育毛剤を使用しているけど効果がない!その理由と本当の役割とは?

髪の毛が薄くなってきたなと思ったら、まずは育毛剤を使用する、あるいは使用した男性が多いのではないでしょうか。

ネットやドラッグストアでも手軽に購入できる育毛剤も多く、お値段もお手頃なので「まずは育毛剤を」、「とりあえず育毛剤を」と考えている人も多いのですが、育毛剤を使用しているものの、効果が出ないと感じている人も多いようです。

果たして本当に育毛剤は効果が出ないのか、そもそも育毛剤とは何が目的七日まで掘り下げて解説していきましょう。

育毛剤とは?

育毛剤とは「毛を育てる」ための医学部外品

育毛剤とは、その名称からも分かるように「毛を育てるもの」です。
そのため、薄毛や抜け毛が増えてくると「まずは育毛剤」と思う人も多いのですが、毛を「育てる」であって「生やす」ではありません。

生えている毛をより強く・たくましく育てるためのものなので、「育毛剤を使っているのに毛が生えない」と感じるのは実は何らおかしなことではありません。
むしろ当然です。

毛を生やしたいと思っている人は、そもそも使うアイテムを間違えています。
しかし、使用すると毛が生えてくるのではと思わせるような育毛剤のCMもあるので、「育毛剤=毛が生えてくる」と誤解・錯覚してしまっている人も多いです。

実際には、育毛剤は毛を生やすものではなく、生えている毛をを育てるものなので、「育毛剤を使用しても毛が生えてこない」は、効果がないのではなく育毛剤を誤解していることになります。

毛を生やす効果があるのは育毛剤ではなく発毛剤

育毛剤は毛を生やす効果を見込んだものではありません。
では毛を生やす効果を見込んだものはといえば、「発毛剤」です。
発毛剤はその名称からも分かるように「毛を発する」ためのものです。
では具体的に発毛剤とは何かと言えば、ミノキシジルの有無です。

ミノキシジルが含まれているものは「発毛剤」で、毛を生やす効果が期待できます。
ミノキシジルが含まれていると「発毛剤」となりますが、発毛剤は医薬部外品ではなく医薬品です。

育毛剤は医薬部外品で「使用することで効果が出るかもしれない」ものですが、医薬品は医学的見地からも効果が立証されているものです。
実際、AGA治療でも用いられているものです。

また、ドラッグストアで「この時間は薬剤師が以内ので販売できない」とアナウンスされているのをご存知の方も多いのではないでしょうか。
医薬品であるミノキシジルは、販売にあたって薬剤師が在籍していなければなりません。
そのため、ドラッグストアではあっても薬剤師がいない時間には販売できません。

育毛剤は効果がないのではなく誤解している人が多い

このことからも分かるように、多くの人の「髪の毛を生やして欲しい」願いを叶えるのは育毛剤ではなく発毛剤です。
しかし、「育毛剤」の言葉はよく聞いても「発毛剤」は耳にする機会が少ないことから、「髪を生やす薬=育毛剤」とのイメージが強いです。

薄毛・抜け毛に直面した際に育毛剤を使用するも思うように毛が生えてこないことから「効果がない」と思ってしまう人も多いのですが、そもそも「育毛剤で毛が生える」認識が誤解です。

育毛剤は効果が出ないのではなく誤解されている

血行促進効果がある

育毛剤にも様々なタイプがありますが、強く・たくましい毛を育てるために血行促進効果がある育毛剤が多いです。
頭皮環境の改善や血行促進をと考えられたものです。

例えば、スプレータイプの育毛剤を頭皮に噴射すると爽快感があります。
刺激が血行促進をもたらすので、決して効果がないものではありません。

そもそも医薬部外品

育毛剤は基本的に医薬部外品です。
医薬部外品とは「継続して使用することで効果が期待できる」と考えられているもので、薬のように確かな効果を見込んだものではありません。

体質との相性の問題もありますし、何より継続が前提なので一度の使用で劇的に頭皮環境が改善されることはありません。
ドラッグストアで常に購入できるのも医薬部外品だからこそです。

発毛剤と併せて使用することで効果を高める

一方で、育毛剤は決して効果がないものではありません。
継続して使用することで効果が期待できるものだとお伝えしました。

発毛剤と併せて使用することで、発毛剤の効果を高めることも期待できます。
もちろん育毛剤だけではなく、サプリメントや血行促進のためのアイテムなども併せて使用することで、発毛剤の効果を高めることになります。

まとめ

育毛剤の効果がないと感じている人も多いかもしれませんが、効果がないのではなくそもそも育毛剤を誤解していることが伺えます。

「育毛剤」の言葉の知名度が高い点、CMの構成がまるで毛をはやすかのように錯覚させる点などから、育毛剤を「毛の生える薬」だと思ってしまう人が多いのも致し方ない部分ですが、毛を生やす効果が期待できるのは育毛剤ではなく発毛剤です。

それぞれの違いをしっかりと理解し、自分に合ったものを使用しましょう。

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