1,000円カットは安価でありながらも、高い技術力で髪を切ってくれることでコストパフォーマンスの高いサービスです。
厳密には近年の値上げ傾向から、1,000円以上のものも増えていますが、それでも美容院や床屋と比較するとリーズナブルである点は変わりません。
そんな1,000円カットでお洒落なカットとして注目を集めているフェードカットにすることは可能なのか、探ってみるとしましょう。
目次
1,000円カットでフェードカットにすることは可能!しかし条件がある
口頭ではなく画像で説明する
1,000円カットは基本的には「シンプル」に髪を切るサービスですが、決して凝った髪型ができない訳ではありません。
ましてやフェードカットの場合、パーマやカラーリングではなく、あくまでもカットのみです。
1,000円カットの提供しているサービスでも十分に可能なものですが、技術力やフェードカットの理解が必要です。
そこで、口頭ではなく画像・写真を見せるなどして相手にフェードカットを理解してもらう必要があります。
フェードカットが可能か否かは、1,000円カットの担当スタッフのフェードカットへの理解次第です。
流行への理解のあるスタッフに依頼する
実際に依頼してみなければ分からない部分だと思うかもしれませんが、例えばスタッフ自身がお洒落な髪型であればフェードカットを理解しているでしょう。
フェードカットを行えるか否かは、スタッフ自身の知見によるものです。
上記で説明した「画像で伝える」は、フェードカットを知らないスタッフ向けのものですが、そもそも既にフェードカットを知っているスタッフであれば、「フェードカットで」と伝えるだけで次に進みます。
口コミをチェックしたり、あるいはカットを依頼する前に一度店頭でお店の雰囲気をチェックしてみるのもよいでしょう。
1,000円カットはスタッフの力量差が顕著です。
そのため、フェードカットを理解しているスタッフのいる1,000円カットなのか、あるいはいないのかで状況が変わります。
1,000円カットでフェードカットを失敗しないためのポイント!
こだわりはしっかりと伝える
フェードカットも様々です。
刈り上げ部分を何mmにするかは、人それぞれ理想が異なることでしょう。
そこでポイントとなるのが「自分の理想をしっかりと伝える」です。
「お任せします」、「適当に」といった曖昧な言葉で伝えることこそ、失敗の原因です。
事細かく伝えることが面倒だと思う気持ちはよく分かります。
しかし、何度も通い続けることで信頼が蓄積されている美容院であればいざしらず、初めて足を運ぶお店に自分の思っていることを「察してくれ」は不可能です。
1,000円カットだけではなく、美容院でも難しいでしょう。
その点では先にもお伝えしたように、理想のフェードカットの画像を持ち込むなど、「思っていることを正しく伝える」を徹底しましょう。
最初が肝心
美容院の場合、カットしながらある程度相談もできます。
進行具合に対して「そこはもっと…」、「ここはこんな感じで…」と指示することもできますが、1,000円カットの場合最初の相談以降は、比較的スピード感を持って進められます。
そのため、「何かあれば途中で言えばよい」ではなく、最初の段階で思っていることを伝えた方が失敗リスクは低いです。
1,000円カットはスピード感も重視しています。
そのため、最初のコミュニケーションでお客のニーズを聞いたら、自分なりに咀嚼し、ゴールに向かって一直線に進めます。
そのため、途中であれこれ伝えるとかえって理想から遠ざかる可能性があるため、最初の段階でしっかりと伝えておきましょう。
途中で伝えることは、あくまでも微調整程度です。
できないことを把握しておく
1,000円カットでできること・できないことを事前に把握しておきましょう。
パーマやカラーリングが難しいことは多くの方が御存知かと思いますが、他にも店舗によってはカットスタイルやバリカンの種類などが他の店舗より限られているケースもあります。
だからこそ安価に提供できる点が1,000円カットの特徴となりますので、できないことをやってもらおうとするのではなく、あくまでもできる範囲のことを依頼する必要があります。
フェードカットの場合、肝となるのは刈り上げ部分の段差です。
細かく刈り上げの長さを刻むとなると、対応していない1,000円カットも出てくることでしょう。
そのため、事前にできることとできないことを把握するとともに、依頼ができなかった場合のパターンを考えておくのも有効です。
まとめ
1,000円カットでもフェードカットは可能です。
ただし、美容院と全く同じクオリティを求めるのは難しいです。
1,000円カットはある程度コミットしていることがあるからこそ、他よりも安価でサービスを提供できていますので、その点を理解しておきましょう。
その点では、画像を見せるなどして「分かりやすく伝える」ことが重要です。