はげは多くの男性が恐れているものですが、若い層にとっても無縁ではありません。
いわゆる若はげと呼ばれている、若い世代のはげもあります。
高齢者・壮年世代以上に、周囲からの視線に敏感な若い世代にとって、若はげはできれば敬遠したいものでしょう。
そこで若はげの予防方法についてを紹介します。
目次
若はげの原因は?
ストレス
若はげの原因としてまず挙げられるのはストレスです。
ストレスは人体に様々な悪影響を与えるもので、髪の毛とて例外ではありません。
特に若い世代は30代や40代よりも鋭敏です。
周囲の何気ない視線をストレスに感じてしまうこともあります。
また、まだまだ対処方法が分からないため、30代や40代であればやり過ごせることも、若い世代はストレスとして体内に蓄積させてしまいやすいです。
結果、若はげをもたらします。
睡眠不足
若い時には何かを無理をしてしまいがちです。
睡眠不足もその時にはさほど大きな負担だとは思っていないとしても、身体には確実にダメージを与えています。
睡眠は、休息はもちろんですが栄養を体中に運ぶ貴重な時間です。
髪の毛も栄養から構築されていますが、睡眠時間が短ければ髪の毛の栄養での構築時間が短くなることを意味しますので、睡眠不足が続くようであればやがては若はげとなるでしょう。
無理なカラーリング
自分自身で無理なカラーリング・ブリーチを行ってしまう若い人も珍しくありません。
より明るい色を安価にとの考えから、ドラッグストアでカラー剤・ブリーチ剤を安価に購入し、自らで毛を染めることは多いでしょう。
行為そのものは決して悪いことではありませんが、髪色への執着から無理なカラーリングを行うケースも見受けられます。
その際、頭皮がかぶれてしまっているものの、理想の髪の毛の色のために無理なカラーリングやブリーチを行うと、かぶれに溶剤が浸透してしまい、頭皮に大きなダメージを与えてしまいます。
毛穴を塞いでしまったり、痛みが大きなストレスとなるなどして、髪の毛の生育が乱れるケースもあります。
AGA
AGAといえば30代や40代からのもので、若い世代には関係ないと思っている人も多いようですが、AGAは特に年齢制限のあるものではありません。
若はげで悩んでいる20代にも、AGAの兆候が見られるケースがあります。
いわゆる遺伝的な要素が強いことから、遺伝もこちらに該当すると考えてよいでしょう。
若はげになりたくない!予防方法や対策は?
ストレスを発散する
お伝えしたように、ストレスは体に悪影響です。
しかし、ストレスを感じないよう生活を送ることは現実的に難しいです。
他人と接したり、外に出れば何かしらのストレスが待っています。
そこでポイントとなるのがストレスの発散です。
趣味や運動など方法は問いません。
自分自身が爽快感を得られる行動こそ、ストレスを発散していることなので、ストレスを発散できる手法を自分自身で確率しておくことは、若はげ予防となります。
しっかり寝る
睡眠は体を作るための大切な行為ですが、忙しい時、あるいは若い時には遊びのために睡眠を犠牲にすることもあるでしょう。
しかし、睡眠こそ栄養を体に運ぶ大切な時間です。
若い時の睡眠不足は、体力があるのでさほど負担には感じないことでしょう。
しかし、決して負担がかかっていない訳ではありません。
あくまでも自覚しないだけで、身体には負担をかけています。
結果、若はげの原因となるので、しっかりと睡眠をとることは、若はげの予防となります。
栄養を意識した食事を採る
年齢を問わず、髪の毛は栄養で作られるものです。
若い時ではあっても栄養バランスを意識した食事を心がけることが大切です。
暴飲暴食など、若さ故の食事もあるでしょう。
しかし、髪の毛の生成のためにはアミノ酸やタンパク質など日常生活では摂取が難しい栄養です。
これらの栄養の摂取を心がけることもまた、若はげ予防の一つです。
食事での摂取が難しいようであれば、サプリメントを頼るのも手です。
頭皮マッサージ
髪の毛を作るのは栄養ですが、その栄養を頭部まで運ぶのは血液です。
疲れやストレスは血流を鈍らせます。
そこで頭皮マッサージです。
頭皮の疲れをほぐすことで、血行が改善され、栄養が頭部まで届けられます。
近年ではPCやスマホを長時間見ている若い世代が多いことから、目の疲れをいやすためにこめかみ付近をマッサージするのも効果的です。
いずれにせよ、疲れをほぐすことで血行が改善され、栄養が運ばれることで若はげ予防となります。
まとめ
若はげの原因と予防・対策を紹介しました。
若はげは決して特別なことではありません。
理由を見れば、誰もが若はげになる可能性を秘めています。
若い時には何かと無茶をしがちです。
しかし、自覚はなくとも体には大きな負担を与えています。
その蓄積の一つの結果が若はげでもあるので、若いからといって無茶なことを控えるのもまた、若はげ予防の一つだと考えてよいでしょう。