薄毛や抜け毛に悩んでいる人は、少しでも改善したいとさまざまな方法を試していると思います。
その中でも手軽に試しやすい方法が、育毛シャンプーです。
しかし、育毛シャンプーを使ってもなかなか効果が出ないと諦めたり、途中で止めてしまったりしていませんか?
実は、正しく育毛シャンプーを使えていないから効果が現れていない可能性があります。
そこで、今回は正しい育毛シャンプーの使い方について解説してきます。
目次
育毛シャンプーにはどんな効果があるの?
そもそも、育毛シャンプーは普通のシャンプーと何が違うのかご存知でしょうか?
育毛シャンプーは、育毛効果のある成分が配合されているシャンプーということだけではありません。
抜け毛や頭皮環境を改善するための成分が配合されているシャンプーを指すのです。
薄毛の場合、抜け毛予防をすることが大切ですし、そのためには頭皮環境を整える必要があります。
そのため普通のシャンプーよりも保湿や皮脂除去、低刺激といったメリットがあります。
育毛シャンプーだけでどんどん髪が生えてくるということではありませんが、髪の生えてくる環境を整えるために必要なものなのです。
正しい育毛シャンプーの使い方
髪が生えるように環境を整えるために育毛シャンプーが有効的であることが分かりましたが、正しい使い方が出来ていないと、効果を得られない場合があります。
しっかりと効果が得られるように正しい使い方でシャンプーを使用しましょう。
育毛シャンプーは1日1回!
育毛シャンプーを使うにあたり、注意したいことはシャンプーの使用は1日1回にするということです。
男性の場合夜にシャワーをするだけでなく、朝もシャワーする人が多いでしょう。
その度に育毛シャンプーを使っていませんか?
シャンプーは1日に何度も使用すると、頭皮を守っている皮脂を落とし過ぎてしまいます。
そうすると皮膚が乾燥から守ろうと皮脂を過剰分泌してしまうので、薄毛の原因を作り出してしまいます。
薄毛予防には、髪を洗うのは1日1回という決まりを守る必要があります。
シャンプーの前にブラッシングを
育毛シャンプーは余分な皮脂を落とし過ぎないようにし、保湿や栄養を与えるシャンプーなので洗浄力が高いわけではありません。
そのため「洗った感」が感じられず、ゴシゴシと洗ってしまう人がいます。
しかし、ゴシゴシと力を入れて洗うと頭皮を痛めて逆効果になります。
汚れを落とすには、シャワーの前にブラッシングをしてください。
ブラッシングをすることで、汚れをある程度落とすことができます。
しっかり濡らしてシャンプーする
ブラッシング後にシャンプーを行いますが、その際にはぬるま湯でしっかり頭皮まで温められるよう十分に濡らしてください。
頭皮が温まると毛穴が開くので、シャンプーの栄養が入り込みやすくなります。
また、毛穴に詰まっている角栓も除去しやすくなります。
しっかり髪が濡れていればシャンプーも泡立ちやすくなりますし、シャワーだけでも汚れのほとんごは落とすことができるのです。
ここで注意したいことが、シャワーの水圧です。
あまり水圧が強いと頭皮や髪が引っ張られてしまうので、毛根にダメージを与えてしまう可能性があります。
強すぎない水圧でシャワーを使いましょう。
マッサージをするようにシャンプーをする
髪が十分に濡れたら、いよいよ育毛シャンプーを使ってシャンプーを行います。
この時に、シャンプーを直接つけると刺激が強いだけでなく、すすぎ残しの原因にもなります。
手でしっかりと泡立ててから使いましょう。
シャンプーは、指の腹でマッサージをするようにして行います。
力を入れてゴシゴシ洗うと頭皮を傷付けてしまうので、頭皮マッサージをするように適度な力加減で、頭皮を押し上げるようにして動かします。
シャンプーの栄養を浸透させる
普通のシャンプーの場合、洗った後はそのまま洗い流します。
しかし、育毛シャンプーは栄養分が配合されているので頭皮に浸透させる必要があります。
保湿成分や栄養成分を浸透させるには、シャンプーで頭皮マッサージした後、少し時間をおきます。
そうするとヘアパック効果を得られ、頭皮にも十分に成分を浸透させられます。
しっかりと洗い流す
栄養分を浸透させた後は、シャンプーが残らないようにしっかりと洗い流さなくてはいけません。
もし育毛シャンプーがそのまま残っていると、反対に頭皮にダメージを与えることとなってしまいます。
最低でも2分程度は流す必要があり、充分に洗い流してからタオルドライしましょう。
シャンプーだけじゃない!乾かす方法も大切
正しい育毛シャンプーの使い方を紹介してきましたが、髪を乾かすところまでが育毛シャンプーにとって大切と言えます。
自然乾燥や半乾きの状態で放置していませんか?
しっかり乾かしていない状態で放置してしまうと、頭皮に存在する常在菌を繁殖させてしまうため、薄毛やニオイの原因になってしまいます。
ドライヤーの熱は頭皮にダメージを与えるので、しっかりと最初にタオルドライで水気を拭き取ります。
この時もゴシゴシと擦らずに、髪をタオルで挟むようにして水分を吸わせてください。
その後、ドライヤーを少し離した位置から当てます。
同じ部分ばかり熱を与えると髪や頭皮が痛むので、ドライヤーを動かしながら使いましょう。
まとめ
育毛シャンプーは、正しい使い方で使用すれば、少しずつ抜け毛や薄毛を改善することができます。
なかなか効果が現れないという人は、もう一度シャンプーの使い方を見直してみてください。