ミディアムは人気の髪型だけど薄毛を考えると…?

アンニュイなイメージを演出しやすいミディアムヘアーはお洒落なメンズから常に人気を集めていますが、一方で、薄毛で悩み始めたメンズにとってはミディアムな髪形は控えた方が良いでしょう。
様々なスタイリングを楽しめるなどメリットも多い一方で、「薄毛対策」として考えると決して良いものではありません。

ミディアムは薄毛対策としては考えものな髪形の理由

頭皮のケアが不完全になりやすい

ミディアムヘアは髪が長い分、頭皮ケアは細かい部分まで考慮しなければなりません。
いわば頭皮への「防御壁」とも言うべき髪の毛が長いので、頭皮ケアは入念に行わなければなりません。
ショートであれば頭皮ケアは決して難しいものではありませんが、ミディアムの場合、頭皮の汚れをと思っても、ショートよりは難易度が上がります。
髪の毛をかき分けるなどして、徹底的に行わなければなりませんが、薄毛が進行している男性にとっては、そのような行為そのものが頭皮に負担をかけてしまいます。
実際、ミディアムやロングなど、髪の毛が長い方がケアは難しくなりますが、そこに「薄毛」という要因が加わると、ケアと共に薄毛対策まで行わなければならなりません。

薄毛が始まると髪の毛が細くなるケースも

薄毛が進行すると、髪の毛が細くなる傾向があります。
それまでの黒々しい太い髪の毛から、色も薄い細い髪の毛となります。それは一本だけの話ではなく、生えている髪の毛全体に見られる傾向になりますので、全体的にボリュームがなくなります。
そのため、スタイリングの際、それまでと同じようにスタイリングしているつもりでも、なかなか上手く決まらなくなります。しかし、その時点で「俺、薄毛かも」と気付ける男性はなかなかいません。
「今日は上手くいかないな」といった具合にしか思わないことでしょう。
そのため、さらにワックス等の整髪料を使ったりドライヤーを当てるなど、髪の毛に負担を与える行為に走ってしまい、正しい「悪循環」を起こしてしまいます。
その点ショートのスタイリングはミディアムと比べれば簡素なものなので、頭皮に負担を与えることも少ないのではないでしょうか。

長ければ負担になる行為が多い

ミディアムなど、髪の毛が長いと髪の毛や頭皮に負担を与える行為が多々あります。
例えば少し髪をかき上げるにしても、頭皮に対して抵抗を生むので負担が増えます。
また、前髪が長いので家では髪を束ねているという人もいるかもしれませんが、髪を束ねることで常に髪の毛が引っ張られる状態になりますので、こちらも頭皮に対して負担が増えます。
他にもシャンプーの際、髪を引っ張る形になれば頭皮にダメージを与えることにもなるなど、髪の毛が長いと日常生活に於いて無意識で髪の毛にダメージを与えることが多々出てくるのです。

薄毛を自覚したらショートにするべき理由とは

ミディアムの場合、薄毛を自覚するとスタイリングが変わる

ミディアムの男性が自分自身が薄毛が進行しているのではないかと自覚した場合、スタイリング術が変わります。
それまではお洒落を求めていた髪型が、薄毛を自覚した瞬間からお洒落ではなく、「薄毛が目立たないように」というスタイリング術に変わります。
例えば前頭部がスカスカだなと感じたら他の部分から上手く髪の毛を持ってきて薄毛が目立たなくなるようにしたり、M字部分を気にし始めたらM字部分を上手く隠すためのスタイリング術に変わります。
このように、お洒落のためではなく、「隠す」というコンセプトのスタイリング術になりますので、ショートの方が余計なことを考える必要がなくなります。

ショートの方がむしろ薄毛が目立たないケースも

ミディアムの場合、髪の毛が細くなるのでどうしても「スカスカ感」が出てしまいます。
一方、ショートの場合、スカスカ感はありません。隠そうとしない分、むしろ目立たなくなったり、あるいは自分自身の気持ちも変わります。
例えばミディアムで「隠す」スタイリングにした場合、自分の状況が常に気がかりになることでしょう。
隠そうとしている部分が常に気になりますので、皆で自撮りでも…といった時、その場の楽しい雰囲気よりも「自分の頭髪は大丈夫なのか」「しっかりと隠せているのか」という点ばかりを気にしてしまうことでしょう。
一方、ショートであれば何も気にする必要もありません。
目立たないのはもちろんですが、日常生活の中で細かいことまで考える必要がなくなるという点では、ショートにするメリットは大きいことでしょう。

まとめ

ミディアムはとてもお洒落ではありますが、薄毛が進行し始めると、「負担」になってしまう側面もあります。
むしろ、お洒落のためのミディアムが、「隠すためのミディアム」になってしまいますので、毎日の様に頑張って見られたく無い部分を隠そうとするくらいであれば、思い切ってショートにした方が、頭皮への負担だけではなく、自分自身の精神衛生上も良いのではないでしょうか。

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