髪型の印象は強いもので、いわゆる「雰囲気イケメン」と呼ばれている言葉は、顔の造形そのものではなく髪型がイケているからこそのものです。
裏を返せば、造形的には格好良いものの、ダサい髪型のおかげで悪い印象となってしまっている男性もいます。
果たしてその違いはどこにあるのか、そもそもなぜダサい髪型だと思われてしまうのか、その理由を紹介していきましょう。
目次
ダサい髪型だと思われている4つの理由
流行が過ぎている髪型をしている
30代後半から顕著になりますが、いわゆる「若い時に流行っていた髪型」のままだと、流行の変化によって「かつての流行」が「時代遅れ」となり、ダサい髪型だと思われる傾向にあります。
10代・20代の頃はおしゃれに敏感で流行を抑えていた男性も、年齢と共に美容・お洒落よりも優先しなければならないことが増え、流行におざなりになると、髪型はどうしても「昔似合っていた髪型」にしてしまいがちです。
結果、「時代遅れの髪型」、「昔流行っていた髪型」と、ダサい髪型に思われてしまうのです。
スタイリングが下手
髪の長さや髪型ではなく、スタイリングが下手なことからダサい髪型だと思われてしまう男性もいます。
髪型はスタイリングこそ重要です。
おしゃれに見える髪型の男性も、実はスタイリングに手間暇かけているケースが多いです。
ベースとなる髪型はほぼ同じでも、ヘアアレンジ・スタイリングによって印象は大きく異なります。
流行を踏まえたスタイリングを行っているのか、あるいは先にお伝えしたように時代遅れの髪型のスタイリングをしているのかでも印象は大きく異なります。
特に昔おしゃれだった人ほど、「おしゃれだった時代のスタイリング」に固執しがちなので、スタイリングしても「古臭い」、「ダサい」と思われてしまいがちです。
肌の質感と合っていない
人間は誰しも年齢を重ねるものですが、加齢と共に肌の質感は変化します。
若い時は張り・ツヤ・弾力のある瑞々しい綺麗な肌ですが、年齢と共にどうしてもしわが増えたりたるみが出てきてしまうものです。
しかし、そのような肌の変化を気にせずに若い時と同じ髪型をしても、肌の質感にマッチしておらず、「無理に若作りしている」、「昔の流行を無理している」など、ダサい髪型との印象を与えてしまいます。
髪の毛の量が減っている
年齢を重ねることでの変化は肌だけではありません。
髪の毛の量も減少してしまいます。
いわゆる「ハゲ」ではなくても、若い時と比較すればどうしても髪の毛の密度は減少しているものです。
そのため、若い時と同じ髪型をしても密度が異なるため、スカスカだったりイマイチ決まっていない印象となってしまい、ダサいと思われてしまいます。
ボリュームを作りたい時、あるいは生え際が見える髪型にすると特に顕著で、おしゃれのつもりの髪型が、薄毛を露呈するだけになってしまうリスクがあります。
ダサい髪型だと思われないためには?
ヘアサロンに足を運ぶ
年齢と共に「髪は伸びたら自分で切ればよい」、「安いところで良い」と考える人も多いですが、毎回ではなくても、たまには美容院に足を運び、流行をしっかりと抑える点、さらには流行と自分自身を上手く融合できる髪型を提案してもらうことが大切です。
カラーリングやパーマではなく、カットだけではあっても流行のポイント等をレクチャーしてもらえるので、「今現在」の自分にあった髪型を提案してもらえます。
加齢を認識する
若い自分でありたいとは思っていても、あるいは「実年齢より若い」との自負があるとしても、若い時と比較して加齢している事実には間違いありません。
その点を自覚し、髪型を選ぶことが大切です。
「若い時の髪型」は一度忘れ、今現在の自分の髪の量や肌の質感に似合っている髪型を見つけることができれば、ダサい髪型だと思われる機会は減ることでしょう。
ダサい髪型だと思われている男性の多くが、「加齢を認識せずに若い時の髪型そのままでいる」点にあります。
流行と向き合う
年齢と共に流行に対して疎かになってしまうものです。
受け入れることが難しくなる人も多いですが、流行とどれだけ向き合い、取り入れることができるのかこそ、ダサい髪型からの脱却の鍵です。
「今の時代の流行はおかしい」、「昔の方が格好良い」と思っているとしても流行は無視できません。
「ダサい髪型」ではなく、似合っている・おしゃれとの印象を与えたいのであれば、昔の流行への固執を捨て、今現在の流行と真摯に向き合いましょう。
まとめ
ダサい髪型となっている男性の多くが、「昔の流行」を捨てきれない点にあります。
もちろんスタイリング術もありますが、いずれにせよ「現在の流行」をどれだけ意識できるのかが重要です。
年齢と共におしゃれ以外に考えなければならないことが増えていくものですが、ダサい髪型だと思われたくないのであれば、流行の髪型を抑え、自分にマッチした髪型を模索することが大切です。