのが乱れた食生活です。
特にメンズは脂ものを好んで食べる傾向にあります。特にラーメンや肉類など多いのではないでしょうか?
脂は皮脂の原料となり、食べる頻度が高いほど皮脂が増えてしまいます。
その皮脂は常在菌の餌となり薄毛の原因ともなるのですが、さらには頭皮の嫌なにおいの原因ともなってしまいます。
対策方法
脂ものや肉類をすべてやめてくださいとは言いません。
食べ方に気をつければよいです。
食べ始めは、まず野菜類を大量に食べることをオススメします。
野菜に含まれる食物繊維が脂の吸収を抑えてくれます。
そうすることで皮脂の材料となる脂の大半を消化させず外に排出することが可能です。
健康にも良いので試してみてください。
原因3 慢性的な睡眠不足
髪の毛は寝ている間が一番成長する時間です。
人は常に成長ホルモンが分泌します。
成長ホルモンは年齢を重ねるごとに減少はしていきますが、分泌はします。
この成長ホルモンの影響を受けて髪の毛が成長します。
睡眠時間が極端に短いことで髪の毛の成長が止まってしまい、さらには髪が弱ってしまい抜けやすくなります。
ある実験には睡眠時間が5時間未満で髪が薄く、睡眠時間が7時間以上だと髪の毛が多いという実験結果があります。
対策方法
睡眠不足で一番多い原因の一つにスマートホンやぱそこnの影響があります。
そこから発生られるブルーライトが脳を刺激してしまい寝つきを悪くします。
ですから、寝る1時間前くらいからはスマホやパソコンの画面を見ないようにしましょう。
原因4 ストレスによる自律神経の乱れ
お仕事でストレスを抱えるメンズも多いと思いますがストレスは自律神経を乱してしまいます。
自律神経の乱れは血行やホルモンバランスを崩してしまう原因の一つになります。
髪は血液から栄養や酸素などを受け成長します。
また男性ホルモンのバランスが崩れると悪玉男性ホルモンの影響を受けやすくなり、薄毛を発症してしまいます。
対策方法
一番はストレス発散できる趣味があれば良いですが、そうでない人は積極的に運動をする習慣を身に着けてください。楽しいと思えなくても体を動かすということで自然とストレスが発散できます。
間違ってもアルコールやたばこでストレスを発散しようと思わないでください。
逆効果になってしまいます。
内的要因のメンズ薄毛
内的要因のメンズの薄毛の原因はズバリ男性型脱毛症です。
agaという言葉を聞いたことがあると思いますが男性型脱毛症の略称です。
メンズの薄毛やハゲは4人に1人の割合ですので楽観視できない問題です。
遺伝によるagaが原因
agaは遺伝で発症してしまうことが主な原因です。
特に多いのが隔世遺伝です。
メンズは母方の方の劣性遺伝子が強く影響します。
母方のお父さんや親族に薄毛やハゲている方がいるとagaの遺伝子を受ける可能性が高いと言われています。
また、agaは日頃の生活習慣も影響します。
生活習慣が悪いことでagaを発症しやすくしてしまいます。
逆に良い生活習慣の方はagaの遺伝子を受け継いでいても発症しない人もいます。
agaによる薄毛のメカニズム
agaのメカニズムは男性ホルモンが血中から毛根に運ばれ、そこにある5αリダクターゼという酵素と結合します。
結合した男性ホルモンの事をジヒドロテストステロンといい男性ホルモンの10倍の影響力を持ちます。
さらに毛根の核の部分にあるアンドロゲン受容体と結合することで薄毛やハゲを発症します。
特に発症しやすいのが生え際のこめかみ部分や頭頂部です。
そこから年月をかけてだんだん広がっていき最終的に頭部上部がツルツルになってしまうのです。
対策方法
agaを予防するためには生活習慣を見直し規則正しい生活習慣を身に着けることです。それでもagaに発症してしまったら病院(内科)や薄毛専門の病院に相談しましょう。
ちなみに保険適用外なのである程度の費用が掛かることは頭に入れておいてください。
まとめ
このようにメンズの薄毛には大きく分けて2つのパターンがあります。外的要因が原因ですと対策し改善するのも比較的簡単なのですが、内的要因の薄毛は将来のハゲに繋がりさらには医療による治療が必要になります。
ただし対策が早ければ薄毛やハゲを防げる可能性もあります。