薄毛が気になってくると、短髪にする男性は多いです。
短めにした方が案外目立たなくなりますし、清潔感も出ます。
また、長くしているよりも潔い印象を与えることができるなど、薄毛で悩まされた場合の「定番方法」ですが、果たして短髪にするしか方法はないのでしょうか?
目次
短めにするメリット
目立たなくなる
短めにした方が、薄毛が上手く誤魔化せます。
髪が長い方がどうしても「スカスカ感」が出てしまうもので、長くなればなるほど、薄い部分と生えている部分のコントラストが鮮明になります。
その点、短髪にしていると薄い部分とまだまだ健在の部分の境界線がよく分かりません。
薄い部分も、「短いから頭皮が見えている」と感じるようになりますし、そもそも長い時のように他の部分とのコントラストが曖昧なので、周囲としても、じっくりと見ない限りは薄毛に気付かないケースも珍しくありません。
清潔感が出る
薄毛や抜け毛が増えると、実際に髪の毛が減ってしまう点だけではなく、不衛生さも大きな悩みになることでしょう。
完全にツルツルの状態であればまだしも、微妙に生えているとむしろかえって不衛生さが出てしまうもので、薄毛や抜け毛ではむしろこの点を悩んでいる男性も多いのですが、短髪にすることで、全体的に単発になるので不衛生さをおさえ、かえって清潔感が出てくるものです。
中途半端に長いとかえって不衛生さが増長してしまうのですが、短い方が清潔感が出ます。しかし、薄毛や抜け毛で悩み始めると毛が惜しいので、なかなか思い切って髪の毛を短くすることができないのも事実です。
髪の毛を気にしなくなる
髪の毛が長い状態だと、薄毛や抜け毛がかえって気になるものです。
例えば少し風が強い日は、まず何よりも頭皮を気にしてしまうのではないでしょうか。
上手くセットして薄毛を目立たないようにしている人であればあるほど、強風でセットが崩れてしまわないか。薄い部分が目立っていないのかなど、常に気を遣うことになるでしょう。
しかし、短髪にしてしまえばそのような心配も無用なので、ストレスから解放されるという大きなメリットが待っています。
短髪以外に方法はあるの?
AGA治療
昨今、薄毛は既に原因が解明されており、治療法も確立されています。
さらには医学的な見地に基くもので、決してコンプレックスに付け込んでお金を…といったものではありませんので、薄毛が気になるのであればAGA治療を受けてみるのもよいでしょう。
但し、AGA治療は即効性のあるものではありません。
長期的な治療になりますので、少なくとも3カ月程度は効果があるのかないのか分からない中で生活を送ることになりますが、裏を返せば3か月ほどから効果が期待できます。
AGA治療は比較的身近な治療となっていますので、薄毛で悩まされており、かつ「自分の毛」が欲しいのであれば一度相談してみるのもよいでしょうし、昨今はAGA治療を行うクリニックが増えていることから料金の低廉化も進んでいます。
幹細胞治療
こちらは頭皮の気になる部分に直接栄養を注入する治療です。
AGA治療の延長線上にあると考えてよいのですが、AGA治療と比べると高いです。
但し、薬を飲んで効果を待つAGA治療に比べ、頭皮・髪の毛に良いとされる栄養を薄毛が気になる部分に直接投与することになりますので、高い効果が期待できます。
かつら・ウィッグ
即効性という点ではかつらやウィッグに頼るのも良いでしょう。
かつて「かつら」と言えば、どこか嘲笑の対象で、さらには品質も決して良いものではなく、外れるリスクが高いうえに高額なものでした。
しかしかつらの品質も高まっています。
頭部全体を覆うかつらだけではなく、部分的に被せる形のウィッグも登場していますので、自分の毛にこだわるのではなく、「周囲の目」を気にしているのであれば、これらを活用してみるのも良いでしょう。
ポジティブに考えるのであれば、ウィッグを変えることでお洒落も楽しめます。
頭皮スプレー
こちらは系統としてはかつら側のものです。
頭皮に黒いスプレーを噴射することで、頭皮が黒くなります。
結果、髪の毛が薄くなって頭皮が透けてしまう減少を防止。
よほど近くから見られない限り、薄毛だとは気付かれないことでしょう。
かつらのように取れてしまうリスクもありませんので、精神的にも良いのですが、悪天候時には塗膜が剥げてしまうリスクもあります。
雨の日、頭部に雨がかかると「黒い汗」のように、顔にスプレーの塗料が落ちてきますので、悪天候時には気を付けた方が良いでしょう。
まとめ
薄毛の悩みは多々あるものです。
短めにした方が様々なメリットがある一方で、他に方法はないのか模索している人もいるのではないでしょうか。
このように、実際には様々な方法が用意されていますので、「短髪にするしかない」と決めつけるのではなく、様々な方法を試して自分にぴったりな形で薄毛と向き合ってみるのもよいのではないでしょうか。