ロン毛の男性にとって、ヘアスタイルの選択肢は多いようで少ないです。
実際、結ぶか自然にするかの二択で、かつ実用性を考えると結ぶだけというケースも多いのではないでしょうか。

そもそも「ロン毛」が一つのお洒落ではありますが、ロン毛男性に結ぶ以外に選択肢はないのか、いろいろと考えてみるとしましょう。

ロン毛を結ぶ理由

髪の毛が邪魔

ロン毛経験者であればご存知のように、ロン毛はお洒落ではありますが、一方で髪の毛が邪魔です。
体勢を変える毎に髪の毛まで動くことで、髪の毛が視界を塞いだり口に入ることもあれば首元がぞわぞわしたり。
さらには風が強い日は風のおかげで常にロン毛がなびくような状況です。

お洒落を楽しみたい一方で、邪魔だと感じるケースが珍しくありません。
そのため、邪魔に感じないよう結ぶロン毛男性は多いです。
特に家にいる時や誰もいない時など、プライベートシーンでは誰も自分のロン毛を見ないのです。
単純に邪魔だと感じることから、結ぶ男性も多いです。

正装的な意味合い

ロン毛はワイルド・セクシーさを演出しやすいです。
そのため、カジュアルシーンでは問題ありませんが、フォーマルシーンでは、ともすれば場の雰囲気に合っていないケースも出てしまいます。
この問題の解決策としてロン毛を結ぶケースがあります。

結婚式や二次会など御祝いの席ではまだしも、お葬式や告別式など、厳粛な場ではロン毛を結ぶことで、きっちりとした印象を与えることになります。

視界の確保

ロン毛も人それぞれではありますが、前髪が長いタイプのロン毛の場合、視界の確保の意味合いもあるでしょう。
何もしなければ「前髪が目にかかる」ではなく、視界を塞いでしまうロン毛の男性もいます。
寝る時であれば何ら問題ありませんが、日常生活の中では視界を確保しなければ危険を伴います。
そのため、家や気心の知れている人との時間など、そこまで身なりを気にしなくて良いシチュエーションの時には結ぶことで視界を確保しているロン毛男性もいます。

結ぶ以外のヘアスタイル！

オールバック

ロン毛のオールバックはかなりの迫力となりますが、ワックスやジェルを使用してのオールバックもロン毛男性のお洒落の一つです。
オールバックにするメリットは、視界の確保が挙げられます。
また、しっかりと固めることで髪がなびくことを防止できます。

さらに、「セットしています感」を演出できます。
お伝えしましたが、ロン毛男性はワイルド・セクシーなイメージが強いですが、他にも自由、無造作といったイメージもあります。
その点が、ともすると不衛生感を演出しかねないのですが、オールバックにすることでロン毛にまつわる不衛生感を払しょくできます。

センターセパレート

近年、センターセパレートが流行していることもあり、ロン毛のセンターセパレートも増えつつあります。
ロン毛のセンターセパレートのメリットとして、視界を確保できる点にあります。
ただし、毛先は揺れることになりますので、フォーマルシーンでは少々難しいでしょう。

一方でカジュアル・プライベートシーンであればセンターセパレートである程度事足りるとの考えもできます。
また、軽くワックスを使用することで、センタセパレートを固定できます。
風での型崩れ防止となるので、センターセパレートを選択する際には軽くワックスを使用してみると良いでしょう。

アクセサリーを頼る

ニット帽、バンダナ、カチューシャやヘアピンなどアクセサリーに頼るのも手です。
アクセサリーの利点として、アクセサリー次第でキャラクターを変えることができる点にあります。

例えば、ワイルドなニット帽であればよりワイルドな印象を与えますし、キャップであればカジュアルな印象を与えます。
さらには、このようなアイテムは多数登場しています。
特にキャップは寝癖をごまかすため、髪をまとめるため、視界の確保など実用的なメリットも多数あります。

切る

元も子もない話ではありますが、切ってしまえばあれこれ考える必要はなくなります。
ロン毛はお洒落な見た目とは裏腹に、維持が難しいです。
少しトリートメントを怠るだけで不正生感が強まりますし、髪の毛の量が多いのでシャンプー、トリートメントの消費量も増えます。

しかし、ロン毛を切ってしまえば、結ぶ必要がないだけではなくロン毛のデメリットをすべて払しょくできます。
よほどのこだわりがないのであれば、短く切ってしまうのも一つの選択肢ではあります。

まとめ

ロン毛男性は、結ぶことでロン毛のデメリットをカバーしていることでしょう。
しかし、今回紹介したように結ぶ以外にも様々な方法があります。

選択肢は多いに越したことはありません。
ロン毛はお洒落なイメージを与える一方で、不衛生、あるいはシチュエーションによっては不謹慎といった印象を与えかねませんが、そのような場でも通用するスタイルもあります。
ロン毛を楽しんでいる男性は、結ぶ以外にもこのような選択肢があると覚えておくと、いざという時に便利です。

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