メンズがショートから髪の毛を少し伸ばしてミディアム、ヘアロングヘアーにする場合、伸ばしかけの中途半端な髪の長さが気になる方が多いです。
しかし、伸ばしかけの髪は前髪が目に入ったり邪魔になったりするため、ミディアムやロングまで伸ばせずカットしてしまう方も多いでしょう。
ミディアムやロングまで髪を伸ばすためには、伸ばしかけの髪をメンテナンスカットしたり正しくスタイリングしたりすることが大切です。
そこで、メンズの伸ばしかけの中途半端な髪をスタイリングする方法を紹介します。
目次
伸ばしかけの中途半端な髪はケアが大切
伸ばしかけの中途半端な髪を適当にスタイリングしていると、清潔感がない印象を与えてしまうこともあります。
そこで、伸ばしかけの髪の正しいケア方法を見ていきましょう。
ブラッシングをする
男性は髪が短い方が多いため、普段はブラッシングを丁寧にしていない方も多いでしょう。
髪が短い方はブラッシングを丁寧にする必要はありませんが、シャンプーをする前に髪の流れを整えたり、髪の表面についている汚れやほこりを落としたりするためにもブラッシングをしたほうが良いといえます。
また、ブラッシングをすると頭皮に適度に刺激が加わるため、マッサージ効果を得られて頭皮の血行促進にも繋がり、毛根に頭皮に栄養が届きやすくなります。
ツヤがあり太い髪を作るために、中途半端で自分が気に入っていない髪型だったとしてもブラッシングをすることが大切です。
シャンプーとリンスでケアをする
伸ばしかけの中途半端な長さの髪は、はねたりうねったりしやすいです。
そのため、髪質を整えて、髪の毛がまとまりやすいようにしましょう。
シャンプーだけではなく、リンスやトリートメントを使ってヘアケアをすると髪の毛がまとまるため、伸ばしかけの中途半端な長さでも広がったりはねたりするのを防ぎます。
伸ばしかけの髪のセット方法:ベリーショート
ベリーショートは定番のスタイルで、お手入れもしやすく学生にも社会人にも人気の髪型です。
丁寧にセットをしなくても清潔感があるスタイルですが、束感を出してトップを持ち上げると、より爽やかな印象になるでしょう。
また、ドライヤーとワックスを上手に使えばアレンジもできます。
年代を問わずチャレンジしやすいヘアスタイルですが、ベリーショートからミディアムやロングに伸ばしており中途半端な長さのときにはどのようにセットすれば良いのでしょうか。
簡単なスタイリング方法を紹介します。
トップが立ち上がるようにする
最初に、髪を適度に濡らしてタオルドライをします。
ドライヤーを使って全体のシルエットを整えましょう。
ベリーショートは、トップにボリュームを出すことが重要です。
トップを持ち上げて下からドライヤーの温風をあてると、自然にボリュームが出るでしょう。
ドライヤーの冷風を使って髪の毛を冷やせば、ボリュームがある状態を維持できます。
ワックスで束感を出す
ワックスを手のひらに馴染ませて、髪の毛を指で挟み髪の流れを作ります。
トップの部分をメインに、毛束を作って整えましょう。
伸ばしかけの髪のセット方法:ミディアムヘア
ミディアムヘアからロングヘアに伸ばしており、髪の長さが中途半端な場合には、七三分けにするのがおすすめです。
ミディアムは、プライベートでもビジネスシーンでも使えるセット方法で、アップにして後ろに髪を流せばフォーマルシーンにも使えるほか、前髪は横に流すとカジュアルシーンに最適です。
さらに、パーマをかけると個性的な印象にもなるでしょう。
ヘアジェルを利用したフォーマルシーンに最適な七三分けのセット方法を紹介します。
髪を濡らしてオールバックを作る
前髪をアップにする場合は、前方向に生えている前髪を後ろ方向に流すことが流す必要があります。
髪をしっかりと濡らして、前髪をオールバックにしましょう。
オールバックにして、ドライヤーで前髪を立ち上げるように温風を当てます。
アップにする場合は、サイドの髪の毛のボリュームを出さないようにすることでバランスが取れるでしょう。
そのため、サイドの髪は上から下方向にブローして抑えます。
髪をある程度乾かしたら、ブローは終了です。
ヘアジェルを使って形を整える
ヘアジェルを手のひらに出して、髪の根元から後ろに向かってかきあげてジェルをつけます。
前髪を左右に分けて、後ろに流しましょう。
ヘアジェルはすぐに乾いてしまうため、スピーディに行うことが大切です。
手に残っているヘアジェルをサイドの髪に付け、後ろに流します。全体の形を整えて完成です。
なお、カジュアルシーンではワックスを使うと良いでしょう。
髪を濡らして七三に分けたらサイドのボリュームを押さえるようにブローするまでは、フォーマルシーンの七三分けと同じ流れでスタイリングします。
前髪とトップを立ち上げるように乾かし、最後にワックスを伸ばした手で髪を挟んで後ろに流します。
最後に全体を整えたら、ナチュラルな雰囲気の七三分けが完成です。
伸ばしかけの中途半端な髪も丁寧にケアしよう
伸ばしかけの中途半端な長さの髪は、伸ばしている期間に整えることが大切です。
例えば、ショートからマッシュといった重めのヘアスタイルにしたい場合は、毛の量を前下がりに整えなければなりません。
ウルフカットにしたい時は襟足を伸ばし、表面の毛量を整える必要があります。髪の量を調整して、中途半端な伸ばしかけの髪もメンテナンスカットすることが大切です。
伸ばしかけの状態で美容院に行く場合は、ミディアムやロングヘアーなど髪型を変えたいことを伝えると、メンテナンスカットをしてくれます。
メンテナンスカットにヘアケアやスタイリング方法を組み合わせて、中途半端な長さでも諦めずに髪を伸ばしましょう。