かつてと比較すると、髪色の選択肢は大幅に増えています。
おしゃれの幅も広がり、楽しみ方も多種多様ではありますが、だからこそ髪色に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
「選択肢が多いからこそ、どの髪色にすべきなのかで迷ってる」なんて声も聞こえていますが、そのような人におすすめがハイライトです。
街中でハイライトを見かける機会は増えているかと思いますが、ハイライトの魅力だけではなく、デメリット面も紹介しましょう。
目次
ハイライトとは?
そもそもハイライトとは、ベースの色よりも明るい色を部分的に入れたものです。
しかし、明確な定義はありません。
一般的には「ベースの髪色より明るいトーンの毛束を作る」ですが、髪色や毛束の幅の定義はありません。
いずれもすべては感覚次第です。
例茶色ベースの髪色に金髪のトーンを部分的に入れたスタイルが一般的な「ハイライト」ですが、ゴールドベースにホワイトのトーンでも「ハイライト」です。
つまり、ハイライトは比較的自由なスタイルであることが分かります。
だからこそ、様々な形でハイライトを楽しんでいる人が増えています。
ハイライトのメリット!
伸びてきた時にも違和感がない
ハイライトのメリットの一つに、いわゆる「プリン」の状態でもイメージを損ねない点が挙げられます。
単色カラーリングの場合、カラーリングの髪色と生えてくる髪色が異なるため、1~2カ月もするとまるでプリンのようなヘアスタイルになってしまいます。
しかし、ハイライトの場合、元々まばらな髪色のため、髪の毛が伸びても目立ちにくいです。
つまり、一度ハイライトを作ると2~3カ月程度はイメージが損なわれません。
セパレートでイメージを変えることができる
ハイライトは、セパレートの位置を変えるだけでまるで髪型を大幅に変えたかのような印象を与えることができます。
ハイライトのトーンの位置は変わりませんが、セパレートによってはハイライトの毛束の流れが変わります。
すると、まるで髪型を変えたかのような印象を与えます。
単色の髪色の場合、セパレートを変えることで多少印象を変えることはできますが、大幅なイメージチェンジとまではいきません。
しかし、ハイライトの場合、トーンの部分であれば数mmセパレートを変えるだけで印象が変わります。
そのため、固定ヘアよりもいろいろとアレンジを楽しみたい人にもおすすめです。
他のカラーリングと変わらない
サロンであれば、ハイライトはブリーチからの他の髪色へのカラーリングとさほど値段が変わりません。
ハイライトが他の断然高い場合、デメリットとなってしまいますが他のカラーリングと変わらない価格でハイライトが行える点はメリットです。
ハイライトのデメリット!
清潔感が低い
いわゆる「まばらな髪色」となるハイライトは、清潔感は低くなりがちです。
まばらだからこそおしゃれな雰囲気となりますが、チョイスする髪色によっては不衛生感が強まります。
特に明るいトーンにすると髪が傷みやすいです。ケアを怠ると、髪が痛みパサついた状態となりますが、ハイライトの部分が傷みやすいため、ボサボサの頭髪となりかねません。
そのため、ハイライトにする場合、まめなヘアケアが必要になります。
髪へのダメージが大きい
ハイライトはブリーチが必須ではありませんが、カラーリングではあっても2回行う必要があります。
ベースの髪色へのカラーリング、そしてハイライト部分です。
つまり、一般的な一度だけのカラーリングと比較すると髪が傷みやすいです。
担当スタイリストのセンスに左右される
ハイライトの肝となるのは、明るいトーンの取り方です。
ベースの髪色と明るいトーンのコントラストこそ、ハイライトの魅力となりますが、どこにどれだけの毛束のハイライトを取るかはスタイリストのセンスです。
そのため、誰がハイライトを行うかでハイライトの出来栄えは大きく異なります。
先程ハイライトはセパレートで大きく印象が異なるとお伝えしましたが、どこにハイライトを作るかによっても印象は大きく異なります。
つまり、センスの低いスタイリストが担当した場合、せっかくのハイライトが「おしゃれなスタイル」ではなく「おかしなスタイル」となりかねません。
近年は多くのサロンがinstagramアカウントで、履歴をポストしているため、センスの部分を確認しやすいです。
ハイライトを検討しているのであれば、「近いサロンで」ではなく、自分の理想のハイライトを形にした経験のあるサロンに任せましょう。
まとめ
ハイライトは髪色に迷っている人におすすめのスタイルではありますが、デメリットもあります。
そのため、ハイライトにするのであればどのサロンでハイライトを行うのかをチェックしておきましょう。
公式instagramアカウントの事例を見ればサロンのセンスを垣間見ることができます。
してみたい髪型がなかなか見当たらない方は、ハイライトにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。